著者
大高 泉 鶴岡 義彦 江口 勇治 藤田 剛志 井田 仁康 服部 環 郡司 賀透 山本 容子 板橋 夏樹 鈴木 宏昭 布施 達治 大嶌 竜午 柳本 高秀 宮本 直樹 泉 直志 芹澤 翔太 石崎 友規 遠藤 優介 花吉 直子
出版者
筑波大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

本研究プロジェクトは、日本、ドイツ、イギリス、アメリカ等のESD(持続可能性のための教育)としての環境教育の展開を探り、実践、効果の一端を探った。具体的には、ドイツの環境教育の40年間の展開を探り、持続可能性を標榜するドイツの環境教育の動向を解明した。また、ESDとしての環境教育政策やその一般的特質、意義と課題を解明した。さらに、12の事例に基づきイギリスや日本の環境教育の広範な取り組みの特質を解明した。
著者
郡司 賀透
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.63, no.10, pp.480-483, 2015-10-20 (Released:2017-06-16)

アメリカの科学教育改革が,国家規模で展開されている。「全米科学教育スタンダード」の作成(1996年),科学教育の新しい「フレームワーク」ドラフト版の提示(2011年),「科学に関する次世代スタンダード」の公表(2013年)と,スタンダードに基づくカリキュラム設計を通して改革の遂行が目指されてきた。また,現代科学教育改革のトレンドであるSTEM教育の振興に本格的に取り組んでおり,成果が着実に具体化しつつある。
著者
郡司 賀透
出版者
筑波大学大学院博士課程教育学研究科
雑誌
教育学研究集録 (ISSN:03867927)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.63-73, 2004

1. はじめに 1970年代以降、欧米を中心に理科教育内容選択過程のポリティクスを論点とした研究が展開されてきた。レイトン(1973)が19世紀のイングランドにおける理科カリキュラムのポリティクスを歴史的に分析して、一連の研究の先鞭をつけて以来、 ...