TAGA Yoshitaka (@TagaYoshitaka)

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URL貼るの忘れていた。 https://t.co/mYFSsMbdhk 国会図書館はDOIもある: 10.11501/919154 https://t.co/d0kJSO8ovR
@flute23432 総九九を入れた黒表紙第三次修正(1924 大13)を塩野が主導したとされています。 https://t.co/DwnZ0zMpSR 黒表紙大三次修正では、立式では被乗数×乗数なのに、九九では逆九九を入れて、乗数・被乗数です。 緑表紙から、九九でも被乗数・乗数です。 https://t.co/QW9IfvZcHg
塩野直道(緑表紙の人)が主導して、大正末に小学校の掛算を作り変えた。それについての解説: > 算術書の總九九に於ては, 常に「乗数」「被乗数」「積」の順に九九を唱える。例へば、 > 4銭×2 = 8銭 …… 二・四 8 > 2銭×4 = 8銭 …… 四・二 8 https://t.co/yxbpeJmexR
明治はじめの九九: 半九九(片九九、制限九九)、昇順、一の段もあるので 9 + 8 + ... + 1 = 45個。 吉田庸徳. 1879. 『新撰算術 : 一名・開化塵劫記』至誠学舎. https://t.co/jNJlUJwd1G

18 0 0 0 OA 新編塵劫記 3巻

江戸時代のはじめの九九。 半九九だが昇順。m×n で 2≦m≦n なので、8+7+…+1= 36個だけ。 吉田光由. 1641? 『新編塵劫記』. https://t.co/ryCpuipNP3

1 0 0 0 Primers. 1, 2

斎藤秀三郎の 1897^2 First English Primer https://t.co/2ootN4CHvX が見られないのは、なぜだ。(近場の図書館に行けばいいのだけど) 1909 Middle-school English Lessons https://t.co/XVSj8Qm92N は見られるのに。
斎藤秀三郎の 1897^2 First English Primer https://t.co/2ootN4CHvX が見られないのは、なぜだ。(近場の図書館に行けばいいのだけど) 1909 Middle-school English Lessons https://t.co/XVSj8Qm92N は見られるのに。

3 0 0 0 OA 級数概論

まだ用語集・英和辞典をみていないが、教科書で古そうなのは次のもの。 林鶴一 & 小倉金之助. 1912. 『級数概論』(数学叢書、 第14編). 大倉書店. https://t.co/AAO0S9DFIX この段階では「数列」と「級数」の使い分けがあるのだが、この教科書では「級数」をおそらく定義している部分が欠けている。

1 0 0 0 OA 高等微分学

国会図書館DCであさった範囲だと、1910年代からは「数列」があるよう。少し後で 竹内端三. 1922. 『高等微分学』裳華房. https://t.co/FjQDUdXPEb > 初等代数学にして知れる等差級数、等比級数の如きは最簡単な数列の例なり。(p.119) > 一般にかくの如き和の形式を指して級数と称す。(p.120)

1 0 0 0 OA 社会学

Giddings. 1898/1906. The Elements of Sociology/社会学. https://t.co/vSkY0koHuz https://t.co/Kt8LPoVVb4 民族 population 種族的社会 tribal society 「種族」= tribe の対応。 「部族」(歴史用語から人類学用語へ)が差別的だというので人類学が「種族」に言い換えたのに意味はあったのか。
「語族」の誤用の古い例を国会図書館DCで探した。 田口卯吉. 1904. 『破黄禍論 : 一名・日本人種の真相』経済雑誌社. > 日本人種はアリヤン語族に属するものなり https://t.co/mM9PDXtilJ [アリヤンに傍線] 上田萬年の帰国から10年ですでにあるのか。
補足すると「実」は《被除数》dividend、「法」は《除数》divisor の意味でも使う。藤澤の 『数学用語英和対訳字書』では、不思議なことに除法での「実」「法」は書いてあるが、乗法でのものが書いてない。 https://t.co/4dkMeariNR
数学用語の「被乗数」「乗数」がおもしろいのは、すでに対応する「実」「法」があったのに、multiplicandを翻訳借用して「被乗数」に、multiplierを意味借用して「乗数」(もとは《因数》の意味)にしていること。URLは両方書いてある 1889年の教科書。 https://t.co/7tnbfzRe7x
@tarookung 数学者も調べずに書けば誤るという見本です。「乗数」「被乗数」は少なくとも1889年の藤澤利喜太郎編 『数学用語英和対訳字書』からあります。藤澤やその弟子である高木貞治が書いたものを含め、戦前の検定中等教育算術教科書の多くは「乗数」「被乗数」を説明しています。 https://t.co/GBjZjvXF5R
日本語における「乗数」「被乗数」の現在の意味での初出は 『日国』にある範囲でも、1889年の藤澤利喜太郎 編 『数学用語英和対訳字書』。それぞれ multiplier, multiplicand の訳語。この藤澤がヨーロッパの数学教育を輸入して日本の算数・数学教育の基礎を作った。 https://t.co/GBjZjvXF5R

