著者
城間政司 長田智和 玉城史朗 谷口祐治 名嘉村盛和
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.461-463, 2011-03-02

近年無線LANサービスを提供する施設が増加している。<br />無償の無線LANサービスは、共通パスワードやパスワードなしで提供されており、<br />利用者を特定する方法がないため、悪用されたときに対処できないリスクがある。<br />一方、利用者を特定できる有償の無線LANサービスは事前に契約等が必要であり、<br />すべての施設利用者にサービスを提供するのは困難である。<br />本論文では、利用者の所属機関が発行するIDや施設利用情報をサービス利用認可の判断属性として使用し、<br />認可条件となる属性を認証する仕組みをOpenIDで実現する無線LANシステムを提案する。
著者
松田 善臣 名嘉村 盛和 姜 東植 宮城 隼夫
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.124, no.7, pp.1507-1514, 2004 (Released:2004-10-01)
参考文献数
18
被引用文献数
2 2

The paper treats an optimal routing problem for sightseeing (ORPS) in which we consider time varying travel time and location value. ORPS is defined on a complete graph in which location values are associated with node weight while travel time depends on edge weight. The aim of the problem is to construct a path with maximal total value under the condition that the total travel time does not exceed a time limit. In our model, the location value and the travel time are given as functions with respect to time. For the case that all the time functions are represented as piece-wise constant, we verify its ΝΡ-completeness.We present an algorithm to find the exact solution based on the backtrack searching and also propose a heuristic algorithm based on the time domain decomposition approach. The heuristic algorithm can lead good quality of approximate solutions, with drastically reduced computation time. To evaluate the algorithms, a computational experiment is given. The experimental results demonstrate that computing time by exact algorithm grow exponentially with the increase in nodes and time limits, whereas the heuristic approach derive approximate solution of 92% quality to the exact one within one second for practical problem size.
著者
城間政司 長田智和 玉城史朗 谷口祐治 名嘉村盛和
雑誌
第73回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.461-462, 2011-03-02

近年無線LANサービスを提供する施設が増加している。<br />無償の無線LANサービスは、共通パスワードやパスワードなしで提供されており、<br />利用者を特定する方法がないため、悪用されたときに対処できないリスクがある。<br />一方、利用者を特定できる有償の無線LANサービスは事前に契約等が必要であり、<br />すべての施設利用者にサービスを提供するのは困難である。<br />本論文では、利用者の所属機関が発行するIDや施設利用情報をサービス利用認可の判断属性として使用し、<br />認可条件となる属性を認証する仕組みをOpenIDで実現する無線LANシステムを提案する。
著者
城間 政司 長田 智和 谷口 祐治 名嘉村 盛和 玉城 史朗
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.J95-D, no.12, pp.2021-2030, 2012-12-01

インターネット上には個人や組織の属性や状態などの多様なID情報が存在しており,サービス事業者はこれらのID情報を活用して様々なサービスを提供できるが,インターネットは匿名性が高く,詐称やなりすましが容易に可能である.一方,正当性のあるID情報は特定の機関が管理しており,そのID情報を外部の機関でも利用可能にするための仕組みとしてID連携技術が提案されている.ID連携技術はID連携に必要なメタデータを事前に交換する静的なものと,ID連携の要求に応じて交換する動的なものに大別でき,それぞれID連携のスケーラビリティやID情報の正当性に関する課題がある.本論文では,正当性のあるID情報を利用できる動的なID連携を実現するため,トラストフレームワークモデルと呼ばれるID連携モデルをOpenIDに適用する手法を提案する.本提案手法は,OpenIDそのものより規模拡張の柔軟性が低くなるがSAMLと比べて高いものとなっている.