著者
青木 孝志
出版者
International Society of Life Information Science
雑誌
国際生命情報科学会誌 (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.416-427, 2003-09-01 (Released:2019-05-03)
参考文献数
37

伝統的東洋医学のなかに手技による外気功がある。これを機械化する挑戦-手技以上の能力をもち信頼性のある科学的・機械化装置を開発するという挑戦-が望ましい。この挑戦は、一方で、気とは何か、発気のメカニズムは何かという伝統的東洋医学の気の思想における命題を解く試みにも通ずるところがある。筆者は、気が発生するメカニズムとして生体の電磁気学的現象に基づいた仮説をたて、仮説に基づいた数種類の装置を製作し、装置から発生する干渉波を含む複合電磁波が惹起する治療効果等々の生理的作用効果を計測し検討した。これらの装置は、各装置の電磁波成分の種類・強度・成分比・周波数などの違いにより、それぞれ作用効果に特微か現れるが、総じて、これらの装置は、すべて治療効果を含む生理的変化を惹起した。また、一部の装置では、照射により非生命体のNMR、水の粘性係数、光学吸収に変化が起こることを確認した。非生命体に対するこのような効果と生体に対する治療効果を含む生理的作用効果は、気功外気によるものと類似性が認められた。従って、このような複合電磁波が気功外気に類似のものであることを示唆した。
著者
町 好雄
出版者
International Society of Life Information Science
雑誌
国際生命情報科学会誌 (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.69-74, 2001-03-01 (Released:2019-04-30)

特製トルマリン粉末をポリエステルに練り込んだ糸を用いて布にした場合と、単にポリエステルのみで作られた布を使った場合の人体に与える効果を生理測定を行った。その結果、人体を遠赤外線効果で暖める効果があることがわかった。また、脳波からも心電図のR点電位の変化からも副交感神経系が優位になっており、GSRからもその効果が理解できた。また、血圧、血中酸素濃度にも良い効果やGSRからもリラックスさせる効果があることがわかった。
著者
境田 英昭 小久保 秀之 山本 幹男 平澤 雅彦 河野 貴美子 町 好雄
出版者
International Society of Life Information Science
雑誌
国際生命情報科学会誌 (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.276-282, 2000-03-01 (Released:2019-04-30)
参考文献数
5
被引用文献数
1

気功は、中国の心身鍛練方法の一種と言われている。その気功練習者の身体からある周期に変調された放射赤外線が検出されたという報告がある。さらに、その周期は呼吸周期と一致するという報告もある。著者らは、放射赤外線を検出する装置を自作し実験を行った。この放射赤外線検出装置においても放射赤外線に呼吸周期と一致する周期が測定された。また、放射赤外線は皮膚表面温度と深く関係しているので、皮膚に直接温度センサを付けた実験も行われた。このセンサにおいても呼吸周期と一致する周期が測定された。また、他の分野で、皮膚表面温度から呼吸数を推定する研究報告がある。本研究によって、気功時における放射赤外線の変調は、呼吸の変化が皮膚表面温度の変化として表れたことに起因すると示唆された。
著者
豊田 茂芳
出版者
International Society of Life Information Science
雑誌
国際生命情報科学会誌 (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.455-460, 2006-09-01 (Released:2019-05-03)
参考文献数
3

手術に対する不安や緊張は、手術を予定された患者にとって精神的ストレスとなる。自然療法の1つであるバッチフラワーレメディの中の1つであるレスキューレメディが、各種のストレスに対して緩和作用があると言われている。そこで今回、レスキューレメディが麻酔前投薬に有用かどうかを検討した。ランダム化比較試験を二重盲検法にて行い、レスキューレメディ使用群と対照群に分けた。測定は服用回数及び手術室入室時の血圧及び心拍数、VAS (視覚的評価スケール)を用いた不安・緊張度(A-VAS)を手術前日と手術室入室時に行った。心拍数に関して、レスキューレメディ使用群は対照群と比較して減少傾向を認めた。服用回数については、レスキューレメディ使用群は対照群に比較して有意に低下した。レスキューレメディには手術時の不安や緊張を和らげ、麻酔前投薬になり得る可能性が示唆された。
著者
崔 舜翔 亀井 勉 小林 洋子
出版者
International Society of Life Information Science
雑誌
国際生命情報科学会誌 (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.82-83, 2013-03-01 (Released:2018-12-11)

【目的】薬物を一切使わずに、気功入静法、刺絡療法と催眠療法の三者の同時導入により、摂食障害の諸症状の著しい改善が見られた一症例を報告する。【材料と方法】35歳、女性、幼児ごろより周りからのいじめ、未成年時の家出により、14歳から現在まで21年間摂食障害を患う。主な症状として、食事に対する恐怖心と罪悪感、人との外食や出勤時の食事ができず、仕事から帰宅すると暴食し、その自覚もなく、過食と嘔吐を繰り返す。また、20年以上の不眠症、左腹部の鈍痛感、呼吸困難に陥いたりする。鍼灸、整体、マッサージ、催眠療法、瞑想等各種治療法を試みたが、改善は得られなかった。2012年11月から、当院で気功入静法、刺絡療法と催眠療法と3つの組合せ治療を受ける。気功入静法は、徐々に時間を初回の15分から最長150分まで延ばし、呼吸法を行わずに、「人天合一、物我両忘」の虚無境界に入る方法を指導した。気功入静法のみを通じて摂食障害の要因ときっかけを探ることにした。刺絡療法は3回目以降から12正経の井穴に、自宅で週2~3回程度に行うように指導した。催眠療法は、3回目から1回約20分行い、気功入静法を実践するにつれて健康意識が自然に高まるという一般的な暗示を入れた。【結果】治療開始から今までの2ヶ月間計9回の治療(1回治療3時間)を経って、現在嘔吐はまだ多少あるものの、食事量が過食時の三分の一まで減り、上記の諸症状すべてが消え、著しい改善が認められた。【考察及び結論】中医理論では、喜・怒・思・憂・悲・恐・驚などの感情が行き過ぎると、陰陽のバランスの崩れ、気血の運行の乱れと臓腑の機能失調をもたらし、疾病を起こすとされる。本人が5回の指導と治療によって気功入静法をマスターできたために、気功入静による心理的障害の除去と健康増進の効果が現れたと考えられる。また、全身12経絡への刺絡療法によって自律神経と体性神経の異常亢進を抑制でき、そして、催眠療法によって健康意識が高まった。この三つの療法の相乗効果によって行き過ぎた感情が調整されたことが陰陽と気血及び臓腑の機能の改善につながり、結果的に摂食障害の諸症状の顕著な改善につながったと考えられる。
著者
樋口 雄三
出版者
International Society of Life Information Science
雑誌
国際生命情報科学会誌 (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.295-298, 2006-09-01 (Released:2019-05-03)

