著者
飯田浩史 岡崎博樹 上林憲行
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.221-223, 2011-03-02

現代には過去・現在・未来を表す様々なツールやサービスがあふれているが,現代人はスケジュールに振り回され時間に管理されている.この時間に管理されるという立場ではなく,様々な出来事に対して予定を待つ喜び,思い出から懐かしさを抱いてもらえるようにする.そこで本研究では様々な面で表現・開発の自由度が高いiPhone上で,過去・現在・未来を混在させたタイムサービスを作成した.このサービスではシャボン玉の色や大きさで予定を直観的に把握できるバブル型と,今までのように入力した予定を一覧表示できるリスト型の2つのユーザインターフェースを実装している.
著者
成田圭介 岡崎博樹 上林憲行
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.613-615, 2013-03-06

本研究ではソーシャル図書室「bookHub」の開発・提供を行う。bookHubは学校の研究室や企業のオフィスなどの特定コミュニティから、Web上に仮想の図書室をつくり、コミュニティの蔵書管理や書籍の貸し借りを行うサービスである。大学図書館に未登録の先生個人所有の書籍を学生に貸し出すことや、社内リソースの活用に役立てる。また書籍の貸し借りを可視化することでコミュニティー内のコミュニケーションを促進することを目的としている。
著者
樋口 正樹 打越 学 島崎 哲弥 山路 修平 山田 智樹 岡崎 博樹 加納 春洋
出版者
富山救急医療学会
雑誌
富山救急医療学会 (ISSN:21854424)
巻号頁・発行日
vol.38, no.1, pp.9, 2020-09-12 (Released:2021-02-06)

A病院は県庁所在地であるB市内にある2次救急病院であり感染症指定医療機関に指定されている。県内の感染者の発生は他県に比較し遅れていたが、最初の陽性確定者から接触者の感染、立ち寄り先での感染などで一気にクラスターが発生し多くの感染者が発生することとなった。それに伴いA病院での入院対応、B市保健所より接触者の受診、PCR検査の依頼が急増し担当者はその対応が困難な状況となった。A病院において事業管理者の命にてCOVID-19対策本部(以下対策本部とする)の立ち上げを行うこととなり対策本部事務局(以下事務局)の運営をA病院DMAT隊員にて行うこととなった。院内は通常医療、Covid-19 対応の2本柱での運営を方針として対応を行っていた。そのような対応を行う中で、A病院内X病棟においてスタッフの感染が確定、その後相次いでスタッフ、患者の感染が確認されクラスターが発生した。A病院の感染拡大の他にB市内では老人保健施設、デイサービス、障害者施設など数か所でクラスターが発生していた。 そのような中で院内対応に加えA病院ではDMAT隊員によって担った業務に患者搬送がある。今回、クラスターが発生したA病院において院内対応中で行った患者搬送を振り返り検証を行うことで今後の感染対策、患者、傷病者搬送の一助とするべく検証を行うこととした。
著者
杉本佳奈子 岡崎博樹 高橋正視 上林憲行
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.747-749, 2011-03-02

近年のWEBアプリケーションには,便利でユニークな機能を搭載したガジェットが多数存在する.<br />しかし,複数のソーシャルメディアを連携させたガジェットは存在しない.<br />本研究では,YouTubeとTwitterに焦点を当て,本学のトキ野生復帰ボランティア活動を軸に,トキについての情報発信,情報収集のポータルとなるiGoogleガジェットの開発を行った.<br />YouTubeページではトキに関連する動画を集約し,Twitterページでは共通のハッシュタグを用いたツイートのみを表示した.<br />iGoogleガジェットにすることで世界中での利用を可能にし,ダイレクトに複数の情報を閲覧,投稿することを実現した.
著者
岡崎 博
出版者
日本植物病理學會
雑誌
日本植物病理学会報 (ISSN:00319473)
巻号頁・発行日
vol.41, no.3, pp.314-320, 1975
被引用文献数
1 2

