著者
荒木 光彦 須田 信英
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測と制御 (ISSN:04534662)
巻号頁・発行日
vol.36, no.9, pp.643-647, 1997-09-10 (Released:2009-11-26)
参考文献数
18
被引用文献数
3
著者
玉置 久 森 正勝 荒木 光彦
出版者
The Society of Instrument and Control Engineers
雑誌
計測自動制御学会論文集 (ISSN:04534654)
巻号頁・発行日
vol.31, no.8, pp.1185-1192, 1995-08-31 (Released:2009-03-27)
参考文献数
13
被引用文献数
18 21

In this paper, a method of applying the Genetic Algorithm (GA) to multi-criteria optimization problems is proposed. First, the reproduction operator in GA is made so that the selection is performed in parallel according to each criterion and, at the same time, the Pareto-optimal solutions are always reproduced if such appear in the population. Then, through computational experiments, it is shown that not only one of the Pareto-optimal solutions of a problem but a set of such solutions is obtained by a single run of the proposed method.

2 0 0 0 OA 8.竹林と環境

著者
徳永 陽子 荒木 光
出版者
京都教育大学
雑誌
京都教育大学環境教育研究年報 (ISSN:09193766)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.99-123, 2007
被引用文献数
1

竹は,非常に用途の広い素材である。しかし,何年か前より,輸入製品や他の素材の製品に押され需要が低迷している。その結果,日本中で竹林め放置が目立ってきた。竹林の荒廃は,里山全体に大きな悪影響をもたらす。竹林の整備は,竹産業だけのためではなく,里山全体の環境の維持のために不可欠なものである。したがって,行政を含め,地域全体の大きな理解と協力の下で,竹林の整備を手抜きすることなく実施し続ける必要がある。そのための6つの課題とその解決方法について論述した。現在需要がないといっても,近い将来,日本に資源不足の事態が襲ってきたときに,竹製品に対する需要が必ず大きく伸びてくる。そのときに竹産業に関する技術が滅びておれば日本にとって大きな損失である。その技術を残していくためにも,日本め竹産業の滅亡は避けなくてはならない。
著者
倉光 正己 伊佐冶 圭介 荒木 光彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLP, 非線形問題 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.365, pp.1-8, 1999-10-21
被引用文献数
5

筆者らは、3次特性非線形素子を含む3次元発振器にカオスが生じるための必要条件に関して議論してきた.本論文では,まず従来のカオス発生条件の仮説をより適切な表現方法に書き改める.この条件を,従来検討した3次元発振器を全て包含する一般的な表現の3次元発振器に適用し,カオスの発生する可能性のある線形パラメタ領域を求める方法を提案する.シミュレーションの結果,この方法で求めた領域の広い範囲で,実際カオスの発生することを確かめた.この結果から,従来知られている回路構成の異なる3次元発振器に発生するさまざまのカオスは,一般的な発振器表現においては,トポロジカルに繋がった同一領域内の現象であることが分かる.
著者
新保 泰輝 寺山 一輝 越野 亮 沖野 浩太朗 荒木 光一 吉田 龍史
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集H(教育) (ISSN:18847781)
巻号頁・発行日
vol.78, no.1, pp.1-9, 2022 (Released:2022-01-20)
参考文献数
16

頻発激甚化する自然災害による被害を低減するためには住民自らが常日頃から災害渋滞時の避難行動を学習し,適切な避難経路を考える必要がある.本研究では,災害時に生じる渋滞を考慮した避難経路を学習できる「防災すごろく」のアプリケーション(アプリ)を開発した.本アプリではランダムな出発点から避難所に向かう間に豪雨,火災,渋滞の発生に伴う避難方法や避難経路の変更を学ぶことができる.また,ゲーム性を考慮し,グループ同士で得点を競うことや防災クイズを実施することで学習意欲の向上を図った.更に,災害疑似体験ならびにゲームに対する慣れを軽減するためにVRコンテンツを用いた災害表現を行っている.本アプリによる防災教育を行い,アンケートを実施した.その結果,本アプリの学習効果が示されると共に課題も明らかになった.
著者
萩原 朋道 荒木 光彦
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.110, no.4, pp.235-244, 1990-04-20 (Released:2008-12-19)
参考文献数
5

This paper studies properties of limiting zeros, which are defined as zeros of sampled-data systems resulting from continuous-time scalar systems preceded by zero-order hold with sufficiently small sampling period. Firstly, the regions are clarified in which the limiting zeros corresponding to the zeros of the original continuous-time system should exist. Secondly, other limiting zeros are studied, which are always yielded when the relative degree of the original continuous-time system is greater than or equal to 2 and do not have any counterpart of the original continuous-time system. To be specific, stability of such a zero is studied for the case where the relative degree of the original continuous-time system is 2. Using the above two results, a condition is derived on which all the limiting zeros are stable.Furthermore, relating to strong stabilizability of sampled-data systems, which is defined as possibility of being stabilized by a stable controller and is equivalent to the parity interlacing property (a condition on the location of real zeros and real poles), some criteria are given with which to examine whether limiting zeros are real or not.

1 0 0 0 OA 8.企業と環境

著者
宮武 隆旭 荒木 光
出版者
京都教育大学
雑誌
京都教育大学環境教育研究年報 (ISSN:09193766)
巻号頁・発行日
vol.10, pp.73-89, 2002-03-31

今日,企業経営も環境問題を無視しては行い得ないようになってきた。法的規制をクリアするだけでは環境問題に対処できたとはいえない時代である。そこで,販売される商品が,場合によっては五十年・百年と使われる住宅の製造販売を行っている住宅産業が,この間題にどのように取り組んでいるかをこの産業界トップ2社を比較することで考察してみた。そして,企業としての収益を上げながら環境問題に対処するにはどのような問題点があるかを考えてみた。