著者
岩村 英吉 大迫 初子
出版者
武蔵丘短期大学
雑誌
武蔵丘短期大学紀要 (ISSN:13413120)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.81-98, 1995-03-31

Japanese sports scientists are interested in children's diet. One reason is for many fracture of children's borne were reported. And another is related with geriatric disease and obesity of children caused for excessive intake of fatty foods. This study reported two terms. One is the reality of the childrens diet at their home. They belong to the soccer team in Tokyo Met.. And another is their food intake and energy consumption in summer camp of their soccer team. Fifty two children are 8 to 12 years old. 1. At their home; (1) At the view from Rorel index, they were normal level, but a few shows little fatty. (2) All of them take three times of meals in a day. (3) They ate almost 30 minutes on every meal (30%). (4) Snacks are given once in a day between meals. (5) They like meat most and dislike vegitables. 2. At their summer camp; We investigated about nutritions involved in every meals and how they intaked diet. Subjects were children and their age are 11 to 12. Diets were too rich than they need. Especialy protein in diet were too much excessive for them. Energy consumption in a day were less than energy intaked.
著者
小川 祐紀雄 角本 繁 岩村 一昭
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.81, no.6, pp.1242-1250, 1998-06-25
被引用文献数
6

本論文では, 斜めから撮影された航空写真画像に3次元座標列からなる地図(立体地図)を射影変換して照合することにより, 広い地域にわたって対象とする建物の特徴を抽出する方式を提案する.提案方式の特徴は, 照合した立体地図の図形の形状および属性情報を対象物のモデルとすることにより, 画像における対象物を認識し, その特徴を理解できる点にある.本方式により, 2次元的な情報しかもたない地図の利用では抽出が困難であった建物の屋根と壁など, 3次元空間上の情報を抽出することが可能になる.阪神大震災後の画像を用いた実験において屋根の破損した家屋および壁の焼けた家屋を抽出した結果, 本方式が地域の情報取得に有効であることを確認した.
著者
黄瀬 浩一 大町 真一郎 内田 誠一 岩村 雅一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.740, pp.85-90, 2005-03-11
被引用文献数
2

デジタルカメラの小型化, 高解像度化, 一般化に伴い, これを入力手段として用いた文字認識・文書画像解析への期待が高まりつつある.本稿では, デジタルカメラを用いた文字認識・文書画像解析について現在の代表的な技術を俯瞰するとともに, バーコードなどの関連技術との比較によって, 文字認識, 文書画像解析の立場や将来への課題を浮き彫りにする.また, 将来に向けた試みの一つとして, 著者らが「バーコードリーダ並みに手軽で高精度な文字認識」を目指して行っている研究「複比を用いた文字への情報埋め込み」の一端についても紹介する.
著者
野口 和人 黄瀬 浩一 岩村 雅一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.115, pp.99-104, 2007-06-21

SIFTなどの局所記述子の最近傍探索によって物体認識を行う場合には,一画像あたりの特徴ベクトルの数が膨大になるため,最近傍探索の効率が重要となる.本稿では,「認識に必要な最近傍探索の精度は画像によって異なる」という観点から処理を削減した効率的認識法を提案する.具体的には,近似最近傍探索に基づく識別器を多段階に縦列接続することにより,認識に用いる近似の程度を画像に応じて変更し,大幅な効率化を実現する.一万画像のデータベースを用いた実験の結果,処理時間を,多段階化を行わなかった場合の約1/5,ANNやLSHを近似最近傍探索の手法として用いた場合の約1/40に削減でき,例えば,認識率98%,処理時間1ms/queryを達成できることが分かった.また,12.2%のリジェクトを行うことによって,誤認識率を0.25%に抑えることもできた.