著者
菊池 豊 中川 郁夫 樋地 正浩 八代 一浩 林 英輔
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.43, no.11, pp.1171-1177, 2002-11-15

地域間相互接続実験(RIBB)は,JGNにより地域網を互いに接続することにより,地域のインターネット活動への相乗的な効果を与えることを目的とした研究開発活動である.本稿ではRIBBの活動についてまずその概略を示す.そして,RIBBでの活動でも特に活発な,地域イベント動画像の全国配信の実証実験について述べる.さらに,これらを通して,JGNが地域インターネット活動に与えたインパクトについて解説する.
著者
八代 一浩 笹本 正樹 平川 寛之 山本 芳彦 林 英輔
雑誌
情報処理学会研究報告インターネットと運用技術(IOT)
巻号頁・発行日
vol.1999, no.44(1999-DSM-013), pp.49-56, 1999-05-21

地域IXには大きく2つの目的がある.1つはNational IXと同様にネットワークの階層化によるトラヒックの分散である.もう1つは地域IXを経由したエンドシステム間に最短な経路を提供することである.1997年12月より,山梨情報ネットワーク相互接続機構(amanashi Network Information eXchange:Y?NI)の運用を行っている.本稿では,YNIXの運用および評価実験について紹介する.その結果,地域IXがジッタ,遅延,パケット損失に関して優れた特性を持つネットワーク環境を提供できることを実証的に示す.
著者
横尾 武夫 片平 順一 小林 英輔 山本 乃里子
出版者
大阪教育大学
雑誌
大阪教育大学紀要 (0xF9C5)教科教育 05 教科教育 (ISSN:03893480)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.p281-290, 1985-12

方位(東西南北)に関する基本的な知識や技術を身につける訓練は、初等教育の段階で行う必要がある。方位の学習は、それが一つの生活技術であること、自然探究の基礎知識であること等の外に「対自的な物の見方」を育てることに意義がある。初等教育における方位の学習の内容には、太陽及び天体の日周運動、地図、方位磁針が含まれる。ここで提案する、各学年の教材については、(1)児童の認識発達に応じた教材の選択を行うこと、(2)それぞれの教材が有機的な連繁を持っていること、に主眼がおかれている。学習をより効果的に行なうには、現在の学校教育の態勢の枠組を越えた考え方が必要である。すなわち、(1)野外教育の場を活用すること、(2)総合学習又は合科学習の場を拡げること、(3)生活学習を重視すること、等である。
著者
小林 英輔
出版者
天文教育普及研究会
雑誌
天文教育 (ISSN:1346616X)
巻号頁・発行日
vol.21, no.1, pp.20-24, 2009-01