著者
松本 健次
出版者
社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維工学 (ISSN:18838731)
巻号頁・発行日
vol.19, no.5, pp.P341-P347, 1966-05-20 (Released:2010-09-27)
参考文献数
14
著者
藤田 正
出版者
社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械學會誌 (ISSN:18838715)
巻号頁・発行日
vol.14, no.7, pp.513-517, 1961-07-01 (Released:2010-06-17)
参考文献数
7

目的織方図における組織, ヘルド通し, 踏み順, ならびに釣順の記号を行列であらわし, それらの相互関係を行列の乗法によって求めた.成果意匠紙に記入された織方図の記号を尤素とよる行列をつくり, 行列の乗法によって織方図における組織, ヘルド通し, 踏み順および釣順の関係を明らかにし, 織方図のあらわす意義を数学的に説明すると共に, 織方図の作製を簡単明瞭にした.
著者
澁沢 賢 玉置 嘉男 高田 兼雄
出版者
社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.5, no.6, pp.318-323, 1952

研究目的従来の練篠機における取扱いの困難なる点、並びに機構的に複雜なる点等を改良して取扱いの上機構の上において従来の機械の観念に捉われず各種の改良を試みた。研究結果従来の練篠機に対して次の諸点について研究の結果、幾多の改良を行い好結果を得た。1.機械各部を全密閉式にして要所にはボールベアリングを使用、注油の手数を省いた。2.ギヤエンドはボツクス内に密閉して油中運転となし外側にダイヤルを設けドラフト変換を極めて容易にした。3.ローラウエートは油圧式として任意の荷重を与えることが出来るようにした。4.ローラゲージの変更はギヤエンドに関係なく出来るようにした。5.全停止装置を電気的とした。6.機械全体の回転を靜寂にすると共に無振動となつた。7.DHローラの駆動をギヤエンドボツクスよりシヤフトドライブ方式とした。8.トツプコーミング装置をカバ内に納め上面を平坦となし掃除を容易にすると共に外観上においても一段と精彩を放つようにした。9.アンダクリヤラを動搖式にした。10.トツプおよびボツトムローラの軸にニードルベアリングを備え運転のスムースとトツプローラの回転抵抗を少くしてスリツプを防止した。11.電気的任意定長停止装置を設けた。12.カレンダローラはスプリングにより任意の圧力を与えるようにした。
著者
河野 久雄
出版者
社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.17, no.7, pp.508-512, 1964

<B>目的</B><BR> 第1, 2報において得られた反応速度式の微分形および積分形を用いて最適経済計算を行ない, 実際の反応条件や, 反応装置の仕様を定める諸因子を決定する方法を求めること. <B>成果</B><BR> 8つの未知数, すなわち反応に要する時間θr (hr), 反応装置中の無水酢酸濃度cr1 (kg/m3), 有効反応面積Ar (m2), 繊維層の厚みω (kg/m2), この繊維層を吹き抜ける反応ガスの速度ν (m/min), この速度を実現するための送風機の風圧ΔP (kg/m2), 反応装置に供給される反応物質の量F (m3/製品kg) 反応ガスの排出量D (m3/製品kg) を定めるために, つぎの8つの関係式を誘導した.<BR>前報の結果と前後の状況より<BR>θr=α1/cr1, α1=mM1/mr/kc本文 (3) 式υ=β1ω, β1= (0.415ρg/ΔM) 1/1.36/ρg…(11)または= (561/ (tf-tg) M) 1/1.22/ρg のいずれか大きい方の値J=Arω'/θr=Arω'cr1/θr…(4) ΔP=β2w1.42υ1.48+β3υ2…(13) <BR>物質収支よりD=k1-a (k1-k2) /cr (a-b) -L…(5) F=k1-b (k1-k2) /cF (a-b)…(6) <BR>経済計算よりb= (α2-√α2α3/α2-α3)a…(8) 2.90β12.48β2ω3.9+2β31β3ω3=6120ηYrγ/1.47E (f1+f2)…(15) (記号については本文を参照されたい) <BR>これらの式より, 所要の量が定められ反応装置を設計することができる.
著者
樋口 健治 高井 英雄
出版者
社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.12, no.9, pp.609-613, 1959

