著者
佐藤 信晴 杉山 和雄 渡辺 誠 シャクルトン ジョン
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.46, pp.48-49, 1999

The purpose is to understand structue of hole line up and find feature and relation among each categories.Audio products were classified in 3 categories. As a result ithas become clear distribution map is almost same.But each categories have own features.
著者
原田 利宣 森 典彦 杉山 和雄
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.40, no.6, pp.9-16, 1994-03-31
被引用文献数
24

今日,形状処理工学におけるスプライン曲線の研究は数多くなされている。しかし,それらは曲線の定義方法,制御性などの研究が中心であり,感性的な面からの研究は少なかった。そこで,本研究では感性的な角度から曲線を定量化することを目的とし,デザイナーが自動車のキーラインを決める際にどのような感性(イメージ用語)によって曲線を制御しているかを調査した。その結果,曲線の曲率の変化の仕方とボリュームに関連するイメージ用語よって制御していることが抽出され,これらを定量化する方法を開発した。さらに,この定量化手法を用いて,カーブ定規や自動車に用いられている曲線の解析を行った。その結果,カーブ定規や自動車に用いられている曲線の種類(曲線式)や性質を特定できることが確認された。これらの結果から本定量化手法が実際の自動車の曲面設計時における客観的指標として応用が可能であり,さらには今後の曲線(面)の性質とイメージ用語の関係を研究する際の手ががりとなると考えられた。
著者
山中 敏正 田村 良一 杉山 和雄
出版者
社団法人 日本写真学会
雑誌
日本写真学会誌 (ISSN:03695662)
巻号頁・発行日
vol.58, no.5, pp.449-455, 1995-10-25 (Released:2011-08-11)
参考文献数
15
被引用文献数
1

カメラのデザインプロセスにおいて, 設計要件の把握は重要なステップである。そこでデザイナーが情報を把握する方法として構造モデルを応用した結果, 設計要件の総合的な把握と, デザイナーの理解の程度の確認の方法として有効な手法であることがわかった。また, カメラの特徴と消費者による選好の関係を, エゴグラムを用いて解釈する方法は, デザインの初期段階での対象の概念化について補助的な役割を果たすことが確認された。
著者
高橋 靖 長谷川 桂介 杉山 和雄 渡辺 誠
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.47, no.1, pp.15-24, 2000
参考文献数
14
被引用文献数
1

本研究は映画における物語の構造を簡潔に表現し, タイトルや内容の検索, ブラウジング, 編集, 要約等に活用するために, 映画における物語の意味的単位であるシーンを複雑化・解決化の尺度で評価するセマンティックスコア法を提案した。5ジャンル15タイトルのセマンティックグラフの解析から重要シーン抽出の手がかりが得られ, またジャンル別にグラフを特徴づける4つの特徴関数, すなわち最高シーン率, 最終複雑度率, 平均シーン秒数, フラクタル次元が導かれた。これよりジャンルのグラフの型が次のように定められた。アクションタイプ「右上がり型」ドラマタイプ「山型」コメディタイプ「台地型」ラブストーリータイプ「右寄り山型」ファンタジータイプ「連峰型」さらに, 4つの特徴関数を用いたジャンルの判別分析によって15タイトルの映画が効果的に判別され, 映画の構造記述におけるセマンティックスコア法の有効性が示された。
著者
高橋 靖 長谷川 桂介 杉山 和雄 渡辺 誠
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.46, no.6, pp.57-66, 2000-03-31
被引用文献数
9

