著者

Hiroki TAKAMURA Hiroshi KADOMURA Hidehiro SOHMA Norio TASE Hiromi HAMADA Yuichi SUZUKI Akihiko INAMURA Hiroshi SHIMAZU Payzulla ZAYDUN Tsuyoshi OHTA Masaya YASUHARA Tashpolat TIYIP Tadashi KONO Hamid YIMIT Heigang XIONG Wei ZHONG Heigang XIONG Nurbay ABDUSALIH Peipou HUANG Hiroyuki SAWADA Hiroshi UMEMURA Kentaro SUZUKI Gulmira OMAR Kunihiko ENDO Motoko KANEMAKI Xiaoyu MA Jianli DING Jianqian ZHAN

出版者

The Association of Japanese Geographers

雑誌

地理学評論 (ISSN:13479555)

巻号頁・発行日

vol.75, no.12, pp.750-761, 2002-10-01 (Released:2008-12-25)

著者

薛 進軍 園田 正 臼井 恵美子 萬行 英二 安達 貴教 厳 善平 戴 二彪 本台 進 柳原 光芳 杉田 伸樹 岑 智偉 南 亮進 Li Shi Knight John Xin Meng Cai Fang Wei Zhong Vakulabharanam Vamsi

出版者

名古屋大学

雑誌

基盤研究(A)

巻号頁・発行日

2011-04-01

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中国は高度成長を続け,世界第二の経済大国となった一方で,巨大な所得格差が存続し,住民のデモや少数民族の暴動も頻発し,社会が不安定な状態にある。また,安い労働力で支えられた高度成長は,急速な賃金上昇と労働不足でブレーキがかかり始めている。これらの問題は,国際経済,特に日本経済にも大きな影響を与え始めている。こうした問題は,労働移動に関するルイスの転換点,所得分配に関するクズネッツの転換点と密接な関係をもち,経済転換期における典型的な現象としてとらえられる。本研究は,中国で実施されたパネル調査のミクロデータに基づいて二つの転換点を検討し,転換点の中国経済への意義と国際経済への影響を分析する。