著者
鈴木 大助
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会研究会資料 先進的学習科学と工学研究会 99回(2023/11) (ISSN:13494104)
巻号頁・発行日
pp.07-11, 2023-11-15 (Released:2023-11-15)

教務事項に関する学生からの問い合わせに回答するため、教務に関係する教職員は多くの時間と労力を費やしている。本研究では、この質問対応に要する時間と労力の軽減のため、ChatGPTを活用できるかどうか検討を行う。筆者の所属学部における教務文書を回答の根拠文書として与え、教務事項に関するいくつかの質問を提示して、得られた回答が実際の回答として使用できるかどうか、教務の観点から評価を行う。
著者
古池 謙人 東本 崇仁
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会研究会資料 先進的学習科学と工学研究会 75回 (2015/11) (ISSN:13494104)
巻号頁・発行日
pp.11, 2015-11-10 (Released:2021-06-28)

People usually deal with much information, and judge next what to do in an instant. Therefore, it is useful to support for acquisition of an ability which can be judged instantly. In this paper, we designed a learning support system for instant judgement ability in the FPS game. The system provide a situation of its actual game that has much information, and let them judge how to behave in the situation. A learner makes himself structure tacit knowledge used for a judgement after it. This activity facilitate their reflection and to understand their error of judgement. In addition, by increasing complex of the situation gradually, our system lead deep understanding. To realize the system, we describe structuring FPS game and the judgement.
著者
鈴木 大助
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会研究会資料 先進的学習科学と工学研究会 (ISSN:13494104)
巻号頁・発行日
pp.05, 2022-11-10 (Released:2022-11-10)

本研究は,本学経済経営学部2019年度入学生3年終了時の専門分野・応用分野の修得科目に基づいてクラスタリングと可視化を行い,もって専門分野選択の傾向を把握することを目的とする.主成分分析およびt-SNEで次元削減・可視化し,k-平均法でクラスタリングを行った結果,経済・経営科目重点修得群,情報・経済科目重点修得群,スポーツ・経済科目重点修得群,法学科目重点修得群を含む8群の存在が示唆された.
著者
田中 孝治 森川 綾香 石川 健介
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会研究会資料 先進的学習科学と工学研究会 92回 (2021/7) (ISSN:13494104)
巻号頁・発行日
pp.04, 2021-06-30 (Released:2021-07-02)

コロナ禍の学校教育システムにおける価値共破壊を回避することが必要である。著者らの大学の学科では,学生が主体となってピアサポートサービスを提供するオンライン心理教育的援助サービスが実施された。本研究では,ピアサポートサービスの提供者を対象に質的調査を行い,心理教育的援助サービスにおける教員と学生の価値共創を検討した。
著者
西川 純平 森田 純哉
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会研究会資料 先進的学習科学と工学研究会 93回 (2021/11) (ISSN:13494104)
巻号頁・発行日
pp.38-43, 2021-11-15 (Released:2021-11-15)

言語発達の過程で個々の子どもが抱える困難は多様である.とくに音声の認識を支える音韻意識という能力が未熟なとき様々な発話の誤りが表れる.個別の誤りへの対応では,それぞれのメカニズムの理解に基づく支援が重要である.このために,子ども個人の音韻意識に対応づけた認知モデルを利用する音韻意識形成支援システムの構築を目指す.とくに本研究では,子どもがもつ音韻意識の状態を推定する方法を検討する.