著者
伊庭 幸人
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.48, no.4, pp.346-349, 1987-07-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
表 實
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.42-46, 1983-04-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
中野 藤生
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.84, no.2, pp.205-214, 2005-05-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
津田 一郎 ケルナー エドガー 清水 博
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.50, no.4, pp.664-666, 1988-07-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
大海 悠太 池上 高志
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.88, no.3, pp.440-443, 2007-06-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。研究会報告
著者
吉村 一良
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.74, no.4, pp.321-330, 2000-07-20
被引用文献数
1

最近注目を集めている、低次元量子スピン磁性体の実験(特に無機系)にスポットを当てて特集を組むことになった。このテーマは非常に新しく、最近流行のテーマの一つであるが、低次元磁性体の問題は実は非常に古い問題であって、古くから様々な研究が盛んに行われてきた。理論的にも扱い易いことから、Spin Peierls転移をはじめ、Bonner-Fisherモデル[1]、交替スピン鎖モデル[2]、ダイマーモデル[3]、ハルデンギャップ問題(F.D.M.Haldaneのお告げ)[4]、共鳴原子価結合状態(P.W.Andersonのお告げ)[5]、スピン梯子(ラダー)系についてのT.M.Riceの理論[6,7]、軌道秩序によるS=1系三角格子のスピン一重項形成(G.A.Sawatzkyらの予言)[8]などのいくつかの非常におもしろいモデル・予言(お告げ)が理論家によって提案され、それらをモーティベーションに盛んに研究が行われてきている。そしてご存じのように1986年に至って銅酸化物高温超伝導怖が二次元モット反強磁性体の近傍に発見され、そして、更には、アンダードープ超伝導体においてスピンギャップ現象が見つかり、高温超伝導の発現との関係が取りざだされるようになって[9-13]、低次元特有の量子効果としてのスピンギャップ現象が再認識・注目されてきていると言える。ここにあげたような低次元特有の、そして非常に魅力的な理論のお告げが有るわけだが、しかしながら、実際にそれに対応するような系が見つからないと、いくらおもしろいお告げであっても、机上の空論、絵に描いた餅と言うことになってしまう。純粋に理論だけに興味が有る場合はそれでも良いのかもしれないが、しかし実例が見つかり、現実が伴った方が格段に広範の興味を引くわけであり、そこで実験家の登場となるわけである。やはり、科学は自然をいかに理解していくかという学問であるのだから。(いろいろもの作りをやっているとつくづく自然は偉大だと思い知らされる。高温超伝導体のようなとんでもない物質がまだまだ自然界には眠っている気がする。)いや、実験家の立場からすれば実験が第一で、奇妙な振る舞いが実験によって見つかり、それを理論が説明していき、新しい概念が生まれてくるという、実験主導型の研究が理想であるが、いずれにしても言いたいことは、実験と理論との相互作用が大変重要で有ると言うことである。銅酸化物高温超伝導体が見つかっていなければ、固体物理・固体化学が現在こんなに注目されていないのではないかと思う。この特集号には、数々の低次元磁性化合物が登場するが、これらはみな低次元系の理論モデルの典型例、または、近い物質が多い。それは実験家の努力の結晶であり、また、理論家の有益なるモデル構築の賜であろう。さて、ここでは、この特集に寄せられた解説記事に必要と思われる理論のモデル・お告げを例に取りながら概説していこう。
著者
石井 晃 吉田 就彦 新垣 久史 山崎 富美
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.86, no.4, pp.554-557, 2006-07-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。研究会報告
著者
Iwashita Yasutaka Tanaka Hajime
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.87, no.1, pp.162-163, 2006-10-20

相分離は、ヘテロな空間構造を形成するうえで最も基本的な物理現象の一つである。しかし多くのソフトマターのようにメゾスケールの内部秩序を持つ系の相分離に関しては、幾つかの興味深いパターン形成が報告されているものの、その秩序が相分離キネティクスに与える影響については未だ十分に解明されていない。本研究ではリオトロピック液晶のラメラ(スメクチック)-スポンジ(等方)相分離を用いた実験を行い、基本的な(低次元の)秩序であるスメクチック秩序が相分離パターン形成においてどのような役割を果たすか調べた。その結果スメクチック秩序と相分離のキネティックな競合により、ネットワーク、フォーム、ドロップレットといった全く異なる空間構造が形成され得ることを示した。
著者
吉田 春夫
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.53, no.5, pp.690-693, 1990-02-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。Symplectic integators are numerical integration schemes for Hamiltonian systems, which conserve the sysmplectic 2-form exactly. For small value of the integration time step γ, there is no secular change of the error of energy. This comes from the fact that the obtained mapping describes the time evolution of a slightly perturbed Hamiltonian system exactly.
著者
木村 敏
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.29-31, 1993-04-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
相沢 洋二
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.353-354, 1985-05-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。研究会報告
著者
青木 一郎
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.111-121, 1980-05-20

惑星における輻射エントロピーの吸収,放出の収支から,各惑星におけるエントロピー生成の値を計算した。地球に対する値は,1.2×10^<-4>[J/cm^2・s・K]である。また,地球に対して地表,大気上層,大気下層における輻射エントロピーの流れ,および地表,大気におけるエントロピー生成を求めた。大気におけるエントロピー生成の大きさは,地表におけるそれの約4.4倍である。
著者
伊藤 孝寛
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.72, no.5, pp.670-688, 1999-08-20

異方的超伝導に代表される様々な興味深い物性を示すことで知られる強相関5f電子系化合物UPt_3及びURu_2Si_2について、物性に深く関わるフェルミレベル近傍の電子状態、特にフェルミ面の情報を調べるために高分解能角度分解光電子分光を行った。実験的に直接決定したバンド構造をLDAバンド計算と比較することにより、UPt_3及びURu_2Si_2において価電子帯全体を占めるPt5d及びRu4dバンドについては、バンド計算により定性的によく再現されることを見いだした。それに対し、UPt_3及びURu_2Si_2における物性に深く関わるフェルミレベル近傍のU5f及びU5f-Ru4d混成バンドについては、U5f電子の強い電子相関の効果による繰り込み(renormalization)の効果を受けて非常に幅が狭くなっているため、バンド計算では再現されないことを見いだした。さらに、実験から見積もられたU5f及びU5f-Ru4dバンドの有効質量増強因子は、物性測定から見積もられる値と定性的に一致することを見いだした。また、URu_2Si_2においては、U5f-Ru4d混成バンドによる、dHvA測定ではまだ観測されていなかったZ点の大きなホール面を示唆する構造を見いだした。以上の結果から、高分解能角度分解光電子分光法は、5f強相関電子系化合物において、強い電子相関の効果を受けたフェルミレベル近傍のU5f電子状態、特にフェルミ面の情報を得る上で有効であることが示された。