著者
吉田 さち 松本 和子
出版者
跡見学園女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2020-04-01

本研究は祖国を離れた「ディアスポラ言語変種」が、新天地で接触によって誘発され、様々な変容(contact-induced language change)を遂げる過程と結果、その諸要因を究明することで、言語・方言接触に関する理論構築に寄与することを目指している。具体的には、在外コリアンに焦点を当て、日本の首都圏およびロシアのサハリン州(かつての「樺太」)在住のコリアンコミュニティにおいて言語・方言接触の結果として生じた①コード・スイッチング、②借用語、③コイネーに関する事例を収集し、社会言語学分野の様々な理論的枠組みを検証していく。

1 0 0 0 OA 亜鉛酵素

著者
松本 和子 不破 敬一郎
出版者
The Society of Synthetic Organic Chemistry, Japan
雑誌
有機合成化学協会誌 (ISSN:00379980)
巻号頁・発行日
vol.39, no.11, pp.1053-1061, 1981-11-01 (Released:2009-11-13)
参考文献数
34
被引用文献数
2 2

The history of the study of zinc enzymes and their characteristics and the classification are briefly surveyed, together with the general remarks on the structure and function of metals in metalloenzymes. Among about 90 zinc enzymes so far discovered, special emphasis is placed on horse liver alcohol dehydrogenase and the recent experimental results of UV-VIS spectra, circular dichroism and X-ray crystallography are presented. The M. W. of horse liver alcohol dehydrogenase is 80, 000 and the enzyme consists of two subunits, each of which contains two zinc atoms, and 2 mols of NAD+ is necessary as cofactor for the enzyme. The details of the structure and the function of zinc in the enzyme are discussed and the possible reaction mechanism is explained. The paper also briefly introduces the recently extracted human liver alcohol dehydrogenase.
著者
松本 和子 酒井 健
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.35, no.5, pp.420-423, 1987-10-20 (Released:2017-07-13)

モリブデン・ブルー法は, 古くから用いられているリンの高感度吸光光度分析法である。この方法の基礎をなす発色物質, リンモリブデン・ブルーの化学的性質, Keggin構造と呼ばれる特異な構造を解説し, リン酸イオンの定量分析実験への応用例を示した。
著者
松本 和子
出版者
東京理科大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2013-04-01

キプリングを中心に彼とその周辺作家の小説に登場する男性性が弱体化した人物の検証を通じて、当時、時代を支配していた帝国主義の理想とは乖離した人物が描かれる事例が散見することが確認された。そして、多くの場合、そうした登場人物は作者から断罪されるどころか理解をもって描かれており、大英帝国の衰退と、帝国主義の隆盛の狭間を生きることを余儀なくされた作家の内面を探る切り口になり得る可能性が見出せた。