著者
横手 裕 浦山 きか 内山 直樹 松岡 尚則 VIGOUROUX MATHIAS 鈴木 達彦 入口 敦志 並木 隆雄 長谷部 英一 井ノ口 哲也 森口 眞衣 菊谷 竜太 西村 直子 西田 文信 形井 秀一 大沼 由香 立石 和子 岡田 岳人 本村 昌文
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2019-04-01

本研究は、東アジアを中心とするアジアの伝統医学において、医療倫理や医師の心得がいかに想定されていたかを、その思想的な背景も含めて明らかにする。すなわち、日本をはじめとするアジア諸国の伝統的医学文献における医療倫理に関する記述、医療倫理の背景となっている思想や文化、現在のアジア諸国の伝統医学教育における倫理教育の実態、これら三点を軸に、全ての構成員によって共同研究を進める。そして最終的には諸国間における異同、相互の影響関係等を検討しつつ、アジア諸国に共通する伝統的な医療倫理について定義づけと明確化を行い、現代の医療に取り入れるべき内容を提案する。
著者
菊谷 竜太
出版者
東北大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2012-04-01

インド密教において観想法を説く成就法(sadhana)文献は、マンダラ儀軌(mandalavidhi)と密接な関わりをもつことが知られている。後期密教において最も長い法灯を維持し続けたジュニャーナパーダ流の伝統を、最初期のジュニャーナパーダ(ca.750-800)から最晩期のアバヤーカラグプタ(ca.1080-1120)の時代に至るまで『四百五十頌』を中心に個々の儀礼とがそれぞれどのように形成され伝承されていったのか、両実践を系統別に類型化し,さらに密教周辺の儀礼文献をも視野に入れ包括的に解析することによって密教儀礼の背後にある教理内容を明らかにしようと試みた。