著者
鳥海不二夫 稲葉通将 大澤博隆 片上大輔 篠田孝祐 松原仁
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告ゲーム情報学(GI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.5, pp.1-1, 2014-06-28

不完全情報コミュニケーションゲームである「人狼」を題材にした研究プロジェクトの概要を紹介し,ゲーム情報学という観点からこのプロジェクトの将来について展望していく.
著者
梶原健吾 鳥海不二夫 大橋弘忠 大澤博隆 片上大輔 稲葉通将 篠田孝祐 西野順二
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.597-598, 2014-03-11

近年の人工知能の技術の発展により、チェスや将棋等の完全情報ゲームでは人工知能が人間のプロを相手に勝利するようになった。一方で、不完全情報ゲームについての研究は多くはない。そこでコミュニケーションゲーム“人狼”に着目し、人工知能が目指すべき新たな目標として設定する。本研究ではこのゲーム内で使用される主な言葉をプロトコル化し、各エージェントがそのプロトコルで会話をすることでゲームが進行される。過去の会話内容やプレイヤー数等を環境とし、発言内容や能力者の行動等の戦略をQ学習により学習させ、最適戦略を解析する。
著者
鳥海不二夫 篠田孝祐 兼山元太
雑誌
デジタルプラクティス
巻号頁・発行日
vol.3, no.3, pp.201-208, 2012-07-15

本論文は,東日本大震災時に投稿された数多くの情報の中から,デマ情報を判別する目的で作成されたWEBアプリケーション「でまったー」についてその判定精度分析を行う.これによって,ソーシャルメディアを用いたデマの判定が可能かどうかを明らかにする.判定精度分析には,東日本大震災時にTwitterに投稿された約3億のTweetを利用し,デマ情報と真の情報が正しく分類できたかを確認した.その結果,利用したアルゴリズムによって81.7%の精度でデマ情報を判定可能であることを確認した.
著者
須田剛裕 小嶋和徳 伊藤慶明 石亀昌明 鳥海不二夫
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.99-100, 2013-03-06

現在ソーシャルネット・ワーキング・サービス(SNS)は,テレビや新聞といった既存のメディアと並んで情報収集のツールとして,また知人や友人らと繋がりをもつことでネットワークを構築し,情報の共有などを行っている.東日本大震災時に投稿され拡散した数多くの情報には,結果的に間違った情報であったデマも含まれてしまった.そこで本研究では東日本大震災時にTwitterに投稿された約3億のTweetデータにおいて,リツイート数などを使って情報の拡散状況とデマにつながりやすいキーワードを分析結果を特徴量としたクラスタリングを行うことで,デマ情報かどうかを推定する試みを行う.
著者
須田剛裕 小嶋和徳 伊藤慶明 石亀昌明 鳥海不二夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.99-101, 2013-03-06

現在ソーシャルネット・ワーキング・サービス(SNS)は,テレビや新聞といった既存のメディアと並んで情報収集のツールとして,また知人や友人らと繋がりをもつことでネットワークを構築し,情報の共有などを行っている.東日本大震災時に投稿され拡散した数多くの情報には,結果的に間違った情報であったデマも含まれてしまった.そこで本研究では東日本大震災時にTwitterに投稿された約3億のTweetデータにおいて,リツイート数などを使って情報の拡散状況とデマにつながりやすいキーワードを分析結果を特徴量としたクラスタリングを行うことで,デマ情報かどうかを推定する試みを行う.
著者
鳥海不二夫 篠田孝祐 兼山元太
雑誌
デジタルプラクティス
巻号頁・発行日
vol.3, no.3, pp.201-208, 2012-07-15

本論文は,東日本大震災時に投稿された数多くの情報の中から,デマ情報を判別する目的で作成されたWEBアプリケーション「でまったー」についてその判定精度分析を行う.これによって,ソーシャルメディアを用いたデマの判定が可能かどうかを明らかにする.判定精度分析には,東日本大震災時にTwitterに投稿された約3億のTweetを利用し,デマ情報と真の情報が正しく分類できたかを確認した.その結果,利用したアルゴリズムによって81.7%の精度でデマ情報を判定可能であることを確認した.
著者
鳥海不二 西村 啓 浅野 千尋 石井 健一郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告知能と複雑系(ICS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.26, pp.67-74, 2007-03-15
参考文献数
10
被引用文献数
1

年市場における個人投資家の割合は増加の一歩をたどっている.これにともない,アルゴリズムトレードを利用した取引が注目されている.しかしながら,投資家にとって取引エージェントの作成は敷居が高く,自動取引エージェント上に優秀なアルゴリズムを実現するのは困難である.そこで,本研究では投資スキルは十分にあるもののプロミングのスキルが十分ではない投資家に対して,その投資家の投資戦略を取引エージェント上で実現することを目指し,自動取引エージェントの作成支援システムを,第一回スーパーカブロボコンテスト用に開発した.その結果,コンテスト参加者の60%が支援システムを利用して取引エージェントを作成した.作成支援システムによって作られた自動取引エージェントは,Javaプログラミングによって作成された自動取引エージェントと比較して遜色の無い取引を行うことが出来ることを確認した.また,プログラミングスキルの低い投資家に対してもアルゴリズムトレードへの参加を促すことができたことを確認した.Recently, automatical trading agents are received attention from traders. However, it is hard to develop them for individual investors who have little programming skills. Thus, we proposed a support system for trading agents design for "Super kaburobo contest" which is a contest of automated stock trading. Consequently, the 60% of associate participants used the support system. Additionally, it is confirmed that trading agents developed by the systems are comparable to java-programed trading agents.
著者
須田剛裕 小嶋和徳 伊藤慶明 石亀昌明 鳥海不二夫
雑誌
第75回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.99-100, 2013-03-06

現在ソーシャルネット・ワーキング・サービス(SNS)は,テレビや新聞といった既存のメディアと並んで情報収集のツールとして,また知人や友人らと繋がりをもつことでネットワークを構築し,情報の共有などを行っている.東日本大震災時に投稿され拡散した数多くの情報には,結果的に間違った情報であったデマも含まれてしまった.そこで本研究では東日本大震災時にTwitterに投稿された約3億のTweetデータにおいて,リツイート数などを使って情報の拡散状況とデマにつながりやすいキーワードを分析結果を特徴量としたクラスタリングを行うことで,デマ情報かどうかを推定する試みを行う.
著者
池田圭佑 岡田佳之 榊剛史 鳥海不二夫 篠田孝祐 風間一洋 野田五十樹 諏訪博彦 栗原聡
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告知能システム(ICS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.7, pp.1-7, 2014-01-16

2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災後,Twitter 等ソーシャルメディアの果たした役割はとても大きく,今後起こるであろう各種災害においても重要な役割を担うことが予想される.しかし,誤った情報 (流言・デマ) が広がったことも事実であり,大きな社会問題となった.災害時には,必要な情報をいち早く拡散させるだけでなく,誤った情報の拡散を早期に収束させることが重要である.これまで,我々は情報拡散モデルとして,感染症の拡散モデルとして有名な SIR モデルを拡張させたモデルを提案しているが,この手法では情報を伝搬させるかどうかを確率的状態遷移モデルで表現している.しかし,実際には人は情報に対する興昧度や,情報発信元の信頼,また日常生活パタン等に基づいて情報を伝搬させるかどうかの判断を決定していると考えられる.本研究では,マルチエージェント型拡張 SIR モデルを提案すると共に,それを用いた情報拡散シミュレーションの定量的な評価手法を考案し,評価を行った.