著者
落合 敏秋 臼井 章夫 松本 清司 関田 清司 内藤 克司 川崎 靖 降矢 強 戸部 満寿夫
出版者
Japanese Society for Food Hygiene and Safety
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.26, no.6, pp.605-616_1, 1985-12-05 (Released:2009-12-11)
参考文献数
18
被引用文献数
1 2

緑青の主成分とされる塩基性炭酸銅の急性及び慢性経口毒性試験をSlc: Wistarラットを用いて行った. 急性毒性試験で, LD50値は雄: 1350mg/kg, 雌: 1495mg/kgであった. 慢性試験では0, 70, 220, 670及び2000ppm塩基性炭酸銅添加固型飼料を12か月間投与した. 2000ppm群で体重増加抑制 (雄, 雌), 血清GOT,GPT, LDHの上昇が実験期間を通して観察された. 組織学的には, 雌雄2000ppm群で肝臓の単細胞壊死の発現数が有意に増加した. 以上, 塩基性炭酸銅の2000ppmはラットに肝臓障害を起こすものと結論された.
著者
落合 敏夫 森本 文雄 渋谷 正德 大山 豊 岩井 伸幸 飯田 友巳 宇佐美 一幸
出版者
一般社団法人 日本臨床救急医学会
雑誌
日本臨床救急医学会雑誌 (ISSN:13450581)
巻号頁・発行日
vol.18, no.6, pp.720-722, 2015-12-28 (Released:2015-12-28)
参考文献数
3

目的:千葉県東葛飾北部地域における蘇生対象となったCPA(cardiopulmonary arrest)に対する静脈路確保について,現場における救急救命士数の影響を検討する。対象および方法:東葛飾北部地域メディカルコントロール協議会の検証グループで静脈路確保に関するチェックシートを作成した。平成22年4月1日から平成23年3月31日の間,域内で発生し救急隊が出動し心肺蘇生術(cardiopulmonary resuscitation)を施行した845件について記入を行った。得られたデータを基に,救急救命士1名乗車と2名乗車とに分け,静脈路確保の試行と成功とを検討した。また救急救命士2名乗車における薬剤投与認定救急救命士(以下,認定と略す)の影響を,認定2名の場合と認定1名の場合および非認定2名とで比較検討した。結果:救急救命士1名乗車589件(69.8%)に対し,2名乗車は256件(30.2%)であった。1名乗車の静脈路確保試行は290件(49.2%),成功は150件で,成功率は51.7%であった。2名乗車での静脈路確保試行は172件(67.2%),成功は116件で,成功率は67.4%と,1名乗車と比較し有意な差を認めた。認定2名乗車時は統計学的に有意な差はないが,最も高い試行率・成功率であった。結語:救急救命士2名乗車は,1名乗車に比べて静脈路確保の試行率・成功率ともに高く,薬剤投与認定救急救命士2名乗車が最も高かった。救急救命士2名乗車体制の有用性が示唆された。
著者
井川 聡子 岩尾 陽子 小野 めぐみ 後田 絵美 滝田 牧 八田 美幸 落合 敏 Satoko Igawa Yohko Iwao Megumi Ono Emi Ushiroda Maki Takita Miyuki Hatta Toshi Ochiai 茨城キリスト教大学生活科学部食物健康科学科 千葉県立衛生短期大学栄養学科第19期生 千葉県立衛生短期大学栄養学科第19期生 千葉県立衛生短期大学栄養学科第19期生 千葉県立衛生短期大学栄養学科第19期生 千葉県立衛生短期大学栄養学科第19期生 茨城キリスト教大学生活科学部食物健康科学科
雑誌
茨城キリスト教大学紀要. II, 社会・自然科学 = Journal of Ibaraki Christian University. II, Social and natural sciences (ISSN:13426370)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.75-86, 2002-02-25

From the necessity of managing water intake for the maintenance and improvement of health, we investigated the dietary habits and water intake among the female junior college students (n=68). The results are summarized as follows. The total water intake was apparently insufficient, averaging at 1437±363ml. While, 7.4% of the students satisfied the requirement (2000ml), 30.9% of them consumed less than 1200ml. The average amount of water taken as liquid was 762±318ml. Only 19.1% of the students satisfied the requirement (1000ml). In addition, both the amount of water taken at each meal and intake frequency per day tended to be insufficient, which reminded us of the necessity of improving the situation. As to the kinds of beverages taken, tea was most commonly consumed. The average amount of water taken from food sources was 675±223ml, satisfying 60-70% of the requirement. In addition, only 10.3% of the students satisfied the requirement (1000ml). The causes of deficiency included, insufficient meal (breakfast and lunch) and soup intake. Furthermore, those who habitually eat at irregular hours and those who skip meals showed significantly low levels of water intake. Based on the above findings, we confirmed the necessity of immediately improving the situations observed among the young generation by taking measures for insufficient water intake both via liquids and via food so as to attain the required water intake.
著者
落合 敏夫
出版者
東京経営短期大学
雑誌
東京経営短期大学紀要 (ISSN:09194436)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.23-32, 2008-03-30

マークカード記入方式の試験において,マークカードに記入されたデータをパソコンに取り込んだあとの採点の作業を簡単化するためのプログラムをVBA で作った。得点分布や正解率をグラフ化するところまでを行なっている。