著者
近藤 章 鈴木 伸幸 加藤 賢治 八木 清 水谷 潤
出版者
一般社団法人 日本脊椎脊髄病学会
雑誌
Journal of Spine Research (ISSN:18847137)
巻号頁・発行日
vol.11, no.4, pp.741-744, 2020-04-20 (Released:2020-04-20)
参考文献数
8

第4/5腰椎間に行ったLLIF例(L群)とPLIF例(P群)で検討を行った.L群の方が,P群と比べて術後椎体前縁椎間板高や術後前弯角,獲得椎間板高,獲得前弯角が有意に大きかった.しかしながら,術後1年での前弯角の損失はL群の方が有意に大きかった.骨癒合は術後1年ではP群の方が有意に良好であった.LLIFの方がPLIFよりも脊椎矢状面アライメントの矯正はしやすいが,矯正損失や骨癒合には注意を要する.
著者
鈴木 伸幸 水谷 潤 加藤 賢治 近藤 章 八木 清
出版者
一般社団法人 日本脊椎脊髄病学会
雑誌
Journal of Spine Research (ISSN:18847137)
巻号頁・発行日
vol.11, no.4, pp.737-740, 2020-04-20 (Released:2020-04-20)
参考文献数
3

近年,Lateral Interbody Fusion(LIF)手技の発展により,脊椎手術の手術時間と出血量の軽減が実現されている.しかし,その合併症の1つとして分節動脈損傷がある.今まで椎体側面の分節動脈の走行は研究され,注意喚起がなされてきたが,椎体前方でも,前方レトラクターの設置やAnterior Column Realignment(ACR)手技の際には重要であり,L1/2では89.1%,L2/3では81.0%,L3/4では34.5%と高頻度に分節動脈が椎間板と交差しておりこれらの手技の際には注意が必要である.
著者
関 亨 山脇 英範 鈴木 伸幸
出版者
THE JAPANESE SOCIETY OF CHILD NEUROLOGY
雑誌
脳と発達 (ISSN:00290831)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.156-162, 1982

てんかん児に対する予防接種の問題点につき, 現在までにえられた知見の概要および日本小児神経学会評議員のうち小児科関係の方々の御協力によるアンケート調査成績を述べ, これらをふまえて現時点におけるてんかん児に対する予防接種対策案を述べた.<BR>てんかん児に対していたずらに予防接種を回避することには問題がある.予防接種の種類による有効性, 必要性, 副反応の強弱, およびてんかん児の個体側要因との組合せによって個々の予防接種施行の可否を決定すべきであり, 本問題につき行政へのすみやかな反映を切に望むものである.<BR>なお, てんかん児に対する予防接種は集団接種ではなく, 個別接種で行なうことはいうまでもないことである.
著者
立花 泰夫 関 亨 山脇 英範 鈴木 伸幸 木実谷 哲史 前沢 真理子 山田 哲也 清水 晃
出版者
一般社団法人 日本てんかん学会
雑誌
てんかん研究 (ISSN:09120890)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.40-47, 1985-04-30 (Released:2011-01-25)
参考文献数
17

小児期における無熱性全般けいれん発作71例の予後を検討し, 以下の結果を得た。1) 発作の消失したものは, 総数71例中50例 (70.4%), 正常な精神運動発達・精神発達を示したものは, 64例 (90.1%) であった。2) 経過中, 他の発作型を認めたものは, 10例 (14.1%) で, 内訳は, 単純部分発作3例, 複雑部分発作6例, 複雑部分発作+非定型欠神発作1例であった。3) 発作の予後に関与する因子として,i) 精神運動発達遅滞・精神遅滞の合併 (p<0.01)ii) 治療開始までの期間 (p<0.05)iii) 30分以上持続した無熱性全般けいれん発作の既往 (p<0.05) 3つが指摘された。