3 0 0 0 OA 浅草の灯

著者
浜本浩 著
出版者
コバルト社
巻号頁・発行日
1946
著者
浜本 浩 黒崎 秀仁 岩崎 泰永
出版者
日本植物工場学会
雑誌
植物環境工学 (ISSN:18802028)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.97-101, 2015
被引用文献数
2

深度データを面的に収集できるKinect for Windowsを用いて,作物個体群の受光態勢を評価することを試みた.Kinectで撮影した作物の深度デ-タを表計算ソフトで解析し,作物の占有する区画における葉の写っている面積割合(Ra)を算出した.Raは上方からみた水平受光面の大小を示す.また,これを深度別に分け,作物個体群の最高点から1 cmごとに積算し(Ra'),これがRaの80 %の値になるまでの距離を葉の分布している距離で除した割合(Rp)を算出した.Rpは作物個体群への光の浸透性の強弱を示す.模型による疑似作物個体群やポット栽培のトマト個体群を用いた解析では,総葉面積(受光面積)の大きい場合にRaも大きくなり,個体群の光透過率が低い処理ほどRpが小さくなった.また,パプリカ個体群では,Raが早朝増加,薄暮時減少,Rpが早朝減少,薄暮時増加を繰り返したが,これは薄暮時には早朝と比べて葉が下垂したためと考えられた.

1 0 0 0 OA 恋の決死隊

著者
浜本浩 著
出版者
第百書房
巻号頁・発行日
1935

1 0 0 0 OA 五月の花

著者
浜本浩 著
出版者
輝文館
巻号頁・発行日
1941
著者
浜本 浩 島地 英夫 東出 忠桐
出版者
養賢堂
雑誌
農業気象 (ISSN:00218588)
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.103-110, 2003-06-10
参考文献数
16
被引用文献数
2

長日植物のゴデチア、ペチュニア、ホウレンソウ、短日植物のシソ、コスモス、キバナコスモス、ジニア、アサガオについて、青、緑、黄、橙、赤、遠赤色(それぞれピーク波長475、530、576、594、655、745nm)の発光ダイオード(LED)による深夜2時間の暗期中断の出蕾や抽だいに対する効果を検討した。赤色および橙色の光は本試験で供試した長日植物の花成促進、短日植物の花成抑制にもっとも効果的であった。黄色、緑色光を用いた場合も赤、橙色光に近い効果が得られた。遠赤色光はホウレンソウの1品種において花成促進に働いたが、他の植物には安定した効果はみられなかった。青色光処理にはシソにおいてのみ、花穂出現を抑制した場合があったが、その他の場合にはさほど効果がなかった。
著者
浜本 浩 嶋津 光鑑 池田 敬
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学研究 (ISSN:13472658)
巻号頁・発行日
vol.2, no.4, pp.307-310, 2003-12-15
被引用文献数
2

1〜2日間隔の時期中断が数種の葉菜類の生育に及ぼす影響について検討した.実験1では,ホウレンソウに対して0.4〜1.2μmol・ m^<-2>・s^<-1>の白熱灯による深夜の時期中断を毎日51分(毎日処理)か,月,水,金曜日に2時間(間隔処理)行った.実験2では,ホウレンソウとコマツナを白熱灯を用い1.0〜1.5μmol・m^<-2>・s^<-1>の強度で間隔処理を行った.実験3では,ホウレンソウ,サラダナ,コマツナに対して,LEDを用いて0.5〜L8μmol・m^<-2>・s^<-1>の強度で間隔処理を行った.実験1では処理26日目で毎日処理区の22%の株に抽だいを確認したが,間隔処理区では確認できなかった.実験2と3では,白熱灯およびLEDによる間隔処理でホウレンソウの生育が抽だいを抑えつつ促進され,無処理の対照区に比べて草丈,葉数,地上部乾物重が大きくなった.しかし,サラダナおよびコマツナに対しては,間隔処理による生育促進はみられなかった.
著者
浜本 浩 黒崎 秀仁 岩崎 泰永
出版者
日本生物環境工学会
雑誌
植物環境工学 (ISSN:18802028)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.97-101, 2015-06-01 (Released:2015-06-01)
参考文献数
8
被引用文献数
1 2

深度データを面的に収集できるKinect for Windowsを用いて,作物個体群の受光態勢を評価することを試みた.Kinectで撮影した作物の深度デ-タを表計算ソフトで解析し,作物の占有する区画における葉の写っている面積割合(Ra)を算出した.Raは上方からみた水平受光面の大小を示す.また,これを深度別に分け,作物個体群の最高点から1 cmごとに積算し(Ra’),これがRaの80 %の値になるまでの距離を葉の分布している距離で除した割合(Rp)を算出した.Rpは作物個体群への光の浸透性の強弱を示す.模型による疑似作物個体群やポット栽培のトマト個体群を用いた解析では,総葉面積(受光面積)の大きい場合にRaも大きくなり,個体群の光透過率が低い処理ほどRpが小さくなった.また,パプリカ個体群では,Raが早朝増加,薄暮時減少,Rpが早朝減少,薄暮時増加を繰り返したが,これは薄暮時には早朝と比べて葉が下垂したためと考えられた.
著者
浜本 浩 星 岳彦 尾島 一史 山崎 敬亮
出版者
日本生物環境工学会
雑誌
植物環境工学 (ISSN:18802028)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.95-99, 2010-06-01 (Released:2010-06-01)
参考文献数
12

蛍光灯を用いたトマトの群落内補光について, 早朝2時間, 午前中2時間, 日中9~10時間の補光時間帯が収量におよぼす影響の比較を行った. 午前中と日中の補光を日射200μmol m-2s-1 PPF以下の時に限り行う処理も検討した. 補光は早朝よりも, さらに温度の上がる午前中の時間帯の方が増収効果が高くなった. 日中通して補光する処理はさらに増収効果が高かった. しかし, 午前中と日中日射の弱いときのみ補光する処理は, 同じ時間帯を通して補光するより減収となった. 補光時間の短縮には, 収量を落とさない制御アルゴリズムなど, まだ検討の余地があると考えられた. 続いて, 栽培試験の結果をもとに本研究の補光方式の経済性について検討し, 補光時間は2時間の方が9時間よりも費用対効果が高いが, 2時間照射でも, 実用性向上のためには電力や照明器具のコスト低減が必要であることを示した.