著者
早田 義博 加藤 治文 周 明智 立花 正徳 林 永信 田原 真 河内 堯 瀬尾 泰樹 雨宮 隆太
出版者
The Japanese Respiratory Society
雑誌
日本胸部疾患学会雑誌 (ISSN:03011542)
巻号頁・発行日
vol.15, no.11, pp.759-768, 1977-11-25 (Released:2010-02-23)
参考文献数
20

In order to examine the carcinogenetic process of squamous cell carcinoma of the lung, the authors observed chronologically the changes of the bronchial epithelium throughout the duration of the experiment which produced squamous cell carcinoma in dogs. The changes were observed cytologically, histologically and bronchofiber-scopically.At the bifurcation of the apical and cardiac bronchi of two adult beagles and four adult mongrels a single dose of 50mg 20-methylcholanthrene (20-MC) was injected by means of a special needle which we developed for both therapeutic and experimental use through a bronchifiberscope at seven day intervals. Proliferation of basal cells accompanied by atypical nuclei or nuclear fission appeared immediately after injection of 20-MC, and were replaced by metaplastic cells after one week. Mildly atypical squamous cell metaplasia occured after 1-4 weeks, and moderately atypical squamous cell metaplasia after 2-8 weeks in all dogs. Five to nine weeks after the commencement of the experiment severely atypical squamous cell metaplasia appeared in 4 dogs, and in 3 dogs carcinoma in situ between 8 and 14 weeks. Invasive carcinoma developed after 18-22 weeks in 3 dogs (2 beagles, 1 mongrel). Squamous cell metaplasia was thus recognized to be an important precursor of squamous cell carcinoma, and further research on DNA analysis performed throughout the experiment may provide further elucidation of the carcinogenetic process.
著者
植田 英治 吉見 富洋 古川 聡 小野 久之 朝戸 裕二 登内 仁 井上 真也 黒木 義浩 雨宮 隆太 小泉 澄彦 長谷川 博
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.29, no.10, pp.2010-2013, 1996-10-01
被引用文献数
4

私たちは,患者がより良い医療を受けるためには患者自身が自分の病気について知っていることが不可欠であると考え,癌告知を積極的に進めてきた.告知に際して原発臓器・進行度・年齢・性別等は考慮しなかった.外科手術患者543人に癌告知を行い,生存していてアンケート実施可能な患者413人のうち366人(配布率89%)にアンケートを実施し,300人(回収率82%)より回答を得た.89%の患者が,「病名を告げられてよかった」と答えており,「癌では無いと嘘をついて欲しかった」と答えた患者は1%であった.告知により55%の患者がショックを受けたと答えていたが,回答患者の87%が3か月以内に立ち直ったと答えていた.現在当科では,癌であることを「知らないでいる権利」をも尊重する目的で,全初診患者を対象として,外来で告知希望の有無を確認した上で告知を進めている.癌告知を広く積極的に進めるべきであると考えられた.
著者
内藤 淳 於保 健吉 斎藤 宏 坪井 正博 高橋 英介 輿石 晴也 沖津 宏 永井 完治 雨宮 隆太 澤柳 久嘉 赤田 荘一 阿部 公彦 河内 堯 河村 一太
出版者
日本呼吸器内視鏡学会
雑誌
気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 (ISSN:02872137)
巻号頁・発行日
vol.13, no.2, pp.176-181, 1991-03-25

低線量率もしくは高線量率気管気管支腔内照射療法は, 手術適応のない気管気管支悪性腫瘍に対する補助療法として, 近年脚光を浴びてきた。また, Nd-YAG Laser治療と気管気管支腔内照射療法との合併療法も注目されている。今回, 我々は気管右主気管支に広範に発育した腺様嚢胞癌に対し, 内視鏡的Nd-YAG Laser療法による気道開大とfull doseのLinac外照射療法後に, ^<60>Co気管気管支高線量率腔内照射療法(腔内照射)を追加し, 腔内照射終了後約10日目に, 内視鏡的に腫瘍の消失を認めた。しかし, この症例は腔内照射終了後5カ月目に喀血死した。剖検により, 喀血の原因は, 喀血3週間前に挿入されたY-T tube先端による, 右主気管支壁の圧迫壊死に伴う肺動脈気管支瘻であることが確認された。しかし, 腺様嚢胞癌の遺残は認めなかった。以上より, 腔内照射が, 気管気管支腺様嚢胞癌に対する合併療法の一つとして, 有用であることが示唆された。
著者
太田 岳洋 大久保 貴生 石塚 恒夫 古川 聡 朝戸 裕二 小野 久之 吉見 富洋 雨宮 隆太 小泉 澄彦 長谷川 博
出版者
東京女子医科大学学会
雑誌
東京女子医科大学雑誌 (ISSN:00409022)
巻号頁・発行日
vol.64, no.6, pp.602-602, 1994-07-25

第25回消化器病センター例会 1994年1月22日‐23日 東京女子医科大学弥生記念講堂