著者
北野 聡 石塚 徹 村上 賢英 澤本 良宏 西川 潮 大高 明史
出版者
一般社団法人 日本生態学会
雑誌
保全生態学研究 (ISSN:13424327)
巻号頁・発行日
pp.2126, (Released:2022-04-15)
参考文献数
34

2011年から 2020年にかけて長野県内の 6水域で特定外来生物シグナルザリガニ Pacifastacus leniusculusが新たに確認された。本種の定着が確認された水域は、標高 670 -1300 mのダム湖やため池、緩勾配河川であった。シグナルザリガニに共生するヒルミミズ類 Branchiobdellidaの種組成およびミトコンドリア DNA配列を分析した結果、 1水域は既往の県内産地からの導入、それ以外の水域については北海道・福島県産地からの導入あるいはこれら県内外の複数起源からの混合導入と推測された。今後、各水域のシグナルザリガニ個体群の個体数低減を図るとともに、これらの定着水域からの違法な持ち出しをしないよう普及啓発を進め、さらなる分布拡大を防ぐことが重要である。
著者
七夕 高也 石塚 徹 篠村 知子
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.86, no.12, pp.945-948, 2003-12-01
参考文献数
9
被引用文献数
2
著者
石塚 徹 江川 遼 梅田 桂子 東海林 亙 八尾 寛
出版者
一般社団法人 日本生物物理学会
雑誌
生物物理 (ISSN:05824052)
巻号頁・発行日
vol.55, no.6, pp.311-316, 2015 (Released:2015-11-28)
参考文献数
29

Since the discovery of channelrhodopsins in 2002-2003, the light is now engineered to manipulate physiological states of a cell, a tissue or a body with the progress of three kinds of researches: (1) molecular biology of photoreceptive proteins, (2) cause-effect relationships in the biological system and (3) fabrication of opto-electronics or nanodevices. The near-infrared light, which conveys energy deep into the tissues, is expected to be used for optogenetics with the creation of proteins that change their conformations with such energy or the improvement of nanodevices that transfer the energy to photoreceptive proteins.