本研究は映画における物語の構造を簡潔に表現し, タイトルや内容の検索, ブラウジング, 編集, 要約等に活用するために, 映画における物語の意味的単位であるシーンを複雑化・解決化の尺度で評価するセマンティックスコア法を提案した。5ジャンル15タイトルのセマンティックグラフの解析から重要シーン抽出の手がかりが得られ, またジャンル別にグラフを特徴づける4つの特徴関数, すなわち最高シーン率, 最終複雑度率, 平均シーン秒数, フラクタル次元が導かれた。これよりジャンルのグラフの型が次のように定められた。アクションタイプ「右上がり型」ドラマタイプ「山型」コメディタイプ「台地型」ラブストーリータイプ「右寄り山型」ファンタジータイプ「連峰型」さらに, 4つの特徴関数を用いたジャンルの判別分析によって15タイトルの映画が効果的に判別され, 映画の構造記述におけるセマンティックスコア法の有効性が示された。
著者
河阪 雅之 中本 和宏 横内 恭人 渡辺 慎二 杉山 和雄
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.52, pp.177, 2005

携帯電話を製造する際、メーカーはデザイン戦略に応じてコンセプトを立ち上げ、コンセプトに基づきアピアランス・インタフェースのデザイン作業を行う。アピアランスのデザインと比較して、インタフェースデザインに関してコンセプトとの適合度を議論されることは非常に少ない。しかし、メインメニュー画面は操作時に最も頻繁に目にする画面であり、他メーカーとの差別化を図る上でも重要な要素である。そこで本研究では、AHPを用いたメニュー画面のアイコンに対してコンセプトがどの程度適合しているかを評価する評価方法を提案することを目的とした。

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著者
杉山 和雄
出版者
経営史学会
雑誌
経営史学 (ISSN:03869113)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.31-36, 1977-10-15 (Released:2009-11-06)
著者
杉山 和雄
出版者
経営史学会
雑誌
経営史学 (ISSN:03869113)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.1-34, 1973-04-25 (Released:2009-10-14)

The author tried to elucidate the points of criticism by the Japanese businessmen on the contemporary education in commerce, taking up the case of Tameyuki Amano, a famous Meiji economist, teacher and publisher. Amano emphasized the practcalization of school education in Japan through his writing and promotive activities. He was afraid that the business activities in Japan had been obstructed by the shortage of able young managerial talents, and emphasized the urgent needs for education massive would be salalied managers. Especially he expected that the high schools, colleges and universities in Japan should bring up a large number of middle management and young clerical staffs.
著者
杉山 和雄
出版者
経営史学会
雑誌
経営史学 (ISSN:03869113)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.15-36, 1970-10-25 (Released:2009-11-06)
著者
橋本 隆志 濱田 郷子 羽渕 琢哉 杉山 和雄 古屋 繁
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.61, 2014

本研究ではサービスを増幅させるための、5つの方法を考えた。<br>サービス工学の分野において、サービスの増幅方法は「強化」と「増殖」の2パターンが存在すると定義されている。<br>「強化」では、プロダクトライフサイクルにおける、様々なサービスを複合的に組み合わせて提供する方法を"サービスのカプセル化"と定義し、製品を持続させる10個の提供方法を考えた。<br>また、既存のサービスを発展させる"ホリスティックサービス"では、周囲の環境を利用して、共有サービスの本来の価値を高めることがわかった。<br>「増殖」では、使い手を増殖させるサービスを"カスタマイゼーション"と定義し、個別サービスのレベルを3段階に分けた。<br>ニーズに合った提供方法でサービス増殖させる"機器の目的"では、委託,代役,適応の3つの拡大方法を示した。<br>情報の窓口を増殖させる"ポータルサービス"では、既存の共有サービスのwebサイトを解析し、再分類をおこなった。
著者
星 真人 中島 洋平 上田 義弘 渡辺 誠 杉山 和雄
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.52, pp.176, 2005

