著者
中村 崇 植田 安昭 Toguri James M.
出版者
公益社団法人 日本金属学会
雑誌
日本金属学会誌 (ISSN:00214876)
巻号頁・発行日
vol.50, no.5, pp.456-461, 1986 (Released:2008-04-04)
参考文献数
33
被引用文献数
5 35

A new scale of the theoretical optical basicity was established by means of the concept of the average electron density (D) expressecl in eq. (1).(This article is not displayable. Please see full text pdf.) \ oindentThe value of α in an oxide system was defined unity, and the values of α in alkaline earth fluoride and chloride systems were determined by measurments of Pbs-p spectra of CaF2 and CaCl2 using photoacoustic spectroscopy.The basicity moderating parameter values were found to have a linear relation with the values of the average electron density, as shown in eq. (2).(This article is not displayable. Please see full text pdf.) The theroretical optical basicity values of transition metal oxides were able to be calculated in the new scale, for example, ΛFeO=0.94, ΛFe2O3=0.72 and ΛTiO2=0.65. It was possible to explain the sulfide capacity values in the systems containing iron oxides using these optical basicity values. The theoretical optical basicity values of alkaline earth fluoride and chloride were also obtained in this study. The values of the optical basicity showed a good correlation to logarithmic values of the phosphate capacity at a constant temperature in the systems consisting of oxide and fluoride compounds. It is suggested that the theoretical optical basicity developed in this study was a resonable scale for a wide range basicity in slags and fluxes.
著者
山田 千夏 朱宮 哲明 山口 剛 山田 慎吾 白石 真弓 柳田 勝康 中村 崇仁 梅田 巧 伊藤 美香利 尾崎 隆男
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.106-111, 2013 (Released:2013-10-09)
参考文献数
6

当院では2010年に,がん化学療法中の入院患者の給食として8日間サイクルの化学療法食を導入し,現在までに258名に提供した。今回,2011年10月~2012年3月の6か月間に化学療法食を提供した23名 (肺癌8名,急性骨髄性白血病5名,悪性リンパ腫3名等) に食事のアンケート調査を行ない,その結果を基に幾つかの改善を行なった。 食べ易さに対する回答では,96%の患者が食べ易いと評価した。食事量については,朝食について29%の患者が少ないと回答し,昼食と夕食については83%の患者がちょうどいいと回答した。食べ難かった料理では,「冷たい茶碗蒸し」と回答した患者が7名と最も多く,その他の料理では魚料理が食べ難い傾向がみられた。 アンケート結果を基に,朝食量を増量すると共に,「冷たい茶碗蒸し」の献立を「温かい茶碗蒸し」に変更した。また,魚の臭いを抑えるために「煮付け」と「蒸魚」の献立を「蒲焼き」と「あんかけ」に変更した。今後も調査を継続し,より多くの患者に対応できる化学療法食を目指したい。
著者
中村 崇仁 佐野 雅己 沢田 康次
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.193, pp.41-48, 1999-07-19

強化学習において、Temporal Difference (TD)学習の発展形であるQ-Learningがよく用いられている。この方法は、状態と行動の対を評価する。そのため、高次元空間では多大な時間、計算資源が必要となる。そこで、本研究では、単一のエージェントを、積極的に複数のエージェントとしてとらえ、出力(行動)の決定を分割するアルゴリズムを提案する。このアルゴリズムにより、探索空間を縮小することになり、収束までのステップ数、計算時間、消費メモリ量の改善がみられた。その評価を行い、応用例を示す。
著者
日高 道雄 伊藤 彰英 山城 秀之 酒井 一彦 中村 崇 磯村 尚子 波利井 佐紀 新里 宙也 井口 亮
出版者
琉球大学
雑誌
新学術領域研究(研究領域提案型)
巻号頁・発行日
2008

本研究では、様々な生活史特性を持つサンゴのストレス応答を、特に初期生活史に焦点を当てて調べた。褐虫藻の存在がプラヌラ幼生のストレス感受性を高めること、褐虫藻のタイプによりサンゴ幼群体のストレス応答が異なること、ストレス特異的に反応して発現が変化する遺伝子があることを発見した。さらに群体型や遺伝子型などの違いによるサンゴのストレス応答の違い、各種ストレスによる群体死亡要因や新規加入の変動などを解析し、野外の群集モニタリング結果と関連づけた。