著者
石野 正彦 長田 洋 工藤 司 五月女 健治 片岡 信弘
出版者
一般社団法人 経営情報学会
雑誌
経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 2016年秋季全国研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.273-276, 2016 (Released:2016-11-30)

情報化社会でのIoT(Internet of Things)のイノベーションによって、産業界や消費者向け情報サービス分野において、さまざまなビジネスモデルの構築が可能になってきた。たとえば、物流、セキュリティ、安全性、自動検知、データ収集・分析などが容易となる。また、それらのビッグデータの活用や予測に役立てられる。現在登場しているIoTを活用した応用システムやビジネスモデルを分類し、代表的な事例を研究した。将来に向けてIoTを活用した新しいビジネスモデルによるイノベーションを考察する。
著者
片岡 信弘 小泉 寿男 高崎 欣也 白鳥 則郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.39, no.2, pp.466-479, 1998-02-15
参考文献数
15

企業の情報システムは,受注から出荷までのサイクルタイム短縮を目指し,統合パッケージを利用してシステム構築を行う動きが広がってきている.このような統合パッケージを利用したシステムを構築には,統合パッケージの持つ機能の理解,これをどのように業務に適用していくかをプロトタイピングにより,利用者,開発者の間で合意を得ていくJAD (Joint Application Design)が重要な役割を果たす,JADにおいては,仕様決定のキーマンが参加することが必要であるが,これらの人は必ずしも同一場所にいるとは限らないため遠隔地とJADを行う必要が多々発生する.したがってこのような協調作業は,CSCW (Computer Supported Cooperative Work)の一形態として捉えることが可能である.CSCWには,それぞれの対象作業に応じて,その協調作業の支援プロセスも異なってくる.本論文では,統合パッケージを利用した企業情報システム開発プロセスのモデルの提案と,仕様決定を支援するCSCWの方式について提案を行う.このモデルでは,開発作業をいくつかのステージに分け,このステージごとに遠隔地に存在するメンバーとともにJADを行う方式である.また,この方式を実際の開発に適用して評価した結果その有効性を確かめることができた.Environment of many companies has been more more strictly.To corresponded this environment many companies has began to use integrated package software for their cooperate information management systems.In this case it is important to make consensus between user and developer about functions of package and applications to apply packages.It is also important to use proto-type by package software and JAD(Joint Application Design)for specification making.User and developer some times resident in separate locate,this JAD is one kind of CSCW(Computer Supported Cooperative Work)which support specification making among the peoples who resident in separate location.We propose development process of enterprise information management system that use integrated package software and remote JAD(Joint Application Design)model that support specification making.The proposed method was evaluated in development a actual system,where its effectiveness was confirmed.We share windows of application systems between remote site and there is no incompatibility for using remote JAD.
著者
綿貫 克彦 片岡 信弘
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SWIM, ソフトウェアインタプライズモデリング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.185, pp.15-19, 2008-08-15

近年SOAによるシステム開発が注目を浴び始めた.SOAではサービスを接続することによりシステムを構築する.本提案ではBPMNを使用することによりビジネスプロセスモデルからESBによるサービス接続定義を自動生成させる.
著者
片岡 信弘 小泉 寿男 高崎 欣也
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告マルチメディア通信と分散処理(DPS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.1997, no.35, pp.87-92, 1997-04-24

協調作業をコンピュータにより支援するCSCW (omputer Supported Cooperative Wor)に関する研究が多数されているが、会議、討議等一般的なテーマについての研究であり、システム開発の仕様決定に関するものは見あたらない。この論文では、統合パッケージソフトウェアを利用した開発の手順と、その中での仕様決定プロセスを支援する遠隔JAD(oint Application Desig)の方式について提案を行う。また、この方式を実際のシステム開発での仕様決定に適用して評価した結果その有効性を確かめることができた。パッケージソフトを利用したシステム開発において、画面を共有しての遠隔JAD、仕様決定プロセスのモデル化により今後このような作業の効率化が期待できる。Computer Supported Cooperative Work(CSCW) use computer and networks to support cooperation between personal. There are many reports of research for CSCW but there are no reports for specification making for system development. We propose process for system development that use integrated package software and remote JAD(Joint Application Design) which support specification making. The proposed method was evaluated in specification making for material management system, where its effectiveness was confirmed. We share windows of application systems between remote side and there no incompatibility for using remote JAD.