コロジオン膜被覆スライドガラス上に<i>Fusarium oxysporum</i> f. <i>raphani</i>の厚膜胞子懸濁液を滴下してその発芽率を調べた。厚膜胞子はpH4.0&sim;7.0の範囲では90%前後の高い発芽率を示した。厚膜胞子は,塩類溶液中の密度が2&times;10<sup>4</sup>個/ml以下のときは90%以上の発芽率を示したが,9&times;10<sup>5</sup>個/ml以上になると発芽率は1%以下に低下した。厚膜胞子の密度が高いときに生じる発芽率の低下は塩類溶液にグルコースを添加すると回復し,その添加効果は0.1mM以上であらわれた。<br>気相の酸素濃度が5%以下になると,塩類溶液中における厚膜胞子の発芽は減少しはじめた。この酸素の影響は培地にグルコースを添加すると緩和された。しかし気相を窒素で完全に置換すると,厚膜胞子の発芽率は培地中のグルコースの有無にかかわらず著しく低下した。<br><i>Fusarium oxysporum</i> f. <i>raphani</i>の菌糸懸濁液を入れたペトリ皿の気相で厚膜胞子の発芽試験を行うとき,発芽培地として塩類溶液を用いると,発芽は著しく阻害された。一方,この発芽阻害はグルコースを添加した塩類溶液を用いると認められず,飢餓培養した菌糸を用いると増大し,菌糸懸濁液にグルコースを添加すると消失した。<br>以上の結果をもとに<i>Fusarium oxysporum</i> f. <i>raphani</i>の菌糸が産生する揮発性物質,およびそれらの産生におよぼす炭素源の濃度について論じた。
著者
笠井 恵里 佐々木 亨 岡崎 博
出版者
日本草地学会
雑誌
日本草地学会誌 (ISSN:04475933)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.95-100, 2006
参考文献数
28
被引用文献数
1

家畜毒性がないとされるメドウフェスク由来のエンドファイト(Neotyphodium uncinatum)をイタリアンライグラス品種ワセユタカ,ウヅキアオバ,ワセアオバ,タチムシャ,シワスアオバ(2倍体),アキアオバ,ミユキアオバ,ナガハヒカリ(4倍体)および育成系統(JNIR-1,2倍体)の幼苗に接種し,接種2か月後のエンドファイト感染率,次代への種子伝染率を検討した。供試品種・系統の全てで接種の成功例が認められたが,感染率は2倍体品種で26-63%,4倍体品種で15-17%,2倍体の育成系統で57%であり,品種・系統間差が認められた。次代への種子伝染率は0-100%であり,各品種・系統間および個体間で差異があった。いずれの場合でも,4倍体品種で感染率が低い傾向が見られた。
著者
弥富健太 岡崎博樹 上林憲行
雑誌
第74回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.665-666, 2012-03-06

近年、ソーシャルメディアの普及により、Web上のアクティビティログと共に個人の興味関心のログ(インタレストグラフ)も蓄積されている。また、同時にソーシャルメディア上には、個々人の社会所属の情報も公開されている。本研究では、この蓄積されたインタレストグラフと公開されている所属情報を用いて、自身の興味関心の似ている人物(ロールモデル)を発見する。自身と同じような興味関心を持っている人物の所属する企業を抽出することで、興味関心事の似た人物が働く環境のロールモデルを発見し、従来のカテゴライズされた企業検索とは違う、ロールモデルによる企業発見のプロセスを支援する。
著者
飯田浩史 岡崎博樹 上林憲行
雑誌
第73回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.221-222, 2011-03-02

現代には過去・現在・未来を表す様々なツールやサービスがあふれているが,現代人はスケジュールに振り回され時間に管理されている.この時間に管理されるという立場ではなく,様々な出来事に対して予定を待つ喜び,思い出から懐かしさを抱いてもらえるようにする.そこで本研究では様々な面で表現・開発の自由度が高いiPhone上で,過去・現在・未来を混在させたタイムサービスを作成した.このサービスではシャボン玉の色や大きさで予定を直観的に把握できるバブル型と,今までのように入力した予定を一覧表示できるリスト型の2つのユーザインターフェースを実装している.
著者
岡崎 博和 阿萬 裕久
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. KBSE, 知能ソフトウェア工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.159, pp.1-6, 2007-07-17

本稿はソースコードの変更率(保守容易性に関する尺度)とコメントの頻度に着目している.コメント文にはソースコードの理解を助ける働きがあり,コード中へ適切に記述していくことで開発者によるコードの自己レビューが推進される.それによりコード中に含まれるフォールトが検出されやすくなり,ソースコードの品質向上も期待される.これまでの研究では,ソースコードにおけるコメント文の行数と保守容易性との間について統計的に有意な関係が見出されている.本稿ではさらなる解析として,オープンソースソフトウェアEclipseにおけるバージョンアップ4,521件について統計解析を行い,中規模以上のソースコード(LOC≧67)において,コメント文の量が多ければソースコードの変更率は低くなる傾向が確認されている.ただし,その中でもコメント記述の頻度が高い場合においては,逆にソースコードの変更率が高くなる傾向も得られている.