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投稿一覧(最新100件)

[思想] 「本書はこの欲動を多様体で、構造を構造群で、仮象を商空間で表現することを試みる。言い換えれば本書はフランス現代思想を主ファイバー束という数理で表現する試みである」
[文学] 「村上春樹と井戸の関係は、もしかしたらローマにルーツがあるのかもしれない」。『ノルウェイの森』が書かれたレジデンスの近くに井戸があるという。文:山﨑眞紀子。
[文学] “十九世紀後半から二十世紀初頭にかけて大陸ヨーロッパで流行した「温泉保養地文学」ではこれら温泉保養地は、ギャンブルと自由恋愛の悪徳の場所として描かれることが多い”(小鹿原敏夫)
[哲学] 「存在論と政治学は完全に一致する」(『身体の使用』より)。著:中村 魁。『ディアファネース : 芸術と思想』第6号。
[哲学] “イタリア人はヘーゲルの「哲学し始めるということはスピノザ的に考えるということである」という言葉に深い意味を感じてきた”
[社会] “今や「ジェンダーレス男子」は、その「男らしさ」で承認され、「女らしさ」でジェンダーを強化する。このアイロニーこそが「ジェンダーレス男子」現象なのである”。卒業論文とのこと。文:吹野 蛍。
[哲学] フランスで出版された日本哲学アンソロジー『Philosophie japonaise. Le néant, le monde et le corps(日本哲学 ―― 無、世界、身体)』について。文:杉村靖彦。
[文学] “《作品のなかに姿を消す》ことを理想とする、言いかえれば、作品によってのみ生きることを宣言した「没個性」の詩学は、(ジョヴァンニ・)ヴェルガの…すべてを集約するもの”(北川忠紀)
[哲学] 「(類書との違いの1つとして)ドゥルーズのモノグラフ類と対決する際のスタンスが挙げられる」。文:原塁。
[歴史] 腐敗しない死体があるのは、死後も(「魂」とは別の)「霊」が肉体に残っているため、などの説があったという。文:森口大地。
[哲学][芸術] “ショーペンハウアーは…、「単なる表象」の一つである「色彩」を、理念(プラトン的イデー)を表現する「媒体」と記述している”。著:鳥越覚生。
[文学] 「ダンヌンツィオにとって,はじめカルドゥッチは言葉だけではなく新しい自由の指導者でもあったが,次第に束縛となる」。著:内田健一。
[哲学] “本論ではドゥルーズが「マゾヒズム」と呼ぶ概念が(スキゾフレニーではなく)自閉症に近く、「サディズム」と呼ぶ概念がスキゾフレニーに近いことを示す”。著:志紀島啓。
[文学][哲学] 連続講義「やっぱり知りたい! シェリングとドイツ・ロマン主義」の第2回「産出的構想力の発見--シェリングの精神哲学」の文章化。著・加藤紫苑。
[文学] “ヴェリズモ期のヴェルガは人の運命の「グロテスクさ」を表現しようとした。それは、運命を結果から合理化することなく、個々人にとってその瞬間限りの出来事として捉えられる偶然性”(倉重克明)
[文化] 当時のゲームプログラマーたちは「(歳をとって)頭が固くなるとビデオゲームは作れそうにない」という考えだったという。文・鈴木真奈。
[IT] 文・安岡孝一。週刊アスキー (2015), 1059: 30-31の転載。
[哲学] 「快楽の幸福とその中での自己と他者の統一は長続きせず、快楽の主体は必然性に突き当たり、没落する」。著:竹島あゆみ。
[映画] 「(是枝映画の)登場人物たちは風呂の水を共有することで家族になっていくのである」
[文学] 「触覚や嗅覚、聴覚による椅子の中の恋とは、視覚に頼らない多様な知覚手段を通じ、心理的盲点にとらわれない認識を試みた結果である」(宮本和歌子)
[技術] “(1871年のタイプライターでは)数字の「1」としても使用される「I」は、年号の「1871」が打ちやすいよう「8」と「7」のそばに移動されていた” ←へぇ〜。
[文学] 芥川と谷崎潤一郎は、共にクローチェに大きな影響を受けながらも、「小説の筋論争」では全くかみ合わなかったわけだから、面白いものですね。
[文学] これらの誤訳は文庫本では修正されたのかな?と探してみたら、まだ文庫化されていないのね…。谷口勇 著。
[文学] これらの誤訳は文庫本では修正されたのかな?と探してみたら、まだ文庫化されていないのね…。谷口勇 著。
[文学] “「アンパンマン」は、フランケンシュタインの創造した怪物のように、様々な材源が繋ぎ合わされて生み出された作品となった”
[哲学] イタリアの思想を特徴づけるパラダイムは、「敵対と内在との連関」「歴史の秩序と直線的な時間のあいだの断絶」「共同(非人称)」だという。ロベルト・エスポジト。
[思想][医療・健康] “本論は…『夢解釈』の冒頭にかかげられた銘, 「天上の神々を説き伏せられぬのなら, 冥界を動かさん」から出発して, …フロイト思想に新たな光を投げかける試みである”(上尾真道)
