著者
大高 泉 鶴岡 義彦 江口 勇治 藤田 剛志 井田 仁康 服部 環 郡司 賀透 山本 容子 板橋 夏樹 鈴木 宏昭 布施 達治 大嶌 竜午 柳本 高秀 宮本 直樹 泉 直志 芹澤 翔太 石崎 友規 遠藤 優介 花吉 直子
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

本研究プロジェクトは、日本、ドイツ、イギリス、アメリカ等のESD(持続可能性のための教育)としての環境教育の展開を探り、実践、効果の一端を探った。具体的には、ドイツの環境教育の40年間の展開を探り、持続可能性を標榜するドイツの環境教育の動向を解明した。また、ESDとしての環境教育政策やその一般的特質、意義と課題を解明した。さらに、12の事例に基づきイギリスや日本の環境教育の広範な取り組みの特質を解明した。
著者
泉 直志
出版者
筑波大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2014-08-29

理科授業の中でアーギュメントを促すための教授方略を創出することを視野に入れ、日本の生徒の実態把握、及び、諸外国での理科授業におけるアーギュメントの取り扱いについて分析を行った。日本の生徒の実態については、論拠が明示されず実験事実のみを主な理由として主張が行われる傾向があることが明らかとなった。諸外国での理科授業におけるアーギュメントの取り扱いについては、最終学年までに期待されるアーギュメントの到達目標がフレームワーク中に明記されており、学年の進行に伴いアーギュメントの能力が複雑化することがNGSSから見いだされた。授業の具体的展開については今後の課題としたい。