著者
中山 仁
出版者
日本英語表現学会
雑誌
英語表現研究 (ISSN:09104275)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.107-123, 2021-06-01 (Released:2021-09-01)
参考文献数
10

This paper is concerned with nonrestrictive relative which-clauses that occur as unembedded dependent clauses, such as Which is a good thing. , Which reminds me..., etc. Although nonrestrictive which-clauses are generally regarded as more frequent in written English compared with speech, the unembedded type of which-clauses (henceforth, Which-clauses), literally independent of and separated from the preceding main clauses, are especially common in conversation and sometimes found in dialogue in fiction and very informal news texts (Biber et al. 1999). Biber et al. (1999) points out that unembedded dependent clauses are connected with the evolving nature of conversation and that Which-clauses are allowed because of the relative link that signals a close connection to the immediately preceding text. However, in order to clarify the whole picture of the occurrence of Which-clauses, further investigation is needed in terms of the general characteristics of spoken English on the one hand and the syntactic, semantic and pragmatic properties of Which-clauses themselves on the other. In the course of discussion, it becomes clear that the speaker’s real-time information processing during conversation, as well as certain functional and pragmatic properties of Which-clauses, is the key to finding out why they occur in informal English.
著者
中山 仁史
出版者
香川高等専門学校
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2010

現在,高齢化が進み医療現場はこれまで以上に,医療診断における精密検査などの必要性が高まってきている.これに伴い,精密検査を行うための機器がより多く用いられるようになってきた.その中の一つとして, MRI(Magnetic Resonance Imaging)が挙げられる. MRIは磁気共鳴現象を用いた分析装置で,画像撮影時には強磁場と100dBSPLを超える騒音が生じる.そのため,被撮像者はブザーを押してオペレータ室に異常を知らせるか,非磁性体によって構成されたMRI用の光マイクロフォンを用いた通信を行う.ところが,気導音である音声は雑音の影響を直接受けやすいため, MRI用の光マイクロフォンを用いたとしても明瞭な信号を得ることはできない.そこで,本研究では高騒音下でも明瞭な信号を抽出することができる骨伝導光マイクロフォンの開発を行う.本研究ではまず,骨伝導光マイクロフォンを用いた信号採取により,従来用いてきた加速度ピックアップよりも高い周波数成分を得ることが確認できた.そして,研究代表者らが提案する明瞭化アルゴリズムを用いて骨伝導光音のみで周波数特性の改善を実現し,高磁場・騒音下でもより明瞭度の高い音声抽出が可能なことを確認した.
著者
中山 仁
出版者
Japanese Heart Rhythm Society
雑誌
心電図 (ISSN:02851660)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.99-105, 1995-03-31 (Released:2010-09-09)
参考文献数
14

電位依存性イオンチャネルのいくつかが相次いでクローニングされたことが引き金となって, 精力的な研究が展開された.その結果, チャネル分子の機能をその構造から論じることが可能になりつつある.「膜電位に依存したチャネルの開閉によって, 特定のイオンが選択的に膜を透過する」と特徴づけられる電位依存性イオンチャネルの基本機能は, 電位センサー部, 活性化ゲート部, 不活性化ゲート部, およびイオン選択性フィルター部によって担われると考えられるが, これらの構造部がどんなものか, 次第に明らかになってきた.またこれらの構造部の一部は, Ca拮抗薬や神経毒の結合部位と密接なつながりをもつこともわかってきた.この分野の進歩のようすを概説する.
著者
石光 俊介 福井 和敏 山中 貴弘 中山 仁史
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.57, pp.408-412, 2014

構音障がい者を対象として発声支援システムの開発を行っている.このシステムでは健常者音声から推定した線形予測係数を用いて障がい者体内伝導音を明瞭化する.システムの概要の他,明瞭化手法の検討結果,および,その有効性を聴取実験および調音素性分析により評価した内容について発表する.
著者
中山 仁
出版者
福島県立医科大学
雑誌
福島県立医科大学看護学部紀要 (ISSN:13446975)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.1-9, 2010-03

本論では, 定義文などで用いられるNP is when/where 節(Frustration is when you can't find the car keys. など), および, 一部のNP is if 節の形式を取る表現(The only way she'd believe it is if she heard it from my lips. など) の用法と意味について, 特に語用論的な観点から考察する. 両者は主語NP と従属節が意味的に等価でないにもかかわらず,be動詞によって結び付けられ, 一見等価な関係を持った文として表わされているという点で共通している.これらの表現に対しては一部の文法家から標準的でないとの判断が下され, その意味で例外的なものと見なされてきた.ここでは, 最近の言語資料や辞書記述などを分析することによって, これらの表現が意外にも多く使用され, その使用には特有の効果があること,また,その解釈には語用論的な推論のプロセスが関与していることを明らかにする.
著者
高尾 佳子 中山 仁 内村 圭一 脇阪 信治
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.27, no.8, pp.185-190, 2003-02-03
被引用文献数
1

本研究室では,ディジタル道路地図作成に関する研究を行っている.ディジタル道路地図の作成においては,画像情報と,DGPS,3軸ジャイロから得られる情報を用いている.しかし,最終的な精度は,DGPSの精度に大きく依存しているのが現状である.DGPSは周辺の環境に左右されやすく,遮蔽など様々な要因により精度が悪くなる.従来,このような場合には補正を行っていたが,その精度は3軸ジャイロに依存しており,誤差が累積した場合,道路線形と異なる形状を示すことがあった.そこで,道路線形に近い形状を結果として得られるように,多項式近似を用いた手法を提案する.