著者
玉澤 佳純 玉澤 かほる 高橋 正美 國島 広之
出版者
一般社団法人 日本環境感染学会
雑誌
日本環境感染学会誌 (ISSN:1882532X)
巻号頁・発行日
vol.26, no.4, pp.222-227, 2011 (Released:2011-10-05)
参考文献数
27
被引用文献数
2

血液・体液曝露の内,眼への曝露は,感染のリスクからは針刺し事例に匹敵することから,眼および眼周辺部への曝露に着目して,医科と歯科の統合後の当大学病院の2年半における,曝露者の職種,曝露物,曝露時の場所について検索した.   その結果,統合後の当大学病院では,血液・体液曝露事例は,全部で67件発生していた.そのうち,眼および眼周辺部への曝露事例は41件発生したが,職種では,看護師19名,医師9名,医学生4名,助産師3名,歯科医師2名,臨床工学技士2名の順であった.曝露物では,血液14件,体液7件,喀痰4件,注射液2件等であった.曝露場所では,手術室14件,一般病室10件,ICU4件,救急部3件,人工透析室3件,分娩室2件,採血室2件,歯科外来2件等であった.特に出産関係でまとめると,6件と多かった.また,曝露事例の総数は67件であったが,その内,眼および眼周辺部への曝露事例は41件であり,全体の61.2%を占めていた.当大学病院の調査結果から,手術室での眼および眼周辺部への曝露が最も多かったことから,手術室のスタッフはゴーグルの着用が必須であることが判明した.
著者
永田 泰弘 跡部 禮子 高橋 正美
出版者
日本色彩学会
雑誌
日本色彩学会誌
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.69-70, 1991
著者
山崎 久道 高橋 正美 原田 智子 藤田 節子 横山 亮一 吉野 敬子
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.43, no.9, pp.824-842, 1993-09-01 (Released:2017-05-30)

シソーラスの評価をおもに,利用者の観点から行うための評価基準を開発した。これまでの,評価の試みや作成のガイドラインが,語の取扱いや表示に重点をおいているのに対して,情報源(おもにデータベース)と利用者との結節点としてシソーラスが機能しているかどうかの評価項目に重点をおいた。評価基準は,52項目からなり,1.シソーラスの作成方針と作成方法,2.シソーラスの仕様,3.語および語間の関係,4.シソーラスの表示,の4部分に大別される。評価基準を用いた評価の試行も行った。