著者
根岸 亮太 後藤 春彦 田口 太郎
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.72, no.622, pp.129-136, 2007
参考文献数
27
被引用文献数
1 4

Urbanization has declined the local community, which has organized mutual relationship in suburban areas. But in those areas, indigenous identity of the local community, such as festival, has incubated the foundation for regional management. Now in Chichibu, Chichibu night festival has a position of regional identity and it seems to have affected regional management. This study aims to clarify the influences of regional identity for local community. And I clarified four influences festival has affected regional management, 1)Participation of outsider 2)Assembling and raising of younger 3)Incubation of relationship in areas festival is managed in 4)Possibility of transfer's participation. These influences have possibility that they would lead area to good circumstance regional management goes on in by mutual relationship. In future, we should remind these influences of festival and carry on regional management with festival.
著者
阿部 正美 田口 太郎
出版者
公益社団法人 日本都市計画学会
雑誌
都市計画論文集 (ISSN:09160647)
巻号頁・発行日
vol.54, no.3, pp.878-884, 2019-10-25 (Released:2019-11-06)
参考文献数
12

本研究は、1.救護施設の立地条件からくる入所者の社会環境を考察した上で、2.居宅生活訓練事業の実施有無と地域生活移行状況の実態および、3.施設に関わる「組織の論理」と「個人の論理」の相違による現場での支援内容への影響を把握した上で、居宅生活支援事業の有無による地域生活移行支援の相違を明らかにすることを目的とする。
著者
田口 太郎
出版者
農村計画学会
雑誌
農村計画学会誌 (ISSN:09129731)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.364-369, 2013
被引用文献数
1

平成20年4月に提出された総務省過疎懇談会による提言「過疎地域等の集落対策についての提言」の中で新たな過疎対策としての集落支援員の重要性について言及され,同年より専任の集落支援員が199名,兼任が約2,000名配置されたのを皮切りに,平成24年度では専任694名,兼任約3,500名が配置されている。さらに平成21年より若者を中心とした都市住民を過疎地域に定住させ地域づくりに貢献してもらう「地域おこし協力隊」も設置されるなど,現在では多くの人材が様々な制度の下で,集落支援活動を展開している。これらの取り組みはこれまでの事業型支援から人材による柔軟な支援(以後,「人的支援」と称す)への転換であると言え,その成否が今後の集落支援施策に影響すると言える。一方で,2012年に放映されたテレビドラマの影響もあり,2013年度は更にこうした人的支援を導入する自治体が爆発的に増えている。こうした中,地域で活動する「人的支援」の担い手を対象とした人材育成の取組みはあまり行われておらず,多くの地域で具体的な活動イメージを作れないなどの課題が出てきている。筆者らはこうした地域への人的支援の担い手となる「集落支援員」および「地域おこし協力隊」を対象とした人材育成プログラムを開発し,平成23年度から総務相と連携した上で,全国で活動する「集落支援員」及び「地域おこし協力隊」を対象とした初任者研修,ブラッシュアップ研修を実施してきた。本稿ではこうした人材育成の取組みを紹介すると共に,効果的な取組みとするために必要な人材育成の方向性について論じることとする。
著者
田口 太郎 後藤 春彦
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.67, no.552, pp.239-245, 2002
被引用文献数
2 1

In this point of Tokyo, there are many condominiums building all over the city because of the politic policy of raising population. This study aims to clarify the way of negotiation between inhabitants and the developer at the urban living area. Firstly, I understood the process of the architectural dispute. Secondly I understood the basis of the argument from the view of 1.Landform Condition, 2.Sharing Infrastructure, and 3.Key person by interviewing the inhabitants. And at last, I clarified the process and agument in negotiation between inhabitants and developer