著者
わが国における法史学の歩み研究会 岩野 英夫 Hideo Iwano
出版者
同志社法學會
雑誌
同志社法學 = The Doshisha Hogaku (The Doshisha law review) (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.59, no.1, pp.357-439, 2007-05-31

東洋法史学者である奥村郁三教授へのインタビューを原稿にしたものであり、内藤湖南以降の東洋史・東洋法制史の研究史、研究上の重要テーマが論じられている。
著者
岩野 英夫 原田 俊彦 須藤 忠臣 イワノ ヒデオ Iwano Hideo
出版者
同志社法學會
雑誌
同志社法学 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.64, no.2, pp.297-402, 2012-07

資料(Material)故人となられたローマ法学者・佐藤篤士先生(早稲田大学名誉教授)が、時代や学界の動向とどう向き合うなかで、学生時代以来、その研究を進めてきたのか、そしてまたその研究内容の個性的な特徴は何であるのかを明らかにした。代表:岩野英夫
著者
岩野 英夫
出版者
同志社法學會
雑誌
同志社法学 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.61, no.4, pp.1151-1220, 2009-09

西洋中世初期の裁判文書を手掛かりにして、同時代に行われていた裁判のかたちの全体像を明らかにした。具体的には、同時代に特徴的に見られる裁判のかたちである欠席裁判や仮装裁判(Scheinprozeß)の事例にまず触れ、その後、一般的な裁判手続に従って進行する、訴えから判決までの裁判の流れの様々なかたちを重要な裁判記録を訳出しながら描き出した。論説(Article)
著者
岩野 英夫
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.89-104, 1974-03-31

資料
著者
わが国における法史学の歩み研究会 岩野 英夫
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.62, no.5, pp.1557-1637, 2011-01

資料(Material)西洋法史学者・三浦澄雄先生の研究の歩みの聞き書きである。先生の研究ベースには全てを疑う、という観点がある。そしてさらにその観点のベースにあるのは戦争に翻弄された人生体験であり、聞き書きでは、その人生体験が三浦先生の研究にどのような影響を与えているのかに特に注目している。例えば「本当はどうだったんだ」というのが先生の口癖であるが、自分が見た物触った物以外信用しないという実証的な研究態度は「天皇のために死ぬこと」は当然のこととして思い込ませた教育などへの不信感に由来している。代表:岩野英夫
著者
岩野 英夫
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.61, no.4, pp.1151-1220, 2009-09

論説(Article)西洋中世初期の裁判文書を手掛かりにして、同時代に行われていた裁判のかたちの全体像を明らかにした。具体的には、同時代に特徴的に見られる裁判のかたちである欠席裁判や仮装裁判(Scheinprozeß)の事例にまず触れ、その後、一般的な裁判手続に従って進行する、訴えから判決までの裁判の流れの様々なかたちを重要な裁判記録を訳出しながら描き出した。
著者
岩野 英夫
出版者
同志社大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2002

1)ドイツのマールブルク大学図書館を拠点にして、Hubnerが作成した目録に従い西洋中世裁判文書を収集し、解読を進めるとともに、ゲルマン法関係史料、文献を集めた。2)日本法制史研究者の助力を得ながら、日本中世の和与文書とそれに関係する文献を収集した。また日本三代実録に記録されている裁判関係記録を読み進めた。明法家を養成する仕組み、明法家の法律実務の手法を伝える史料や文献を収集し、読み進めた。3)先輩研究者からの聞き取りについては、三人の方にお話をうかがった。また故人となられた方お一人について、参加者の異なる二つの座談会をした。