著者
難波 康治
出版者
日本デジタル教科書学会
雑誌
日本デジタル教科書学会年次大会発表原稿集
巻号頁・発行日
vol.2, pp.41-42, 2013

<p>大阪大学国際教育交流センター日本語教育研究チームでは、大学の国際化に伴う留学生数の増加に対応できる体制を整えるため、平成21年度より4年間にわたり科学研究費補助金の補助を受け、新しいカリキュラムの開発に取り組んできた。本稿では、その一部である従来型の教材とiPhoneアプリを融合した初・中級漢字教材の開発について報告する。また、それらを利用した一斉授業と個別学習を組み合わせた実践について紹介する。</p>
著者
難波 康治 佐合 弘行 Nanba Koji Sago Hiroyuki ナンバ コウジ サゴウ ヒロユキ
出版者
大阪大学留学生センター
雑誌
多文化社会と留学生交流 (ISSN:13428128)
巻号頁・発行日
no.12, pp.113-120, 2008

留学生センター日本語教育部門では、日本語教育プログラムの改革と平行して平成18年度の教育基盤整備費の配分を受け、従来のプレースメントテストと履修登録手続きをすべてWEB化し、学内外のどこからでも縦横申請を行えるシステムを開発した。本稿は、その開発の経緯とシステムの概要について報告する。
著者
難波 康治 角南 北斗 ナンバ コウジ スナミ ホクト Namba Koji Sunami hokuto
出版者
大阪大学留学生センター
雑誌
多文化社会と留学生交流 (ISSN:13428128)
巻号頁・発行日
no.14, pp.63-69, 2010

【特集OUSカリキュラムの開発(8)】OUSカリキュラムでは、そのカリキュラムの一部として、計画段階からITの積極的な利用を検討してきた。本稿では、その背景としての大学の日本語教育に おけるIT利用の現状とその問題点を分析し、その解決策を検討する。さらに、その教育理念をもとに現在開発に着手している「日本語教育支援ITプラット フォーム」について紹介する。
著者
西口 光一 三牧 陽子 村岡 貴子 難波 康治 西村 謙一 大谷 晋也 義永 美央子
出版者
大阪大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2009

大学における日本語教育カリキュラムのあり方について、CEFR などの外国語能力記述を参照しつつ、大阪大学における日本語教育のスタンダードとして、6 つの習得段階での各コンポーネントの教育内容と達成水準の記述を行った。それを参照枠としながら以下の開発・研究を行った。(1) 自己表現活動中心の新たな基礎日本語のカリキュラムと教材の開発及びそれに関連する研究(2) 大学院生の研究活動及び各活動に関連するディスコースの研究とそれらに基づくアカデミック・ライティングとアカデミック・オーラル・コミュニケーションのカリキュラムと教材の開発及び実施と検証(3) 社会科学系を専門とする日本語教員による社会科学日本語のカリキュラムと教材の開発的研究(4) 日本語教育 IT 支援プラットフォームに関する研究と同プラットフォームの開発