著者
千葉 友樹 高橋 幹雄 黒木 友裕 和田 一樹 天野 健太郎 桑山 絹子
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 令和元年度大会(札幌)学術講演論文集 第6巻 温熱環境評価 編 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
pp.37-40, 2019 (Released:2020-10-31)

暑熱環境下で頸部を冷却する実験での生理量測定結果と、頸部を冷却しない実験での生理量測定結果とを比較し、更に人体モデルを用いた解析による検討を行った。実験では、頸部を冷却しない条件に対し、頸部を冷却した条件において、皮膚温度が相対的に低くなり、発汗量が少ない傾向が表れ、血圧が有意に高くなった。更に、人体熱モデルと循環系モデルにより計算を行った結果、上記のような傾向を定性的に再現することができた。
著者
吉野 博 中村 安季 池田 耕一 野崎 淳夫 角田 和彦 北條 祥子 天野 健太郎 石川 哲
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会環境系論文集 (ISSN:13480685)
巻号頁・発行日
vol.74, no.641, pp.803-809, 2009-07-30 (Released:2010-01-18)
参考文献数
15
被引用文献数
4 3

In order to make clear the relationship the chemical substances concentration and symptom of sick house syndrome, an investigation of 62 houses in Japan has been done for 9 years. The results showed that the indoor air of many sick houses was polluted with high carbonyl compounds and Volatile Organic Compounds (VOC) concentrations exceeded the criterions of Japan Standard. In addition, high concentration was found not only in the houses which were just built or renovated, but also in the houses with well-air-tightened and low air change rate.