著者
鈴木 秀樹 坂本 拓 塩野 真弓 長坂 和茂 佐藤 りん 西川 真樹子 八木澤 ちひろ 古森 千尋 天野 絵里子
出版者
京都大学図書館機構APC ワーキンググループ
巻号頁・発行日
pp.1-50, 2016-02

本学では、多額の経費を支払い多くの電子ジャーナルを読むことができる環境を整えているが、購読費として支払う経費に加え、近年は、論文をオープンアクセスにするための費用(「オープンアクセス費」)を著者が出版社に支払い、誰もが無料で読むことができる電子ジャーナルもしくは論文として公開するケースが増加している。このことにより、従来からの購読費は上昇を続け、さらに、オープンアクセス費の増加により、総額として大学が研究活動のために係る費用が急増しているという課題が顕在化している。(詳細は、資料1「オ ープンアクセス費の定義」を参照) 本ワーキンググループでは、昨年度に引き続き、以下のとおり本学教員によるオープンアクセス費の支出やオープンアクセス費を巡る状況を調査した。
著者
鈴木 秀樹
巻号頁・発行日
pp.1-38,

当日発表資料
著者
鈴木 秀樹 小池 翔太
出版者
日本デジタル教科書学会
雑誌
日本デジタル教科書学会発表予稿集
巻号頁・発行日
vol.10, pp.41-42, 2021

<p>教室内でオンライン会議を行い,更にブレイクアウトルーム機能を使ってグループ分けすることにより,少人数での話し合い活動をすることを試みた。結果,対面での場合と遜色ない話し合い活動を実現することができ,通常の教室での話し合いよりも積極的になる児童が見られた。オンラインだと「緊張しない」こと,誰かが発言を始めたら自然と他の子は聞き手に回るので,発言が入り混じっていないこと等の理由が予見された。また,学習者用デジタル教科書の画面を共有して編集していくことが話し合いをスムーズに進めることに有効であることも観察できた。</p>
著者
鈴木 秀樹 藤本 幸三
出版者
東北文化学園大学医療福祉学部看護学科
雑誌
東北文化学園大学看護学科紀要 = Archives of Tohoku Bunka Gakuen University Nursing (ISSN:21866546)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.41-50, 2017-03-31

看護学科2年次学生の「日常生活援助実習」の履修後において、看護の観かた、捉え方を明らかにすることを目的とし、Kohonenの自己組織化マップを用い分析を行った。その結果、36語8クラスターで構成され、[実習後の初期の看護観形成][看護ケアの熟考][看護に対する内省と新たな認識][看護の対象者への理解の深まり][看護に関する見識の広がり][看護の意味づけ]の6カテゴリーが抽出された。看護実践の経験の中で学生は、内省すると共に患者の背景を捉え、ケア提供の必要性への気付きが示唆され、患者との信頼関係を構築する上でのコミュニケーションスキルの重要性を十分に認識したと考えられた。実習後の看護観形成において、学生のレディネスと学生を支援する教員の力量が影響すると推測され、学内での学修と実践の場で体験したことを有機的に結びつける等、教育支援体制の構築にあたっての考慮すべき点について、いくつかの示唆が得られた。