[文学] クローチェは「英雄気取りの倫理観と政治的・愛国的叙情詩調」のない(時期の)ダヌンツィオだけを評価したという。文:國司航佑。
[文学] クローチェは「英雄気取りの倫理観と政治的・愛国的叙情詩調」のない(時期の)ダヌンツィオだけを評価したという。文:國司航佑。
[哲学] 「終わりはあるもののいつ終わるかわからない開かれのなか、死の瞬間はつねに可能であり、その意味で切迫している」。文・吉松覚。
[思想] 「分裂症的コギトとは、統覚がうまく構造化されていないというまさにそのことによって、通常は不可視なものにとどまる次元を可視化するもの」(渡辺洋平)
[映画] “ズーム・ショットが…「奥行き」という概念を,平面上の外面描写において無効にするだけでなく,主人公の内面描写においても無効にしてしまう”
[音楽] 「ソルフェージュ」の語源は「ソからファまでの音階」の意味とのこと。ある時期までは「ソ=Γ(ガンマ)=G」が音階の起点だったようだ。藤村昌昭。
[音楽] 「ソルフェージュ」の語源は「ソからファまでの音階」の意味とのこと。ある時期までは「ソ=Γ(ガンマ)=G」が音階の起点だったようだ。藤村昌昭。
[映画] 2015年2月、『親密さ』『なみのおと』上映後。司会:ミツヨ・ワダ・マルシアーノ。
[文化][海外] 「図書館に関する法とは,国家が図書館をどう見ているか,その図書館思想を鏡に映したもの」「しかし残念ながら日本の図書館法はその思想を持たない」
[文化][海外] 「図書館に関する法とは,国家が図書館をどう見ているか,その図書館思想を鏡に映したもの」「しかし残念ながら日本の図書館法はその思想を持たない」
[歴史] まず1925(大正14)年の創刊1号、2号が公開。1号には宮﨑市定の原稿などもあるけど、広告が面白い。岩波書店はさもありなんだが、「帝國大學御用」の洋服屋とか。
[文学] “アリストファネス喜劇は,ジェンダー区分の揺らぎを演出することで,「男らしさ」が男性の身体に固有のものではなく社会的な構築物であることを示している”(栗原麻子)
[文学] 「(ガリレイは、)タッソの方がより美しく思われるが、アリオストの方が好きだと言うのであった。そして前者はことばを、後者は事物を語っていると付け加えた」(ヴィヴィアーニ)。小林満。
[文学] 「(ガリレイは、)タッソの方がより美しく思われるが、アリオストの方が好きだと言うのであった。そして前者はことばを、後者は事物を語っていると付け加えた」(ヴィヴィアーニ)。小林満。
[思想] 京都大学『あいだ/生成』第4号。篠原資明「建築の哲学: カッコ嬢との対話」、旦部辰徳「大正期文学における私秘的空間への<眼差し>の二相: 稲垣足穂と佐藤春夫、二人の<家>小説の比較を中心に」ほか。
[文学] マンゾーニの小説『いいなづけ』で、「著者の一人称複数」は客観性を演出し、「共感の一人称複数」は読者を巻き込む。霜田洋祐。
[文学] “ベケットとジョイスに共通する「隠喩・擬人化批判」がヴィーコの「幼児」や「子供」の形象に媒介されていることを解明した”(木内久美子)
[文学] 菊池慶子。ダンテ『神曲』とジョイスから導き出した煉獄のモデルが、“旅をする二人組の「生」と空間の支配概念である「死」のせめぎ合いとして設定されている”
[思想] “「外の芸術論」で問題となった「外」とは、主体の外部であったのに対して、「外の美学」で問題となる「外」とは、主体を別様に変形させようとする外部である”。武田宙也・博士論文要旨。
[社会] 篠原資明・著。「かわいい」とは、「着せられる」という根源的受動性(衣服内存在)を基調として、「着る」-「着せる」-「飾る」 の系列を過剰なまでに増幅させるもの。
[思想] “メランコリーによって獲得しようとしたような、あらゆる変化「を超えた」永遠などはありえない。獲得できるのは、変化「を通した」永遠…”(岡本源太)

2 0 0 0 OA 角とマント

[海外][文学] 文・増田裕美子。西洋では寝とられ亭主は角が生えるという言い方があるが、これは怒りで生えるという意味なんだろうか…。また、「夫に青いマントを着せる」という言い方もあるそうだ。
[文学] カルヴィーノが『狂えるオルランド』から受けた影響は、「ばらばらに分裂し、混乱した無秩序な状態にあるものをひとつの統一された構造物に、秩序ある状態に導こうという試み」か。脇功氏。
[哲学] ロバが話し始め、アカデミーへの入会と教授への任命を要求する。岡本源太・訳。
[哲学] “「英語のストックが資本と同義語である」という事実、を確認しておくことは決して無駄ではないだろう”。“マルクスはドイツ語の'Stock'つまり「棒」の含意を仄めかしている”
花本知子 東京外国語大学 博士学位論文。審査結果は http://www.tufs.ac.jp/common/is/kyoumu/pg/pdf/hanamoto-tomoko-shi-kekka.pdf
ベルトルッチ製作ということで見た映画『愛の勝利』は、結局いまいちよく分からなかったが、こういう論点を参考に見直したら発見があるのかも。