著者
中谷 瑾子
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.59, no.11, pp.1-38, 1986-11

一 はじめに二 子どもの生命の保護と刑事規制の限界三 子どもの身体の保護と刑事規制の限界四 「性」行為に関する刑事制裁と子どもの人権五 おわりに論説
著者
中谷 瑾子
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.p41-60,表5枚, 1976-01

一 まえがき二 この調査の方法と内容三 調査結果の集計四 調査結果の分析 : 我が国の女性犯罪およびその処遇上の特質 1 概括 2 個別分析(一) (一般 : 女子受刑者に見られる女性犯罪の特質) 3 個別分析(二) (手続過程 : 処遇上の特徴)五 女子受刑者に見られる女性犯罪者像と女性法曹の役割
著者
中谷 瑾子
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.53, no.12, pp.p1737-1763, 1980-12

I はじめにII サリドマイド事件から胎児性水俣病ヘ : サリドマイド事件と胎児に対する責任強化の立法(イギリス)とその背景III 胎児性水俣病と過失致死傷罪の成否 : 熊本水俣病刑事第一審判決の論理と否定説に対する再批判IV 肯定説といわゆる罪刑法定主義の感覚V おわりに法学部法律学科開設九十周年記念論文集
著者
中谷 瑾子
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.41, no.6, pp.1-29, 1968-06

I 序論II 本論一 女性犯罪の問題性二 女性犯罪において殺人罪の占める地位(以上本号)三 女性殺人犯に対する量刑の実態四 女性殺人犯の実態の総括五 女性殺人犯に対する量刑の分析III 結び論説
著者
中谷 瑾子
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.22-97, 1969-02

I 序論II 本論一 女性犯罪の問題性二 女性犯罪において殺人罪の占める地位(以上四一巻六号)三 女性殺人犯に対する量刑の実態 a 嬰児殺 (1) 概説 (2) 宣告刑 (3) 行為事情 b 尊属殺人 (1) 概説 (2) 宣告刑 (3) 行為事情(以上41巻10号) c 本夫・情夫(内夫)殺 (1) 概説 (2) 宣告刑 (3) 行為事情 d 嬰児殺以外の「(母の)子殺し」 (1) 概説 (2) 宣告刑 (3) 行為事情 e その他の殺人 (1) 概説 (2) 宣告刑 (3) 行為事情四 女性殺人犯の実態の総括五 女性殺人犯に対する量刑の分析III 結び論説
著者
中谷 瑾子
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法学研究 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.41, no.10, pp.25-61,表3枚, 1968-10

Ⅰ 序論Ⅱ 本論 一 女性犯罪の問題性 二 女性犯罪において殺人罪の占める地位 (以上41巻6号) 三 女性殺人犯に対する量刑の実態 a 嬰児殺 (1) 概説 (2) 宣告刑並びに標準科刑 (3) 行為事情 b 尊属殺人 (1) 概説 (2) 宣告刑 (3) 行為事情 (以下次回)論説
著者
中谷 瑾子
出版者
慶應義塾大学法学研究会
雑誌
法學研究 : 法律・政治・社会 (ISSN:03890538)
巻号頁・発行日
vol.50, no.7, pp.1-52, 1977-07

論説一 序 1 本稿の意図 2 尊属殺と尊属殺規定の現状 (1) 犯罪現象としての尊属殺 (2) 尊属殺規定と違憲判決二 尊属殺の意義 1 尊属殺重罰制度の由来 2 立法例 (1) 尊属殺のみ重く罰する立法例 (2) 尊属殺を含む近親殺を重く罰する立法例 (3) 尊属殺、近親殺加重規定をおかない立法例 : 英米法系および最近の立法例 3 刑法第二〇〇条の尊属殺三 わが国における「尊属殺」重罰制度の推移 1 概説 2 大宝・養老律令から改定律例に至る律令系の「尊長殺」重罰の系譜 3 大陸法系近代刑法継受以後の「尊属殺」重罰の系譜四 総括
著者
星野 一正 木村 利人 唄 孝一 中谷 瑾子 青木 清 藤井 正雄 南 裕子 桑木 務 江見 康一
出版者
京都女子大学
雑誌
総合研究(A)
巻号頁・発行日
1991

文部省科学研究総合A研究班として『患者中心の医療をめぐる学際的研究』というテーマのもとに、平成3年度からの3ヵ年間、専門を異にしながらもバイオエシックス(bioethics)の観点から研究をしている十名の共同研究者と共に研究を進めてきた。単に医学・医療の面からの研究では解明されえない人にとって重要な問題について、宗教学、哲学、倫理学、法律学、医療経済学、生物科学の専門家に、医学、医療、看護などの医療関係者も加わった研究班員一同が集まって、異なる立場から議論をし、さらに既に発表されている文献資料の内容を分析検討し、現在の日本社会に適した生命倫理観を模索しつつ共同研究を積み重ねてきた。第一年度には、主に「人の死をめぐる諸問題」を、第二年度には、主に「人の生をめぐる諸問題」に焦点を合わせて研究をし、第三年度には、前年度から進行中の研究を総括的に見直し、必要な追加研究課題を絞って研究を纏めると共に、生と死の両面からの研究課題についても研究を行った。最近、わが国において議論の多い次のようなテーマ:臓器移植、脳死、植物状態,末期医療、がんの告知、自然死、尊厳死、安楽死、根治療法が未だにないエイズ、ホスピス・ビハ-ラ、体外受精・胚移植、凍結受精卵による体外受精、顕微授精、男女の生み分け、遺伝子診断を含む出生前診断・遺伝子治療、人工妊娠中絶などすべて検討された。各年度ごとに上智大学7号館の特別会議室で開催してきた当研究班の公開討論会の第3回目は、平成6年1月23日に開催され、「研究班の研究経過報告」に次いで「医療経済の立場から」「法学の立場から」「生命科学の立場から」「遺伝をめぐるバイオエシックス」「生命維持治療の放棄をめぐる自己決定とその代行」「宗教の立場から」「臨床の立場から」の順で研究発表と質疑応答があり、最後に「総合自由討論」が行われた。今回は、3か年の研究を基にしての討論であっただけに、多数の一般参加者とも熱気溢れる討論が行われ、好評であった。