著者
安藤 博夫 平島 寛
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.692, pp.34-37, 2001-05-14

神奈川県内で起きた建築設計入札のダンピング問題を,3月の県議会予算委員会で取り上げた(36ページの囲みを参照)。自ら建築設計の仕事をした経験があり,「設計にはまだ思い入れがあって,自分の中で引っかかった。どういうことなのか,明らかにしたかった」と言う。フェア精神に欠ける設計者。入札という最も楽な設計者選定法に走り,汗をかかなくなった発注者。
著者
川勝 平太 平島 寛
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.683, pp.32-35, 2001-01-01

「土地を土台として,そこにつくられた物が,人間の立ち居振る舞いを決める。変な形の物産複合は,人間の立ち居振る舞い,つまり文化までおかしくする」と語る川勝氏。
著者
阿部 修 力石 國男 石田 祐宣 小杉 健二 上石 勲 平島 寛行
出版者
The Japanese Society of Snow and Ice
雑誌
雪氷 (ISSN:03731006)
巻号頁・発行日
vol.69, no.4, pp.513-518, 2007-07-15 (Released:2009-08-07)
参考文献数
5

2007年2月14日午前11時過ぎに八甲田山系前岳の北東斜面で発生した表層雪崩について,現地調査および周辺の気象・積雪観測からその発生要因を考察した.その結果,この雪崩は強風により生じた吹きだまりの一部が崩落した可能性があることがわかった.また,今回雪崩があった沢は,典型的な雪崩地形であることがわかった.
著者
大江 匡 平島 寛
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.702, pp.38-41, 2001-10-01

IT(情報技術)関連の知見やプレゼンテーション手法を駆使して,仕事の領域を広げる。ここ最近は商業施設やデータセンター,再開発施設など,民間プロポーザルによる受注を中心に,年間4億〜5億円を売り上げる。設計事務所の正所員は現在,約20人。目標は「テクノロジーを基盤にしたヘルツォークやフォスターのような事務所」。
著者
高秀 秀信 平島 寛
出版者
日経BP社
雑誌
日経ア-キテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.679, pp.52-54, 2000-11-13

横浜市役所や神奈川県庁がある関内周辺には多くの歴史的建造物が残る。その一つ,旧横浜商工奨励館が横浜情報文化センターに生まれ変わった(41ページ参照)。21世紀はストック活用の時代とは言うが,昔の建物を現役として使い続けることはそう容易ではない。耐震性や使い勝手の改善など,手間がかかることも事実。「建物を壊さずに長く使う」。
著者
小池 百合子 安藤 忠雄 平島 寛
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.801, pp.84-89, 2005-07-25

京都議定書で義務付けられた温室効果ガスの排出削減対策を引っ張る小池氏。安藤氏の問いかけに答え、いま話題のクールビズ(環境省が提唱する「夏のビジネス用軽装」の愛称)に込めた思いから話は始まる。安藤氏は、CO〓や産業廃棄物の排出によって環境に大きな負荷を与えている建築界で、建築に携わる人々が取り組むべき課題を指摘。
著者
安藤 忠雄 平島 寛
出版者
日経BP社
雑誌
日経アーキテクチュア (ISSN:03850870)
巻号頁・発行日
no.685, pp.32-37, 2001-02-05

昨年,産業廃棄物の不法投棄で社会的関心を呼んだ香川県・豊島てしまに緑を取り戻そうと,住民側弁護団長の中坊公平氏と共同で「瀬戸内オリーブ基金」を創設した。淡路夢舞台では,建築にかかわった人たちの同窓会を開いた。
著者
石井 吉之 平島 寛行
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2014-04-01

降雨と融雪が重なって生じる河川洪水の発生メカニズムを解明するため、北海道母子里で行われた積雪上への模擬降雨散水実験の結果を、雪氷防災研究センターで開発された積雪水分移動モデルによって再現できるかどうかを検討した。その結果、積雪底面流出の出現に最も効くと考えていた層境界の粒径コントラストは、層境界で浸透水の滞留を引き起こすという面では重要であるが、底面流出の出現やその流出率は、層境界を通過した後の水みちの発達の仕方に強く依存することが分かった。水みちが鉛直下向きに発達すると顕著な底面流出が出現し、水みちが側面方向に傾くと底面流出が出現しないことが明らかになった。