著者
佐々木 充文
雑誌
じんもんこん2015論文集
巻号頁・発行日
vol.2015, pp.65-70, 2015-12-12

フィールド言語学では, ときに, 話者数・研究者数ともに少なく, 電子的に利用可能な辞書や言語 処理パッケージはおろか, 表記法すら存在しないような言語を記録・保存・分析する必要が生じ る. 本稿では, こうした少数言語のうち, 語形変化が比較的複雑な言語のドキュメンテーション を, わずかな労力で自動化する手段として, (i) 多層式の活用形総生成型辞書, (ii) 対話型の半自動 スクリプトの利用を検討し, その利用例として, メキシコの複統合的な先住民語であるナワトル 語 (Nahuatl) の未記述の一方言におけるグロス生成の例を報告する.
著者
佐々木 充
出版者
千葉大学
雑誌
千葉大学教育学部研究紀要. II, 人文・社会科学編 (ISSN:13427415)
巻号頁・発行日
vol.49, pp.157-164, 2001-02-28

筆者は、同じ表題で、すでに六つの論文を公にしているが、「ある詩語の水脈」「北原白秋の場合」「三木露風の場合」「薄田泣董と蒲原有明の場合」「山村暮鳥の場合」「川路柳虹の場合」とそれぞれに副題を付して、区別してある。室生犀星の「したたりやまぬ日のひかり/うつうつまはる水車」(「寂しき春」)という表現に集約的に完成されるところの、水ではなく光を、したたるものとして捉えるという、特異な発想による詩語の出没の跡を追う一連の試みである。今回は萩原朔太郎と室生犀星を対象とする。テキストは『萩原朔太郎全集』(全十五巻 筑摩書房 昭和50年5月25日〜昭和53年4月25日)『定本室生犀星全詩集』(全三巻 冬樹社 昭和53年11月20日)であるが、犀星については『室生犀星全集』(全十二巻 別巻二 新潮社 昭和39年3月25日〜昭和43年1月30日)を併せ見た。
著者
佐々木 充
出版者
千葉大学教育学部
雑誌
千葉大学教育学部研究紀要 (ISSN:05776856)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.p207-223, 1984-12
著者
佐々木 充
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.19-35, 1968-07-25 (Released:2017-05-29)
参考文献数
5

1 0 0 0 OA 『三四郎』論

著者
佐々木 充
出版者
千葉大学
雑誌
千葉大学教育学部研究紀要. 第1部 (ISSN:05776856)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.69-79, 1980-12-20
著者
佐々木 充
出版者
帯広大谷短期大学
雑誌
帯広大谷短期大学紀要 (ISSN:02867354)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.67-90, 1970-12-25
著者
高木 裕 鈴木 孝庸 佐々木 充 番場 俊 平野 幸彦 佐々木 充 鈴木 孝庸 番場 俊 平野 幸彦
出版者
新潟大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

「声とテクストに関する比較総合的研究」グループは、フランスのボルドー第3大学との共同研究を推進し、平成19年度には、エリック・ブノワ教授による講演会を開催し、研究の打ち合わせを行った。平成20年度には、国際シンポジウムを開催し、フランスのボルドー第3大学の研究グループ「モデルニテ」から、エリック・ブノワ教授とドミニク・ジャラセ教授が参加し、共同研究の成果を確認した。最終的に研究成果を国内に問いかけるために、平成21年3月に、公開シンポジウム「声とテクスト論」を開催し、日本で声とテクストの問題をさまざまな角度から研究している明治学院大学の工藤進教授の基調講演とともに、同時に「<声>と身体の日本文学」と題して、ワークショップも開催し、日本文学をテーマにプロジェクトメンバーによる研究報告が行われ、活発な質疑応答があった。