著者
澤口 秀樹 三田 誠一 ウルフ ジャック
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.35-41, 1999
参考文献数
10

連接符号化方式を用いたPRML記録再生系チャネルに対し、ターボ復号ライクな繰り返し手法を適用した新規なデータ復調方式が提案された。この簡易な繰り返し復号方式は、従来、独立に構成されるPRMLチャネルと誤り訂正符号化(リード・ソロモンECC)との間に効果的な連接・協調機能をもたらすことを狙いとする。本方式では、インターリーブされたリード・ソロモンECC復号から部分的な訂正情報を帰還し、この高信頼度な符号情報を利用しながら、"state pinning"の手法を用いたPRML最尤復号を繰り返し行う。これにより、最尤復号での伝播バーストエラーの発生を排除し、符号冗長度の増加を要することなく、リード・ソロモンECCの訂正能力を高めることができる。CRCC(cyclic-redundancy-check ECC)連接符号化を併用しながら、本方式は、レート16/17擬似MTR符号化Modified E^2PRML(ME^2PRML)チャネル上、有意なシステムエラーレートの改善を達成できることがシミュレーションにより確認された。
著者
三田 誠一 平野 裕弘 泉田 守司 長原 脩策
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.163-169, 1985

ディジタルVTRの小型化を図るため, 以下の基本技術を検討した. (1) 画像の相関の活用とDSVの制御によりNRZ符号のDC成分を抑圧した8-9変換変調方式, (2) 誤り検出符号をデータ中に分散配置し, ランダム誤り訂正能力を2桁向上した符号構成, (3) 面積記録密度10μm<SUP>2</SUP>/ビット前後のメタルテープの記録再生特性, などである.さらに, 家庭用VTRをべースにして8-6Mb/sのデータを1/2インチカセットに30分録画できるディジタルVTRを試作し, 上記技術の基本性能および小型化の可能性を明確にした.
著者
秋田 時彦 三田 誠一
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.113-118, 2021

実験車に設置したミリ波レーダにて駐車車両と構造物をスキャンし,蓄積した反射強度マップから,独自設計した畳み込み深層学習器にて元の形状を推定した.並列/縦列駐車車両,縁石,壁に対し,クラス識別及び全体形状の推定精度97%以上,駐車車両近傍部形状に対する最大輪郭誤差を平均7.3cm以下で形状復元できた.
著者
吉田 英司 三田 誠一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.157, pp.29-34, 2007-07-17
参考文献数
8

本論文では四元数ニューラルネットワークと実数ニューラルネットワークの性能比較について扱う.主に数字認識と顔認識実験についての比較をする.その際に四元数ニューラルネットワークには実数ニューラルネットワークに見られない興味深い性質が現れたのでその説明を行う.
著者
川崎 繁男 稲谷 芳文 成尾 芳博 三田 誠 丸 祐介 吉田 賢史 宮地 晃平 西川 健二郎 ITOH Tatsuo
出版者
独立行政法人宇宙航空研究開発機構
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2011-04-01

無線情報エネルギー伝送技術を適用したICセンサタグのネットワーク化による宇宙機用安全監視システムを構築した。これは、ハイブリッド集積回路によるセンサICタグ、集積回路技術による小型基地局と制御、データ通信、および、無線電力伝送をコントロールするファームウェア等で構成された。システムを実現するため実験局免許も取得し、S帯2.45GHz・Zigbeeによるワイヤレスセンサネットワーク情報・データ通信に関わる情報伝達と、マイクロ波によるC帯5.8GHz無線電力伝送の両立を、再使用宇宙機RVTモデル機で検証し、完全ハーネスフリーの再使用宇宙機用ワイヤレス安全監視システムの実現性を実証した。
著者
米陀 佳祐 三田 誠一 ヤン チェンシー ドー コク フイ テヘラニ ホセイン 江川 万寿三 武藤 健二
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.47, no.1, pp.165-170, 2016 (Released:2018-01-29)
参考文献数
16
被引用文献数
2

本研究では公道自動走行の性能評価のための仮想自動運転システムを提案する.これによりリアルタイムな自己位置推定・周辺環境の認識・周囲に合わせた最適な意思決定を可能とする.また,高速道路でのレーンチェンジ走行において,熟練ドライバの走行データと本システムの出力経路との差異から意思決定の安全性を検証する.

1 0 0 0 日蓮

著者
三田誠広著
出版者
作品社
巻号頁・発行日
2007
著者
三田誠広著
出版者
勁草書房
巻号頁・発行日
2003