著者
水野 稔
出版者
法政大学
雑誌
日本文學誌要 (ISSN:02877872)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.103-104, 1980-02-10
著者
漆崎 昇 水野 稔 下田 吉之 酒井 寛二
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.66, no.549, pp.75-82, 2001-11-30 (Released:2017-02-04)
参考文献数
17
被引用文献数
8 6

Using limited extension effect summation method based on the 1985, 1990 and 1995 Input / Output Tables in Japan, the environmental loads (material consummations and carbon emissions) from construction activities are estimated. Total Japanese carbon emissions are 1,053 Mt-CO_2 in 1985, 1,251 Mt-CO_2 in 1990, and 1,363 Mt-CO_2 in 1995. The percentages occupied by construction related of Japanese carbon emission are 40.9%in 1985, 42.8% in 1990, and 42.8% in 1995. Regard to carbon emission per unit floor area, the carbon emission from construction materials production is decreased, but the carbon emissions from transportation and processing process are increased.
著者
水野稔 鵜月洋 [著]
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
1958
著者
鳴海 大典 照井 奈都 羽原 勝也 水野 稔
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.34, no.153, pp.1-11, 2009
参考文献数
9

本論文では、ヒートアイランド緩和対策に関する数値目標を設定した際に、各地域の必要大気熱負荷削減量や具体技術の必要投入量を把握することを目的として、大気熱負荷削減ポテンシャルと目標設定の関係について検討を行った。まず、メソスケール気象モデルにより過去回帰から具体的な数値目標を求めた結果、熱帯夜DHの必要低減量は大阪平野部の空間平均で10.7℃・h、人口重み平均で12.5℃・hと算出された。また、必要熱負荷削減量は、大阪平野部全体での一律削減時には空間平均で11.5W/m^2、人口重み平均で12.0W/m^2である一方、熱負荷削減ポテンシャルの大きな都心部を中心に削減を行う地域配分条件では、概ね同量の熱負荷削減で目標を達成することを示した。大阪府内のある市区を対象として、本論文で採り上げた各種ヒートアイランド緩和対策を導入率100%で実施した場合、目標を達成する市区が存在することが示された。
著者
下田 吉之 高原 洋介 亀谷 茂樹 鳴海 大典 水野 稔
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.67, no.555, pp.99-106, 2002
被引用文献数
11 2

The energy flow which consists of inflow, conversion, consumption and discharge of energy is estimated for the region of Osaka Prefecture. To estimate energy flow in commercial and residential sector, we used not only the statistic but also our field survey results. We classified the phase of anthropogenic heat into sensible, latent and hot water discharge and examined the accuracy of the classification. The estimated energy flow is evaluated from the viewpoint of environmental impacts such as heat island, global warming and local/global atmospheric environment. Energy saving potential of heat cascading is also evaluated. In the final part of this paper, the impact of diffusion of DHC with cogeneration system in residential and commercial sector on total anthropogenic heat and emission is evaluated.
著者
鳴海 大典 下田 吉之 羽原 勝也 水野 稔 近藤 明
出版者
社団法人空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
no.117, pp.11-19, 2006-12-05
被引用文献数
4

本論文では、3次元の都市熱環境評価モデルを用いて大気熱負荷の排出条件の違いによる拡散性状の相違が地表付近の気温変化に及ぼす影響について感度分析を行い、大気熱負荷の評価に資する基礎データの整備を行った。排出地域の影響を検討した結果、郊外では追加顕熱負荷に対する気温応答が特に大きな値を示した。排出時間の影響を検討した結果、郊外における夜間応答は昼間に比べて最大7倍ほどの違いを生じた。排出量さの影響を検討した結果、排出量と気温変化幅の関係には概ね線形性が確認された。排出高さの影響を検討した結果、排出高さを高層に設定することで気温影響を大きく抑えることが示された。開発やエネルギー消費行動に伴う大気熱負荷の影響評価を行うためには、これらの特性を十分に考慮する必要があると言える。
著者
水野 稔 GHAEMMAGHAMI S. Mahmoud 内藤 和夫
出版者
社団法人空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
no.31, pp.19-28, 1986-06-25

ふく射暖房の省エネルギ性を論じるとき,ふく射パネルに対する人体の位置によって評価が変わってくる.一般に人がパネルに近づくほど,設定室温が低くできることから,ふく射暖房は有利になってくる.この点に関し,室からの貫流損失の大小を対象として,熱環境の質を空間中の微小物体の温度で評価することにより,この問題に対する基本的な考察を行った.この評価物体の温度を一定に保つとき,変更面(ふく射パネル)からのふく射の射出量を変えても,室全体からの貫流損失が変わらない熱環境評価物体の位置が存在する.この位置の集合を省エネルギ境界面と定義し,この面の諸性質および近似的な求め方などについて明らかにした.
著者
内藤 和夫 水野 稔 山分 弘之
出版者
社団法人空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
no.25, pp.29-40, 1984-06-25
被引用文献数
4

かなり広大な公園緑地において,地上1.5mの気温分布を主として,平均ふく射温度・風速の分布を測定した.測定方法は,本研究の目的に合わせて工夫したものを採用した.その結果,気温分布は公園内で日中には明確ではないが,夜間には明確に存在することが確認された.この空間分布に及ぼす地表面構成状況,および風向・風速の影響を回帰分析などで考察し,局所気温に及ぼす周辺の土地の寸法に関し,幾つかの知見を得た.平均ふく射温度および風速の測定結果は,それぞれ樹木による遮へい効果を表す係数を用いて表示した.落葉の前後による差などを示した.
著者
下田 吉之 高原 洋介 鳴海 大典 水野 稔
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
総合論文誌 (ISSN:13476548)
巻号頁・発行日
no.1, pp.93-99, 2003-02-20
参考文献数
7
被引用文献数
6

The energy flow that consists of inflow, conversion, consumption and discharge of energy is estimated for a central business district of Osaka City by summing up each building's energy flow. The estimated energy flow is evaluated from the viewpoint of environmental impacts such as heat island, global warming and local/global atmospheric environment. Changes of environmental impacts by various measures such as combined heat and power, energy saving of office equipments, insulation and river water source heat pump were also evaluated.
著者
瀬尾 要 西川 誠行 水野 稔 小寺 弘一 大西 潤治
出版者
社団法人空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
no.49, pp.13-23, 1992-06-25

二次元的模型を用いファンコイルユニットによる空調システムを,実際の設定条件下で作動させた場合について,空気の吹出し方向の差異が省エネルギー性および室内温熱環境に与える影響の基本的特性を,実験・計算の両方から検討した.その結果,吹出し方向によっては,室内での気温・気流分布特性がかなり異なることや熱損失の軽減が図れることがわかった.また,計算ではふく射の影響が顕著であることや壁関数が有用であることも明らかとなった.計算結果は,実験とも比較的よく一致した.