著者
加納 啓良
出版者
アジア経済研究所
雑誌
アジア経済 (ISSN:00022942)
巻号頁・発行日
vol.22, no.5, pp.68-92, 1981-05
著者
加納 啓良
出版者
東京大学
巻号頁・発行日
1990

博士論文
著者
加納 啓良 Hiroyoshi Kano
出版者
同志社大学人文科学研究所
雑誌
社会科学 = The social sciences (ISSN:04196759)
巻号頁・発行日
vol.49, no.2, pp.1-28, 2019-08

1998年5月のスハルト政権崩壊後20年間の民主化(レフォルマシ)時代におけるインドネシア経済の変容を、農林水産業、鉱業、製造工業の各分野について概観したうえ、建設業、運輸・通信業、金融業に代表される新しい高成長部門の内容に触れ、対外貿易、外国直接投資、国際収支などの推移についても検討を加えて、その構造的特徴を解明する。論説(Article)
著者
水野 広祐 河野 泰之 甲山 治 小座野 八光 遠藤 尚 渡辺 一生 加納 啓良 加納 啓良 プジョ スメディ ノーフボーム フルベン スカイク アルトゥール・ファン
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2011-04-01

インドネシアの民主化と地方分権化、さらにその後の経済成長はジャワ島農村を大きく変化させ、土地を持たない世帯が80%を占めるに至り、1904年の32%、1990年の56%を大きく上回った。この変化は、世帯規模の縮小と世帯数の増加、農村内非農業部門の展開と、ジャカルタなどへの出稼ぎ労働力の結果であり、人口増加はこの間、少なかった。19世紀後半、森林や灌漑排水の国家による整備管理が進んだ。しかし、民主化・分権化の結果、それまのでサトウキビの栽培強制が2世紀ぶりになくなり、土地利用の自由化が進んだ。今日、住民の創意が生かされ、集約農業(赤玉ねぎ等)や非農業(煉瓦つくり)、私有地植林が展開している。