著者
中島 明日佳 船山 道隆 小嶋 知幸 稲葉 貴恵 川島 広明 青木 篤美
出版者
一般社団法人 日本高次脳機能障害学会
雑誌
高次脳機能研究 (旧 失語症研究) (ISSN:13484818)
巻号頁・発行日
vol.31, no.4, pp.439-448, 2011-12-31 (Released:2013-01-04)
参考文献数
37
被引用文献数
1 1

語義失語は, 井村 (1943) が, 日本語の特性を考慮した上で超皮質性感覚失語を捉え直した失語型であり, (1) 良好な復唱能力, (2) 言語理解障害, (3) 語性錯語を伴う発話障害, (4) 特徴的な漢字の障害, などを特徴とする。近年, 前頭側頭葉変性症の 1 亜型である意味性認知症 semantic dementia (SD) に伴う失語型として論じられることが多いが, 語義失語と意味記憶障害との関連は十分には調べられていない。今回われわれは, 静脈性の脳梗塞によって左側頭葉を前方から広範に損傷した後, 語義の理解障害と喚語困難を中核とする語義失語 (超皮質性感覚失語) を呈した 1 例について, 意味記憶の検討を行った。その結果, われわれが調べ得た範囲で, 意味記憶障害を示唆する所見は認められなかった。以上より, (1) 語義失語=SD ではないこと, (2) 記号である語彙項目とリファレントである意味記憶との間の相互の記号変換 (coding) の障害が存在すれば, 語義失語の定義を満たす失語像が出現することを指摘した。
著者
青木 篤 西田 〓 安藤 満 吉川 博治
出版者
日本農薬学会
雑誌
Journal of Pesticide Science (ISSN:1348589X)
巻号頁・発行日
vol.19, no.3, pp.S125-S131, 1994-08-20 (Released:2010-08-05)
参考文献数
15
被引用文献数
1 4
著者
瀬渡 賢 青木 篤人 田代 真一 田中 学
出版者
一般社団法人 スマートプロセス学会 (旧高温学会)
雑誌
スマートプロセス学会誌 (ISSN:2186702X)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.28-32, 2017
被引用文献数
4

In order to perform stable pure argon MIG welding, duplex current feeding MIG welding has been developed. In the previous experimental study, higher droplet temperature and deeper weld penetration were obtained in the duplex current feeding MIG welding compared with those of the conventional MIG welding. However, the similar effects are considered to be realized also by the conventional MIG welding with short wire extension through increase in welding current. In this paper, basic characteristics of the duplex current feeding MIG welding were compared with those of the conventional MIG welding with the short wire extension. Consequently, it was found that the duplex current feeding MIG welding achieved the deeper weld penetration without an undercut unlike in the case of the conventional MIG welding with the short wire extension.
著者
上田 隆之 中西 逸朗 飛塚 淳三 半沢 卓 遠藤 利光 富田 和男 青木 篤
出版者
日本農薬学会
雑誌
日本農薬学会誌 (ISSN:03851559)
巻号頁・発行日
vol.12, no.1, pp.65-69, 1987-02-20

N-(2, 6-ジアルキルフェニル)-4(または3)-カルボキシフタルイミドおよび関連化合物を合成し, アブラナ科野菜根こぶ病防除活性を検討した.フタル酸部の4位にカルボキシ基を導入したN-(2, 6-ジイソプロピルフェニル)-およびN-(2-s-ブチル-6-エチルフェニル)-4-カルボキシフタルイミド類は強い防除活性を示したが, エステル類の活性はアルコール部位の疎水性の違いにより変動した.アミド類は一般に効力が低かったが, 活性はアミン部位の疎水性に支配されていることが示唆された.これらの誘導体はいずれもカルボン酸に加水分解された後効力を発現しているものと推定した.フタル酸部の3位にカルボキシ基を導入した化合物には活性は認められなかった.