著者
久野 久
出版者
日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.56, no.656, pp.226-231, 1950
被引用文献数
1
著者
大槻 憲四郎
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.127, no.9, pp.527-544, 2021-09-15 (Released:2021-12-15)
参考文献数
118

Otsuki(1989)による「プレート収れん速度の法則」を新たなプレート運動モデル,震波トモグラフィー,古地震学・地質学,GPS測地学などのデータに基づいて更新した.全28の沈み込み帯からスラブ先端深度が200 km以下と異常なテクトニック状況下にあるそれぞれ4つの沈み込み帯を除外して残った20の沈み込み帯は,Va=(Vo//a+Vs//a)-69とVt//a=69-Vs//aという単純な式に従う(単位は全てmm/yで,決定係数R2はともに0.91以上).ここで,Vaは上盤プレートの変形速度(短縮が正),Vs//aとVo//aはそれぞれ下盤プレートと上盤プレートのVaに平行な速度成分(海溝に向かう方向が正),Vt//aは海溝軸の移動速度のVaに平行な成分(海側に向かう方向が正)である.これによって,「プレート収れん速度の法則」がよりしっかりと成立していることが確認された.
著者
山崎 直方
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.9, no.110, pp.390-398, 1902-11
被引用文献数
2 2
著者
神保 小虎
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.12, no.141, pp.178-182, 1905-06-20
著者
笠間 友博 山下 浩之 萬年 一剛 奥野 充 中村 俊夫
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.116, no.4, pp.229-232, 2010
被引用文献数
1

The Futagoyama lava dome, one of the post-caldera central cones of Hakone volcano (Kanagawa, Japan), is though to have formed by a single eruption at 5 ka. However, in this study, we show that the dome formed over the course of at least three eruptions. We discovered a relatively old block-and-ash flow deposit (Hakone-Futagoyama Yamazaki block-and-ash flow deposit [Hk-FtY]) that originated from the Futagoyama lava dome, as indicated by its chemical composition and its age of 20,390 ± 40 yr BP. We also re-examined the source of the Shinanoya pyroclastic flow deposit, which was previously interpreted to be of Komagatake origin and was dated at 17,920 ± 320 yr BP (reference), and concluded that this deposit also originated from the Futagoyama lava dome. The recent eruptive history of Futagoyama suggests that its eruptions may have been synchronous with those of Kamiyama. In addition, the eruptive centers of Futagoyama and Kamiyama are aligned with each other along a linear trace.
著者
丹羽 正和
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.112, no.6, pp.371-389, 2006-06-15
被引用文献数
3

岐阜県高山地域に分布する美濃帯中期ジュラ紀付加体小八賀川コンプレックスは,チャート,石灰岩および苦鉄質火山岩類といった海洋性岩石のスラブが卓越することで特徴付けられる.小八賀川コンプレックスは,岩相,産状および変形構造から,ペルム紀の海山を主な起源とし,岩相境界に著しい破砕を伴う変形構造が発達する部分と,ペルム紀〜前期ジュラ紀の海洋底岩石を主な基盤とする海洋プレート層序の構成岩石がスラストで繰り返す覆瓦構造をなす部分とに認識できる.スラストは砥石型珪質粘土岩と苦鉄質火山岩類の一部に特徴的に発達する.スラストが示す運動方向は,東北東-西南西〜北東-南西走向・高角北傾斜の構造性面構造に対し,右横ずれ成分の卓越するtop-to-the-eastの方向の努断を示す.これは,美濃帯後期ジュラ紀〜前期白亜紀付加体のメランジュの剪断変形組織およびスラストが示す運動方向とは異なる.
著者
藤本 治義
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.42, no.498, pp.137-151, 1935-03
被引用文献数
1 3
著者
宍倉 正展 鎌滝 孝信 藤原 治
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.122, no.7, pp.357-370, 2016
被引用文献数
1

<p>フィリピン海プレートが沈み込む相模トラフ沿いでは,過去からプレート間地震(いわゆる関東地震)がくり返し生じてきた.歴史上に記録されている1703年元禄関東地震と1923年大正関東地震では,南関東沿岸に地殻変動を伴い,大きな津波が襲ったことが知られている.地殻変動は海岸段丘などの離水海岸地形や隆起生物遺骸として,また津波は津波堆積物として,それぞれ地形や地層に記録されている.房総半島南部沿岸では,地殻変動や津波の影響を特に大きく受け,複数のレベルに海岸段丘が発達していたり,縄文海進期の内湾堆積物中に複数枚の津波堆積物が挟まれていたりする.これらの記録を解読することで,過去7000年から8000年以上に渡る地震や津波の履歴を復元することができる.</p>
著者
山路 敦
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.122, no.6, pp.275-286, 2016-06-15 (Released:2016-08-01)
参考文献数
25
被引用文献数
1 3
著者
早坂 一郎
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.20, no.242, 1913-11-20
著者
早坂 一郎
出版者
日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.39, no.468, pp.547-551, 1932
被引用文献数
1 2
著者
早坂 一郎
出版者
日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.32, no.379, pp.142-146, 1925
被引用文献数
5 1
著者
早坂 一郎
出版者
日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.28, no.339, pp.479-480, 1921