著者
堀 雅明 中井 斌
出版者
Japan Health Physics Society
雑誌
保健物理 (ISSN:03676110)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.1-11, 1976 (Released:2010-02-25)
参考文献数
37
被引用文献数
1 1

Genetic risk assessment for potential hazard from environmental tritium to man becomes important with increasing nuclear-power industry. The purpose of this short review is to discuss the possible genetic effects of tritium from a view of genetic risk estimation.The discussion is based mainly on our experimental results on the chromosome aberrations induced in human lymphocytes by tritium at the very low-level. The types of chromosome aberrations induced by radiation from tritium incorporated into the cells are mostly chromatid types. The most interesting finding is that the dose-response relationship observed in both tritiated-water and tritiated-thymidine is composed of two phases. The examination on the nature of two-phase dose-response relationship is very important not only for the mechanisms of chromosome aberrations, but also for the evaluation of genetic risk from low-level radiation.

言及状況

外部データベース (DOI)

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この論文だと5μCi/ml以上の濃度で、トリチウム水の有害性が有意です マウスではなく、ヒトの細胞を使っているので信頼度は高いですね 古い論文なので、福一事故や東電に対する忖度もないでしょう。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhps1966/11/1/11_1_1/_pdf/ >1キュリーは厳密に370億ベクレルに等しい。 https: ...

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この論文読んでも「規制値まで薄めても危険」とは書いてありません。低濃度における影響は単純な高濃度からの外挿では見誤りますよというお話

