著者
大谷 崇正 内野 幸重
出版者
日本武道学会
雑誌
武道学研究 (ISSN:02879700)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.77-78, 1985-11-30 (Released:2012-11-27)
参考文献数
3
著者
濱田 吉郎 大谷 崇 木田 隆 長塩 知之
出版者
The Japan Joint Automatic Control Conference
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.48, pp.138-138, 2005

静止3トン級大型柔軟構造衛星ETS-VIIIは,2006年度にH2Aロケットで打ち上げられる予定である.筆者らは,この衛星の後期利用段階における,先端制御理論を用いた衛星姿勢制御技術の実証実験を提案しており,複数の制御則について衛星への適用可能性について検討を進めている.本講演では,検討結果のうち,ゲインスケジューリング制御則による姿勢制御について報告する.
著者
大谷 崇仁
出版者
福岡歯科大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2018-04-01

平成31年度は平成30年度までに明らかにした細胞・分子レベルでの高濃度GluOCによる脂肪細胞の細胞死(ネクロトーシス)調節をマウス個体で再現可能かというテーマに挑戦する予定であったが、分子レベルでの思わぬ発見もあり、平成30年度に引き続き、高濃度GluOCが脂肪細胞に与える影響について解析を行った。明らかになった点は大きく2つである。1つ目はGluOCが脂肪分解に大きな役割を果たしているという点である。GluOCはその受容体であるGPRC6Aに結合することで、cAMP-PKA-ERK-CREBシグナルカスケードを活性化させ、脂肪分解の律速酵素として知られるATGL(adipose triglyceride lipase)の発現量を亢進させることは以前明らかにしたが、さらにその他の脂肪分解関連酵素であるペリリピンやHSL(hormone sensitive lipase)のリン酸化を亢進させ、脂肪分解を促進させることを明らかにした。2つ目は高濃度GluOCが脂肪細胞の細胞接着を調節しているという点である。脂肪細胞の細胞膜上には接着分子の1つであるACAM(adipocyte adhesion molecule)という分子が発現しており、これらはhomophilicに脂肪細胞間の接着を調節するのと同時に、脂肪細胞の大きさを調節することが知られている。高濃度GluOCはこのACAMの細胞膜上の発現を亢進させることが分かった。以上の2点から、GluOCは糖代謝のみならず、脂質代謝においても重要な役割を果たし、かつ脂肪細胞間の細胞接着を亢進させることで、脂肪細胞に肥大化しにくい性質を付与する可能性が示唆されたことは、今後の研究の新展開として重要な1年となったと考える。