著者
小島 真志
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.46, no.9, pp.61-64, 2008-09-01 (Released:2013-04-26)
参考文献数
8
被引用文献数
2
著者
大平 将之
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 = Concrete journal (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.39, no.10, pp.3-8, 2001-10-01

全作業所に共通の分別ルールを設定し, 発生するすべての廃棄物を品目ごとに収集運搬する巡回回収システムを紹介する。このシステムはリサイクルの向上が狙いであり, 一般家庭から出るゴミの収集と同じように, 品目別に全作業所を巡回回収するものである。また, 木くず, 紙くず, せっこうボード, ロックウール, コンクリート, ALC, 塩ビ管等の再生される品目に加え, リサイクルが困難であった混合廃棄物を「もえるもの」「もえないもの」に分け, 「もえるもの」はサーマルリサイクルしている点にも特徴がある。
著者
早川 智浩 富井 孝喜 青木 茂 古城 誠
出版者
Japan Concrete Institute
雑誌
コンクリート工学 = Concrete journal (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.50, no.4, pp.338-344, 2012-04-01
参考文献数
13

上面増厚工法の増厚材に高流動高じん性モルタルを用いた新しい上面増厚工法(タフスラブ・ラピッド工法)を開発した。本工法は,従来工法である鋼繊維補強コンクリートの課題であった機械設備のコンパクト化,充てん性および一体性の確保,薄層施工,鋼繊維による防水層への影響を解決した。本稿では,新しく開発した増厚材の性質およびその増厚材を用いて実施した施工性能確認試験とその結果について述べる。
著者
上田 清弘 安東 嵩容 永尾 拓洋
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.50, no.7, pp.615-620, 2012 (Released:2013-07-01)
参考文献数
7

身延線富士宮・西富士宮間立体交差化事業は,工期短縮および景観性の向上を目的として,プレキャストアーチ式ラーメン高架橋を鉄道構造物として初めて採用した事例である。プレキャストアーチ式ラーメン高架橋とは,工場製作されたスタンド部材,半割アーチ梁部材,横梁・スラブ部材と呼ばれる3つのプレキャスト部材を現場で組み立てることにより構築した開腹型アーチ橋形式の高架橋である。本稿では,プレキャストアーチ式ラーメン高架橋の特徴,施工方法および施工管理について報告する。
著者
五味 智夫 岡本 康敬
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.19, no.5, pp.34-44, 1981

最近のコンクリートダム建設において,人工砂の製造に経済性や環境問題などから種々の制約を受ける場合には,河川砂の供給がほとんど期待できないため,海砂を使用せざるを得ない傾向にある。著者らは,海砂に含まれる塩化物を適度に低下させることが容易であれば,海砂はその安定した供給量や品質からみて人工砂の比ではない点に注目し,散水実験を行い,ダム用骨材として十分採用できるものと判断した。<BR>この結果をふまえて,長期のコンクリート打設期間を通じて除塩作業と取り組み,良好な実施結果を得た。また,現場になじみやすい塩分測定法を採用することにより,品質管理の煩雑なイメージを解消するとともに,十分対応できることも確認した。
著者
岩島 保 波田 匡司 坂本 真 柳井 修司
出版者
Japan Concrete Institute
雑誌
コンクリート工学 = Concrete journal (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.51, no.8, pp.641-647, 2013-08-01

新名神高速道路に建設された川下川橋は,神戸市と宝塚市を跨ぐ急峻な谷間に架かるPRC 3径間連続ラーメン箱桁橋であり,橋脚高95m,最大張出し架設長110mを有する国内最大規模のコンクリート橋である。本橋は,高強度鉄筋を使用した大口径深礎,高強度鉄筋と高強度コンクリートを使用した中空断面の高橋脚,桁高12mのコンクリートウェブを有する広幅員かつ長支間の主桁など,特徴的な構造を有する。本稿では,これらの部材に適用したコンクリートの特徴とその施工方法ならびに施工結果について報告する。
著者
中根 淳
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.35, no.1, pp.17-19, 1997-01-01 (Released:2013-04-26)
参考文献数
16
被引用文献数
1
著者
Zdenek P. Bazant
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.40, no.2, pp.16-28, 2002-02-01 (Released:2013-04-26)
被引用文献数
5 5

Far from attempting a comprehensive and balanced account of the evolution of the field of distributed softening damage, quasibrittle fracture and its scaling, the author reminisces in an anecdotal form on his and his collaborators' efforts to contribute to the resolution of various problems.
著者
堺 純一
出版者
公益社団法人 日本コンクリート工学会
雑誌
コンクリート工学 (ISSN:03871061)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.58-64, 2014 (Released:2015-01-01)
参考文献数
16