15 0 0 0 OA 新式算術教科書

欧米の算術で古くは、累加でかけ算を定義してきた。そのため、量(名数)×数(不名数)はありえても、数×量は未定義なのでなかった。数×数のときのみ交換則が成り立つ。こういう体系を高木貞治などが輸入して、日本の算数・数学教育を作ってきた。 https://t.co/qMGKvxkAjq https://t.co/KIG9at7JP3
同年の 『新定国文読本参考書』 5 Vols. では Vol. 1 の Ch. 38 が「最後の授業」。「わが國語」はどの巻にもない。 https://t.co/OKn1twlS5n
『新国文大綱備考』(1928)という国語教科書の解説本、1章が上田萬年の「わが國語」、2章が菊池幽芳訳「最後の授業」なのか。元の 『国文読本』の配列はどうなっていたんだろう。 https://t.co/n3EWXi7nXI
言語獲得や言語起源論も研究してきた人。例えば、 正高 信男. 1991. 『ことばの誕生 : 行動学からみた言語起源論』東京: 紀伊国屋書店. https://t.co/Kq4hV5q7l3
This is a pen. 国会図書館DCで掘れた範囲で一番古いのが、斎藤秀三郎, _Middle-school English Lessons_, no. 1, rev . ed. (興文社, 1909[明治42]) https://t.co/XVSj8QDc4N 斎藤の _Primers_ (金港堂, 1896) まで、遡れるの可能性が高い。改版(1897)はDCにあるが限定送信で、見られない。

647 0 0 0 OA おほかみ

国会図書館デジタルコレクションで「上田萬年」を検索したときに、一番古いのが『おほかみ』(1889年、グリム童話の「オオカミと7匹の子ヤギ」の翻訳) https://t.co/kc3sX5OJHA なのか。表記に工夫。例えば、2字で長母音を示すときに〈云-ふ〉のようにハイフンを入れ、左ルビで〈ユー〉と読みを示す。
《基準量》の意味の「母数」は、戦後も使われ続けている。割合を出すときの《基準量》の意味である。国会図書館で拾えるものでは、木原健太郎(1977) https://t.co/0aM7Uk5zWB などがある。
これの〈*〉を〈×〉に置き換えて、ふつうの言葉で説明すると、「お前は数学を理解していない」と騒ぎ立てる人がいるのだが、元ネタの元ネタである、小学教員養成課程の教科書を書いた人にこそ「数学を理解していない」という批判を向けて欲しい。 https://t.co/Xkq0gmjyG5
「歩合算」で「母数」を使うのは例えば次のものです。 長沢亀之助 編『算術教科書 : 中等教育』(三木書店, 1899) p. 107 https://t.co/qHVEaoNimy 「母数」「子数」、「元高」「歩合高」は、並行して使われていきますが、文部省に近いところでは「元高」「歩合高」のようです。
また「元金」自体が不正確です。「歩合算」の応用として「利息算」があり、その場合に「元高」/「母数」にあたるのが「元金」です。例えば、日本数学会編『小学校算術講義. 第2編(尋常第6学年用)』(誠文館, 1912) p.45 https://t.co/bjquyouxRy
例に挙げた本は、大学図書館だと、リンクにあるように中身で改版を確かめているので、「初版」〜「45版」が『初版』、それ以降が『2版』あつかい。こういう特殊事情を初年次教育で説明すると学生が混乱する。 > 46版: p236「改版のためのあとがき」(2001年10月)により別書誌 https://t.co/pA8D6E2AR8
https://t.co/POP56pkstC の用法は戦前の算術教科書に載っている由緒正しいもの。 https://t.co/ud5Oj8PjYe 少なくとも1939年までは商業教科書での使用を確認。2015年に経営学者の例があるが、使用が連続しているかは不明。
"基準量"の意味での「母数」の古い例を国会図書館DCで漁った。しかし算数用語の変化が速い。"割合計算"の意味で「歩合算」が増える前は「子母法」が多いが、1900年ぐらいに消える。下は「母数」の意味が分かりやすい1887年のもの。 https://t.co/6wArNJGuzN
藤沢利喜太郎『数学用語英和対訳字書』(1889)で parameter 《媒介変数, 母数》が「ペラメートル」。第1音節からすると英語からの借用なのだけど、現在の「パラメータ」同様に弱い第3音節が長いのが不思議。ドイツ語と混交? https://t.co/31PyuuIDNO

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『音声研究』で、音変化特集の予定。 https://t.co/cmAmZiO0pB

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