著者
榎本 卓朗 中元 雅典 竹内 裕一 生駒 誓子
出版者
耳鼻と臨床会
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.39, no.6, pp.949-952, 1993-11-20 (Released:2013-05-10)
参考文献数
10

今回われわれは, 37歳女性の大動脈炎症候群に耳鳴, 難聴を合併した症例を経験した. 大動脈炎症候群などの自己免疫疾患に耳鳴, 難聴を伴う症例があることは今まで神崎らの報告などが認められる. われわれが経験した症例では, 大動脈炎症候群の部分症としての耳鳴, 難聴が疑われ, ステロイド剤の投与によりその症状は改善した. 耳鳴, 難聴を訴える症例に遭遇した場合, 自己免疫疾患によるものも考慮するべきと思われる.
著者
樋上 弓子 樋上 茂 竹内 裕美 生駒 尚秋
出版者
耳鼻と臨床会
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.46, no.4Supplement3, pp.S174-S176, 2000-01-20 (Released:2013-05-10)
参考文献数
6

閉塞性睡眠時無呼吸症候群 (OSAS) の気道閉塞部位は軟口蓋部と舌根部が多く、声門部が原因となることはまれである。われわれは睡眠中のみに声門開大障害が生じたOSASの1例を経験したので報告した。症例は68歳男性で主訴はいびきであった。内視鏡検査では、覚醒時の声帯の可動性は良好であったが、睡眠中には吸気時に声門は閉鎖し、呼気時も声帯の開大は副正中位までに制限されていた。中咽頭食道内圧測定では、無呼吸時の中咽頭圧は全く変動しなかったが食道内圧は最大-23.0cm H2Oまで陰圧化し、舌根部以下の狭窄が示唆された。中枢性疾患の合併を伴わず、特発性Gerhardt症候群と診断した。
著者
野坂 彩 竹内 裕美 河本 勝之 花本 美和子
出版者
耳鼻と臨床会
雑誌
耳鼻と臨床 (ISSN:04477227)
巻号頁・発行日
vol.46, no.4Supplement3, pp.S115-S118, 2000-01-20 (Released:2013-05-10)
参考文献数
13

一酸化炭素 (CO) 中毒事故後に両側の高度難聴を来した心因性難聴の1例を経験した。症例は54歳女性で、自営の工場で一酸化炭素中毒事故が起こり、夫や従業員を助ける際に自身も軽度、COに暴露された。事故後の警察、消防、マスコミへの対応でかなりのストレスを受けたと思われる。CO中毒に対して高圧酸素療法を行ったが、治療中に両側の高度難聴を生じた。自覚的には聾となったが、純音聴力検査、聴性脳幹反応、語音明瞭度検査および自記オージオメトリーの検査結果と矛盾しており、心因性難聴と診断した。精神科的治療を併用しているが、現在まで症状の改善は認めていない。
著者
竹内 裕子
出版者
大阪大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2006

嗅細胞シリア上に発現している情報変換チャネルの局在を更に詳細に調査した結果、シリア上に発現している情報変換チャネル(CNGチャネル・Cl(Caチャネル))が一様に分布していることを明らかにし、局所的なUV刺激により、ケージドCaを誘起させたことによる、Cl(Ca)チャネルの分布を明らかにした。本結果は学会・論文で発表を行った。学会発表は、2006年度 : 国際学会2件、国内学会件、2007年度 : 国際学会2件、国内学会1件、2008年度 : 国際学会3件、国内学会2件を行った。論文は全て査読つき雑誌に受理され、2006年The Journal of General Physiology (Chen et al.,)2008年The Neuroscience(Takeuchi H & Kurahashi T)、アロマリサーチ(Sugahara et al.,)に掲載された。