現代医療は最高の水準にあり、検査機器も高度に発達しているにもかかわらず、病気が治らないのは現代医学が病気の本質を捉えていないからである。精神的ストレスや生活習慣の誤りなどによるものは現代医療で治療できるが、残りは気の不足と滞り、霊障によるものである。近年ようやく代替医療が取り入れられ、統合医療が行われるようになってきたが、それでも不十分でさらに霊的施療を加えた高次元医療でなければならない。高いレベルの氣功師や霊的施療によって著しい効果が認められた症例を紹介する。
著者
青木 孝志 足達 義則
出版者
International Society of Life Information Science
雑誌
国際生命情報科学会誌 (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.133-139, 2007-03-01 (Released:2019-04-30)
参考文献数
5

暗記や勉強を行うときは、室内を歩き回りながら行うと効果的であるといわれている。しかしパソコン作業などのデスクワーク中に歩き回ることはできない。デスクワーク作業中に可能な運動としては微小揺脚運動(貧乏ゆすり)が考えられる。しかし、これは歩行に比べだらエネルギー消費が非常に小さくなる運動規模の非常に小さい運動である。本研究では貧乏ゆすりが良導絡(電気的な経絡)の自律神経活動に与える効果をノイロメトリー法による皮膚電気反応測定により吟味した。被験者は22-23歳の健康な男子10人である。運動時間は4分間である。貧乏ゆすり前に4分間、貧乏ゆすり後に8分間のノイロメトリーを行った。貧乏ゆすり前に比べ運動後の初めの4分間は良導絡の皮膚電気伝導が上昇した。次の4分間に大略元に戻る傾向があった。従って貧乏ゆすりのような小規模な運動といえど、統計的有意に良導絡自律神経活動を活性化することが示唆される。また、良導絡自律神経情報系LH_2およびLH_3に影響が大きく現れる傾向が見られた。逆に、 LH_5およびLH_6への影響は比較的小さい傾向があった。
著者
鈴木 昭二 足達 義則 青木 孝志 川口 雅司
出版者
International Society of Life Information Science
雑誌
国際生命情報科学会誌 (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.163-170, 2010-03-01 (Released:2018-12-18)
参考文献数
4

本論文では、負性インピーダンス変換器(NIC)を用いた等価回路決定法における測定回路の改良を提案している。この方法では、一箇所の測定が数分でできる利点がある。測定原理は、OPアンプの仮想接地の概念を利用し、非接地キャパシタンスCだけの回路にしておき、それを外部に付けたコイルと共振させて、その共振周波数からCの値を測定している。改良された測定回路では測定精度も改良されている。
著者
大門 正幸
出版者
International Society of Life Information Science
雑誌
国際生命情報科学会誌 (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.104, 2018 (Released:2018-12-07)
参考文献数
27

Ohkado and Ikegawa (2014)やOhkado (2015)で示したように、1960年代にイアン・スティーヴンソン博士が開始した過去生記憶を語る子供達の調査・研究は、中間生記憶や狭義の胎内記憶、誕生時記憶と合わせて、「脳還元主義では説明できない記憶の研究」として包括的に扱うことが可能である。本稿では、これらの記憶の総称として、池川明博士が提唱し、広く知られるようになった「胎内記憶」という用語を用いることにする。胎内記憶研究について提起される批判のひとつは、子供が記憶について語り始めた時点から調査が開始される時点までに時間差があるために、周りの影響によって子供の記憶が変えられてしまっているのではないか、という懸念である。一般に、子供が大人よりも被暗示性が高いという事実を勘案すると、この問題の克服は胎内記憶研究にとって大変重要な課題であると言える。本稿では、そのような問題に対する対策の一つとして、胎内記憶を語ったことのない子供に記憶について訊ねる場面を録音する方法を提案したい。
著者
橋元 慶男
出版者
International Society of Life Information Science
雑誌
国際生命情報科学会誌 (ISSN:13419226)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.4, 2018 (Released:2018-07-26)
参考文献数
7

:笑いの効果には、①生理的効果(ストレス解消効果、坑炎症効果、鎮痛効果、抗ガン効果等)、②心理的 効果(気分転換の効果、緊張の緩和、カタルシス効果)、③社会的な効果(対人間の距離を縮め、社会的な相互 作用を促進する効果、集団の凝集性、仲間意識を強める)などが上げられている1)。Norman Cousins は1964 年 強直性脊椎炎の難病で10 分間の笑いが2 時間以上の痛みのない睡眠をもたらし難病を克服し社会復帰した笑い の効用が報告されている。カタリア博士の創案したLaughter yoga による心身に及ぼすストレス軽減効果とスト レスを緩和する睡眠との相関性も考察する。