著者
是永 論 浅岡 隆裕 柄本 三代子 金 相美 岡田 章子 清水 真 酒井 信一郎 重吉 知美 池上 賢 加藤 倫子
出版者
立教大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

本研究は、日本社会および日本人に関して、「劣化」という表現が言説上について頻繁に使用されているという状況を踏まえ、メディア言説上における劣化表現のありようを解明するために、活字メディアを中心に内容分析を行ったほか、一般のメディアの受け手に対する質問紙およびインタビュー調査から得られたデータの分析結果から、言説どうしが形成する関係と、言説が人々に消費される具体的な過程を明らかにした。
著者
是永 論 酒井 信一郎 池上 賢 重吉 知美
出版者
立教大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

本研究は、メディア上に見られる表現の理解を人々がどのように行っているのかについて、主に表現が制作される場面や、その実践に関わる人々を対象に解明するものである。短歌、写真、商業マンガを対象として、エスノグラフィー、インタビュー、ビデオ分析といった調査手法を用いた。それぞれの表現について、理解に関わる独自の実践と、それにともなう規範があることが明らかとなった。