近年、携帯電話市場では同じスペックの新しい製品が登場し、デザインによる差別化をはかろうと各社努力している。しかしながら、現状では何が消費者の興味を惹いているのか、またどの部分のデザインが購買意欲に結びついているのかは明確ではなく、デザイナーが注力すべき部分や素材の選定などが困難である。そこで本研究では、多変量解析を用いて購買意欲につながる構成要素を明らかにすることを目的として行った。その結果、全体的にカラーが最も購買意欲に影響を与えており、さらにセグメントごとに、着目点は異なり、サブディスプレイ周りやカメラ位置に着目しているセグメントもあることが分かった。
著者
杉山 和雄
出版者
成蹊大学経済学部学会
雑誌
成蹊大学経済学部論集 (ISSN:03888843)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.77-107, 1972-10
著者
白石 光昭 森 典彦 杉山 和雄
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
no.95, pp.9-16, 1993-01-10

オフィスの評価は視覚的要因・環境工学的要因・使い勝手要因の3つが考えられる。これまで環境工学的・使い勝手要因からの評価は多く行われているが,実験・調査が多く手間と時間がかかる。これに対し,視覚的要因はオフィスの第一印象に大きく影響するにもかかわらず,評価方法や評価はまとめられていない。オフィスプランナーは長年の経験から,実験・調査を行わなくても,的確にオフィスの問題点を指摘できる。そこで,彼らの知識をまとめることで,1つの評価法を提案している。知識をまとめる方法としてFTAを応用する。また,視覚,つまり,見た目の評価にはあいまいさが含まれるのでファジイ集合をとりいれている。オフィスを見た目に悪くする要因を95項目抽出し,これらをFTAにそった分析を行うことで,構造的に,かつ,項目に対する主観的な評価を定量的に,把握することが可能になった。
著者
牧野 史典 杉山 和雄 渡辺 誠
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究作品集 (ISSN:13418475)
巻号頁・発行日
vol.3, no.3, pp.44-47, 1997-01-31

近年, 景観的見地より, 社会的基盤である土木構造物に対するデザインの質の向上が求められている.これまでそれらの設計は, 経済性や効率最優先であることが多く, 景観性やデザインがその対象とはならなかった.しかし今では, それらが設計の主導権を握るようにさえなった.そのような状況のもと, 特に橋梁において斬新な構造形式を持つものが現れるようになっており, 橋梁デザインの新たな可能性を示しているともいえる.本研究では, 橋梁デザインの可能性を探ることを目的とし, 新しい構造として「シェル構造」の応用を試みた.「シェル構造」はスパンに対して十分に薄い曲面構造であり, 造形的な可能性を秘めるばかりでなく, 構造体としても優れている.その種類は数多く存在するが, その中でも基本的なシェルの一種である「HPシェル(Hyperbolic Paraboloid Shell/双曲放物面形シェル)」に着目した.まず数種のHPシェルの形状を作成し, それらの中でどのような形状が良いのか, 構造解析をもとに検討した.さらに改良を加えて検討し, HPシェル構造の橋のかたちをつくりあげていった.その結果, 橋梁デザインの可能性を大きく広げることが出来るような, 魅力的で美しいデザインを生み出すことができた(図1).
著者
白石 光昭 杉山 和雄
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.117-124, 2002-05-31

情報技術の進歩により,ワークスタイルが徐々に変化し,それに応じてオフィス形態も変化し始めている。しかし,業務を遂行していくためにはワーカー同士のコミュニケーションは基本である。本研究では,これまで設計者の経験あるいはユーザーの一方的な要求で設定されてきた,コミュニケーションを行う場所である会議室数の算定に待ち行列理論を応用した算定法を提案しようとするものである。まず応用するための基本事項を整理し,それをもとに実際のオフィスにおいて使用状況(会議開始時間,会議時間,会議への参加人数)を調べ,待ち行列の理論式を応用できることを確認した。次に算定の目安として,「会議室が塞がっている確率」を提案している。また,ワーカーの会議室数への不満を調べ,「会議室が塞がっている確率」との関係を調べた。以上から,現在の会議室の使用状況をもとに「会議室が塞がっている確率」を求めることで,ユーザーに提案するための会議室数の目安を得ることが可能となった。