研究目的繊維の引張試験では荷重一伸長線図が多くの場合直線とならないから, その弾性係数を一義的に決定することがむずかしい。本研究の目的は荷重一伸長線図にもとつく弾性的性質に検討を加え.あわせて変形量の広範囲にわたっ用使える弾性定量値を誘導することであり, 本報ではひずみと応力につい用考察を行なったものである.研究結果ひずみに対数ひずみεl=ln (l/l0/)を用い, また対数ポアソン比μl= (dr/r) / (dl/l) を細えることにより, 伸び率の大きい繊維の荷重一伸長線図が上に凸となっているのは, 必ずしも粘弾性的素質のみによるのではなく, 弾性的素因の変形によっても影響され用いることがわかった。したがって, 対数ひずみ, 対数ボアソン比によって適当な操作を加えれば, 荷重一伸長線図からかなり広い範囲にわたって, 適用しうる弾性定量値とし用の対数ヤング率Elを導出しうることが確認された.
著者
田畑 昌顕 石川 章一
出版者
社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.11, no.7, pp.447-451, 1958

研究目的スライバのむらおよびそのドラフレによる変化を解析的に論じるために, スライバ構造をどのように表現すればよいか研究する.研究結果スラィバ構造は繊維塊先端の配置と繊維塊構成本数, 繊維の有効長さおよび有効太さの頻度分布を示すことによって, ほぼ完全に表現されることを明らかにした。また繊維塊先端の配置と任意の長さyの区間中に含まれる繊維先端数間の変動との関係を明らかにし, かつ両者ともにランダム成分と複合調和波で近似される成分との和で表わされることを示した.
著者
松下 秀夫
出版者
社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維工学 (ISSN:18838731)
巻号頁・発行日
vol.20, no.8, pp.P612-P620, 1967-08-20 (Released:2010-09-27)
参考文献数
47
著者
萩原 忠
出版者
社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維工学 (ISSN:18838731)
巻号頁・発行日
vol.24, no.8, pp.P546-P554, 1971-08-20 (Released:2010-09-27)
参考文献数
7
著者
樋口 健治 高橋 秀年 平田 利英
出版者
社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.16, no.8, pp.609-616, 1963

<B>目的</B><BR> 1) サンプルカードによるローラカードの伝達関数の決定.<BR>2) ローラカードを閉ループで制御する際の最適調整条件の検討.<BR><B>方法</B><BR>1) 系の骨格は過渡応答法によって推測し, その時定数はフィードローラの回転を周期的に停転することによって長方形波入力を作り, その出力の分散より求める.<BR>2) ウエブむらが定常不規則でガウシャンノイズとした時の制御装置の最適調整値を求める. <BR><B>成果</B><BR> 1) ローラカードの伝達関数は, むだ時間をもつ1次比例系となった.<BR>2) ローラカードのように大きなむだ時間を持つ系にはPID制御がもっともよい.<BR>3) PD制御はP制御やPI制御よりむしろよい制御をする.
著者
野田 庄三
出版者
社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械學會誌
巻号頁・発行日
vol.3, no.7, pp.332-336, 1950

(1) 粗紡機のスイングモーシヨンによる不正ドラフトの傾向はリフトに対し一次的に変化する。 (2) スイングホイール又はチエンドライブによつては機購的にボビンの回轉数の変化を完全になくすることは出來ない。 これはベベルギャー2組で防止出來る。(3) (4) 粗糸斑はチエンドライブの方がスイングホイールより小であり、斑はシヤフトの位置を適当にして最小とすべきである。 (5) 太い粗糸を巻く時程不正ドラフト量の割合は増大する。

1 0 0 0 OA (5)糸の性質

著者
大沢 源一郎
出版者
社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維工学 (ISSN:18838731)
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.P72-P76, 1970-01-20 (Released:2010-09-27)
参考文献数
35

1 0 0 0 OA 繊維の密度

著者
清造 剛
出版者
社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維工学 (ISSN:18838731)
巻号頁・発行日
vol.21, no.7, pp.P458-P463, 1968-07-20 (Released:2010-09-27)
参考文献数
26