著者
北脇 知己
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.85-90, 2014-01-15

本研究では研究室配属問題に関して,学生の成績に依存する指数関数型の重み関数を用いた,新しい研究室配属方法を提案する.この方法は,成績上位の学生には成績を優先させて配属しつつ,成績下位の学生には配属希望を最適化した配属を行って,2つの配属方法を切り替える方法である.数値シミュレーション計算により,提案した研究室配属方法が重み関数のパラメータを変化させるだけで,配属方法を任意の成績順位で切り替えられることを示した.この研究室配属方法はe-learningなどの情報処理技術を用いた教育支援システムとの親和性が高く,今後の実用化が期待される.
著者
北脇 知己
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.85-90, 2014-01-15

本研究では研究室配属問題に関して,学生の成績に依存する指数関数型の重み関数を用いた,新しい研究室配属方法を提案する.この方法は,成績上位の学生には成績を優先させて配属しつつ,成績下位の学生には配属希望を最適化した配属を行って,2つの配属方法を切り替える方法である.数値シミュレーション計算により,提案した研究室配属方法が重み関数のパラメータを変化させるだけで,配属方法を任意の成績順位で切り替えられることを示した.この研究室配属方法はe-learningなどの情報処理技術を用いた教育支援システムとの親和性が高く,今後の実用化が期待される.
著者
北脇 知己
出版者
関西医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01

この研究では、自転車ペダリング動作を評価するための指標を確立することを目的として、クランクとペダルの回転変動状態を正確に計測し、その変動成分を解析して自転車ペダリング動作中の筋活動状態を推定することで、自転車ペダリング動作スキルを計測可能なデバイスを構築するとともに評価指標について研究を行います。さらに、この新しいスキル指標を用いて高スキルペダリング技術の習得法についても検討し明らかにします。
著者
岡 久雄 北脇 知己 岡本 基 市橋 則明 吉田 正樹
出版者
バイオメカニズム学会
雑誌
バイオメカニズム (ISSN:13487116)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.219-230, 2012 (Released:2017-02-15)
参考文献数
27
被引用文献数
4

骨格筋の収縮機能を評価するには, 生化学的検査や画像診断の他に筋電位信号がよく用いられるが, これは筋を収縮させる入力側の信号である。筋音信号は筋収縮に伴う振動, すなわち出力側の信号であるので, 両者を計測・比較することによって筋の収縮様相を正しく評価できると考えられる。筋疲労や筋力トレーニングを行ったときの変位筋音信号を測定したところ, 速筋線維の寄与率変化が示唆された。さらに変位筋音信号を簡便に測定するために, フォトリフレクタを応用した小型・軽量の変位筋音センサを開発した。本センサはエルゴメータ運動やトレッドミル歩行中でも筋音信号の測定が可能で, 単収縮波形を算出することができた。
著者
岡本 玲子 鳩野 洋子 岩本 里織 小出 恵子 草野 恵美子 津田 敏秀 浜田 淳 北脇 知己 芳我 ちより 合田 加代子 山川 路代 岡本 里香 福川 京子 長野 扶佐美
出版者
岡山大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2011-04-01

本研究の目的は、住民と意思決定者に活動の必要性と成果を見せる公衆衛生看護技術を構築し、それを習得する学習プログラムを開発することである。2011年度は、「見せる公衆衛生看護技術」を定義し、①活動の必要性を見せる技術、②活動の成果を見せる技術、③保健師の存在価値を見せる技術について内容を体系化、2012年度はそれをもとにテキスト「見せる公衆衛生看護技術」を作成、2013年5月に出版(岡山大学出版会)。2013年度はテキストを用いた教育プログラムを検討・試行した。2014年度には成果普及に向けたWEB教材を作成・公開した(http://wwwmiseru.fhs.okayama-u.ac.jp)。
著者
岡 久雄 岡本 基 北脇 知己 岡本 基 北脇 知己
出版者
岡山大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

本研究では, スポーツや臨床医学で広く用いられている筋電図に代わり, 筋自身の収縮特性を反映する変位筋音図(MMG)を測定するために, 身体の不随意な動きに影響されない光反射型(フォトリフレクタ)変位MMGセンサを開発した。さらに, 運動中でも測定できるよう, 電気刺激を加えて単収縮変位MMGを計測するシステムについて検討した。さらに等尺性収縮時の筋疲労実験から, 運動単位の寄与について変位MMGを用いて考察した。