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@U2rm41vNwB5AgpP ピリミジンはなんだったか? なかなかチミジンが頭から離れませんで、あの1970年代の論文 https://t.co/FVuw9Yykz9 低レベル・トリチウムの遺伝的効果について の時にけっこう何か所もでておりました。印刷はけっこう前にしていたのですが、年末年始にしかと世んでみます。
https://t.co/FVuw9Yykz9 5㌻ この図か ら, 3H一チミジンの染色体異常誘発の効 果は トリチ ウム水の場合に比べ て, 約100倍 ほど高いことがわかる。 100倍か
ちょっと説明がいるネタがありますね/こちらを読んでいただくといいかなhttps://t.co/FR6afAeE4P 一部で誤解され人気の「トリチウムで染色体異常が」論文ですが、DNA切っちゃうけど修復されるよと / https://t.co/Po8xO8oJQM
なんとなくこの論文の話になるかなと準備しておく https://t.co/FR6afAeE4P よく引き合いに出される「トリチウムで染色体異常が」という論文ですが、ちゃんと読めば「だからちゃんと許容値まで薄めるのが大事よ」と書いてあります
@ztkszero @wizard_sp @shirasaka_k @NATROM 専門家ではないので難しいですね(笑) それを日本語くくりにして得意満面に馬鹿にしてる様子が伺い知れます
https://t.co/FVuw9Yykz9 違った。
@Ngx4SnCh9v4Eqp2 1975年論文(受理は翌年ですが) 5㌻ https://t.co/phv9206LTb 3H一チ ミジ ンの染色体異常誘発 の効 果は トリチ ウム水の場合 に比べ て, 約100倍 ほ ど高い こ とがわか る。 これもトリチウム・チミジンだったのか
@Ngx4SnCh9v4Eqp2 (↑なお、上で引用されているツイートに貼り込まれている1974年10月8日付の朝日新聞東京版夕刊の記事の画像は途中で切られていますのでご注意下さい。 以下の部分に論文が出てきますね。 https://t.co/phv9206LTb https://t.co/IzEyrQID3U
@mayoi089 @Ngx4SnCh9v4Eqp2 @9Zk6vdycuDlULCW 横からすんません。 ここに元論文がありました。 https://t.co/FVuw9Yykz9 1977年にしては進んだ印象のあるものですね。
@intellipunk https://t.co/fRScRaHvQK それと、あなたの読んでいたブログで取り上げられていた研究はこっちでしたね。
トリチウムもこれがありましたね。 https://t.co/FVuw9YPnB9 低レベル・トリチウムの遺伝的効果について 特に 染色体異常を中心に こちら詳しく書かれています。 https://t.co/S244KDIoP0
@namiekuwabara 原論文これですね。今でも読めますね。 https://t.co/mbClfagmW7
@arclight2011 https://t.co/SlA4EGOgAP https://t.co/59y0oOwqWf https://t.co/hBMZqvTKIz https://t.co/WaUR25B7Jo
ちなみに違う見方というのは、0.01μCi/ccではなく0.001μCi/mlになっているものがあるから。 ただどう見ても0.01μCi/mlが正しいだろう。後から訂正されたと考えられる。 https://t.co/fRScRaYySK https://t.co/2nFtRcRXKf
このトリチウム論文もそれほど時期はずれていない。 https://t.co/FVuw9YPnB9 低 レ ベ ル ・ ト リチ ウ ムの 遺 伝 的 効 果 に つ い て 1976年1月30日 受理
ここを探しておりました。 https://t.co/S244KDIoP0 論文もまだありました。 https://t.co/FVuw9YPnB9 一度は見たような気がしないでもない。
フォロワーさんから教えていただきました。 https://t.co/oNDH55rF0M の 6頁。 「ここに問題 とな るのは低線量域の線量効 果 で あ っ て,高線量域の約1/10ヒ ットの線量効果 しか示 していな い。これに対する解釈として,いくつかのモデルが考え られる。」
@tonarinomayu 18-20PBqは言い過ぎた。そこは訂正。 フランスのラアーグは2014年に12.7PBq海洋放出しました。 又、昭和40年代にヒトリンパ球の培養にトリチウム水を加えた実験https://t.co/mqNZbIz1vK 濃度37万Bq/Lまではトリチウムの有り無しで、染色体異常の発生に統計的な差異が無いことも分かっている。 https://t.co/Sc421U40zR
その研究で(80年代ではなく76年 https://t.co/MdDF55cn5s)、実験室レベルで影響を観測するだけでも1億Bq/L以上の濃度が必要だと分かったのだが。 https://t.co/5MMWwnS2WH
@smaru_org @kikumaco そんな研究結果があったのですか? トリチウムが染色体異常を引き起こすという下記のような論文は見たことがあるのですが。 https://t.co/0Nub8uPVPU
論文の結論には「トリチウムの許容量付近のきわめて低レベルの濃度より高濃度のレベルに至る, 線量効果関係の詳細な定量的データを得た」とある。 その範囲に放出基準の60,000Bq/Lを含むからといって、危険が実証されたと考えるのは大きな勘違いだ。 https://t.co/fRScRaYySK
この論文読んでも「規制値まで薄めても危険」とは書いてありません。低濃度における影響は単純な高濃度からの外挿では見誤りますよというお話 https://t.co/SrNTsSIPLx
https://t.co/0itWgWs2TF とりあえず 原論文ぽい https://t.co/HvKNaRAuUe
@k2cyan @arthurclaris これが元の論文「低レベル・トリチウムの遺伝的効果について:https://t.co/tOorUk0oMy」 この論文以前はトリチウムによる低線量域での定量データがなかったので高線量照射についての定量データから外挿していたという事ですね。
@kazooooya 中井&堀(1976)http://t.co/QpdBlXh305 のp.5の左下、図6のグラフも面白い。横軸にトリチウム水濃度(単位がμCi/mlなので注意)、縦軸に染色体異常の頻度を取ってグラフを描くと途中で勾配が変わって二相性を示します。
染色体異常を起こす低レベル・トリチウム 放射線医学総合研究所遺伝研究部 http://t.co/l9uprTp6D9 https://t.co/ecjj7UywN0
Take a look. Genetic risk assessment for potential hazard from environmental tritium to man http://t.co/l9uprTp6D9 https://t.co/oaZ6aMmzNc
低 レベル ・トリチウムの遺伝的効果について 特に染色体異常を中心に https://t.co/mbClf9YdHZ / 堀 雅明, 中井 斌 1976
低レベル・トリチウムの遺伝的効果について 放射線医学総合研究所遺伝研究部 Potential hazard from environmental tritium to man http://t.co/l9uprTp6D9 http://t.co/BRnzx50KlW
「トリチウムはごく低濃度でもヒトリンパ球に染色体異常」と放医研が発表したという40年近く前の朝日新聞記事(写真と書き起こしhttp://t.co/5JrBwbHkaN )この発表は1976年に和文論文になっていたhttp://t.co/QpdBlXh305

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