著者
齋藤 佑樹 長山 洋史 友利 幸之介 菊池 恵美子
出版者
日本作業療法士協会
雑誌
作業療法 (ISSN:02894920)
巻号頁・発行日
vol.36, no.3, pp.299-308, 2017-06-15

要旨:本研究では,ADOCが作業療法面接に与える影響について検証した.ADOCは作業療法士とクライエントが協業的に面接評価を行い,作業療法目標を立案・共有するための面接ツールである.Webアンケート調査で,5名の予備調査インタビューから得た3つのカテゴリー(①セラピストの知識・技術,②セラピストの自信,③クライエントの状態)を基に,全34問の質問紙にて調査した.ADOCの使用経験者188名の回答を分析した結果,作業療法初心者には作業に焦点を当てた実践を追求したいと思う動機的側面にプラスに作用し,経験者では認知症や失語症など意思疎通が困難なクライエントと意味のある作業を共有する自信がついたとの回答が多いことが明らかとなった.

言及状況

外部データベース (DOI)

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ADOC が作業療法面接に与える影響─ Webアンケート調査による探索的研究─https://t.co/0bxuot2Srx
ちなみに、学術誌作業療法では、「抄録集の引用」はありえます。 2017年6月号掲載のこれの四番目の引用文献は、作業療法 20(特別1号)からで、特別号はたぶん抄録集なんじゃないかなぁ。 https://t.co/TBlOF36uW1

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