著者
佐藤 貴英 八重樫 和之 鈴木 翔太 渡辺 裕喜 平井 明礼 加納 剛史 石黒 章夫
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集
巻号頁・発行日
vol.2012, pp."2A1-K03(1)"-"2A1-K03(3)", 2012-05-27

Autonomous decentralized control is a key concept for building robots capable of exhibiting adaptive behavior under unpredictable real world constraints. However, it is still unclear how to generate non-trivial macroscopic functionalities of an entire system using only locally available information. In this study, we focus on the slithering locomotion of snake-like robot as a case study, and show an answer to this problem based on variational principle and reaction-diffution equation.
著者
鈴木 翔太
出版者
電気通信大学
巻号頁・発行日
2017-03-24

現在、極性判定を用いて皮肉文をポジティブ又はネガティブに自動で分類することは難しい問題とされていて, 重要な問題であるとされている. 本研究における皮肉文とは, ポジティブな言語表現を文章中に多く含ませているにもかかわらず, 本来伝え手が意図している内容がネガティブになる文章, 又はネガティブな言語表現を文章中に多く含ませているにもかかわらず, 本来伝え手が意図している内容がポジティブになる文章のことを指す. 以下の表現を本研究では皮肉と定義する.「肯定的な意味を伝える否定表現又は否定的な意味を伝える肯定表現を皮肉とする」. 本研究における皮肉を特定することは, 文章を正確に分類する上で重要な課題となっている. 以上のことより, 本研究では既存の極性判定器の分類精度に影響を及ぼす皮肉文を検出する為の手法を提案する. 皮肉を検出することで, レビューにおける既存の極性判定器の解析精度の向上を図る. レビューに対し構文解析を行い, 構文解析によって抽出されたフレーズに対し, Bhartiらが用いていたsituation phrase 又はsentiment phrase を用いて, 構文解析されたフレーズがそれらのフレーズに一致するかを判定する. なお, 本研究では構文解析されて出力された文節それぞれのことをフレーズと呼ぶ. situation phrase 又はsentiment phrase の品詞の組み合わせに一致するフレーズが対象のレビューにあった場合, そのフレーズがポジティブであるか,ネガティブであるか, 又はどちらでもないかを判定する. sentiment phrase, situation phrase それぞれのポジティブ, ネガティブとなるフレーズの数を数え上げ, 1レビューに対してのsituation phrase,sentiment phraseの全体の感情を判定する. situation phrase とsentiment phrase それぞれの全体の感情が異なった場合, その対象のレビューは”皮肉文である”と判定される.上記の手法を用いて, 既存の皮肉判定手法との比較を行い本提案手法の有用性を示す.また, 既存の極性判定器で, 実際の感情と誤って判定された皮肉文を本提案手法が検出できるか, 実用性の評価を行った.
著者
鈴木 翔太 渋澤 雅貴 加藤 大悟 宇賀 大祐 髙川 啓太 後藤 真衣 和田 直也 笛木 直人 笛木 真 土橋 邦生
出版者
保健医療学学会
雑誌
保健医療学雑誌 (ISSN:21850399)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.23-31, 2023-04-01 (Released:2023-04-01)
参考文献数
27

【目的】慢性閉塞性肺疾患(以下,COPD)において,増悪予防は重要な疾病管理目標である.COPD増悪予防には呼吸リハビリテーションが推奨されているが,社会的背景などにより頻回な外来呼吸リハビリテーションが困難な実情がある.本研究では低頻度外来呼吸リハビリテーションのCOPD増悪予防効果を検証することとした.【対象と方法】外来呼吸リハビリテーションを継続して実施していたCOPD患者(以下,リハビリテーション実施群)と,外来通院のみのCOPD患者(以下,リハビリテーション未実施群)を対象とし,12ヶ月間を診療録より後方視的に調査した.主要評価項目としてCOPD増悪の有無,COPD増悪回数,初回増悪日までの日数を収集した.統計学的解析には基準点の比較は群間比較を実施し,COPD増悪回数,COPD初回増悪までの日数はカプランマイヤー曲線およびログランク検定を実施した.【結果】12ヶ月間のCOPD増悪者数,COPD増悪回数は群間で有意差を認めなかったが,初回増悪日までの日数はリハビリテーション実施群で有意に延長した.【考察】増悪は実施頻度や運動強度,リハビリテーションプログラムに影響を受けると考えられることからCOPD増悪者数,COPD増悪回数減少には効果が得られなかったが,活動的な生活や行動変容を促すことができた可能性があり,COPD増悪までの期間を引き延ばす効果があることが示された.
著者
渡邉 航 鈴木 翔太 加納 剛史 石黒 章夫
出版者
The Society of Instrument and Control Engineers
雑誌
計測自動制御学会論文集 (ISSN:04534654)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.48-53, 2013 (Released:2013-02-08)
参考文献数
11
被引用文献数
1

Our objective is to understand behavioral versatility of animals from the perspective of well-coordinated rhythmic and non-rhythmic movements. To this end, we focus on an ophiuroid as a simple good model living organism that exhibits self-organized role assignment of rhythmic and non-rhythmic arm movements in locomotion. Although we have reproduced such versatile arm movements by using an active rotator model that can describe both oscillatory and excitatory properties, coordination of movements has been achieved in a specifically limited situation. In order to overcome this issue, we reexamine the model so that the role assignment of arm movements is realized in more general situations. Simulation results show that the ophiuroid omnidirectional locomotion in response to an attractant or repellent stimulus is successfully realized by using the proposed model.
著者
鈴木 一裕 鈴木 翔太 本田 周子 新田 浩司
出版者
一般社団法人 日本透析医学会
雑誌
日本透析医学会雑誌 (ISSN:13403451)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.153-156, 2017 (Released:2017-03-01)
参考文献数
7

スクロオキシ水酸化鉄 (以下SO) を使用した症例について検討した. 鉄剤投与を行っていない当院透析患者リン吸着薬内服21例について同用量のSOに切り替え, 切り替え前と12週後での血清リン値, 鉄関連検査値, 副作用発現頻度, 血清fibroblast growth factor 23 (FGF23) 値の変化につき検討を行った. SOを継続して内服できた18例のリン値は有意に低下した. 副作用中止例は3例 (下痢が2例, 軟便が1例) が内服中止した. 鉄関連検査値については投与前後で差を認めず, 血清FGF23値の変化は透析前血清リン値に依存した.
著者
上村大輔 久野琢也 鈴木翔太 濱川礼
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.279-281, 2011-03-02

本システムは,ストリーミング動画配信およびコミュニケーションを仮想空間で実現したシステムである.この仮想空間とは,ユーザの分身がインターネット上の電子空間に存在する仮想世界である.近年,注目されているUstreamなどのストリーミング動画配信サービスのコミュニケーションのあり方について考察し,より面白いものを作ることを目的とする.本システムをFlashによるウェブアプリケーションで実現した.動画通信はサーバに過度な負担を与えるため,Peer to Peer通信をすることで負担を軽減させている。Peer to Peer通信を実現するためにFlashのRTMFP(Real Time Media Flow Protocol)を利用している.