著者
池田 忍
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.259, pp.192-201, 2013-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第259集『空間と表象』上村清雄 編"Space and Representation" Report on the Research Projects No.259
著者
田島 正樹 タジマ マサキ TAJIMA Masaki
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.271, pp.1-6, 2014-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 第271集 『法の主観的価値と客観的機能について』嶋津 格 編"On Low; Its Seeming Values and Objective Functions", Chiba University Graduate School of Humanities and Social Sciences Research Project Reports No.271
著者
國分 篤志
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.276, pp.97-121, 2014-02-28

原始・古代の日本列島で実修された占いとして、『古事記』・『日本書紀』などにみえる「太占」(ふとまに)がある。これは、例えば『古事記』神代巻天岩屋戸条において、「天の香山の眞男鹿の肩を内抜きに抜きて、天の香山の天の朱桜を取りて、占合いまかなはしめて...」とあるように、シカなどの肩胛骨を素材に、火箸状のもので焦げ目を付け(焼灼)、その罅を観て占うものであり、占いに用いた痕跡の残る獣骨が「卜骨」である。卜骨は、弥生時代から平安時代前期に至るまで、手法・形態・素材を変えつつも考古遺物として存在を確認できる。その消長を大局的にみると、帰属時期は弥生時代前期~古墳時代初頭と、古墳時代後期~奈良・平安時代の2つの時期に大別でき、中間に当たる古墳時代前~中期に帰属する事例は僅少である。本稿ではこのうち、より資料点数が多く分布範囲も広い前者の時期を中心に、型式学的な見地から扱うこととする。弥生時代~古墳時代初頭の卜骨は、全国で20都府県54遺跡での出土が報告されている(第1図・第1表)。当該期における時期差・地域差などを明らかにしたい。なお、引用した卜骨の実測図のうち、肩胛骨を素材としたものでは、関節窩が下になるように配置させていただいていることをお断りしておく。千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 第276集 『型式論の実践的研究II』柳澤 清一 編"Pratical Study of Typology II", Chiba University Graduate School of Humanities and Social Sciences Research Project Reports No.276
著者
白井 久美子 シライ クミコ SHIRAI Kumiko
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.276, pp.123-132, 2014-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 第276集 『型式論の実践的研究II』柳澤 清一 編"Pratical Study of Typology II", Chiba University Graduate School of Humanities and Social Sciences Research Project Reports No.276前方後円墳は、日本独特の王陵の形態である。それはまた、ヤマト王権の象徴でもあり、前方後円墳が日本各地の豪族の墓として採用されていく過程は、王権の勢力拡大の軌跡を最も端的に表している。一方、前方後円墳が出現する古墳時代は、日本が東アジア世界の外交を本格的に開始した時期であり、前方後円墳の出現は激動の時代を象徴する出来事であったともいえる。また、長い間、前方後円墳の研究は、箸墓古墳や大仙古墳(仁徳陵古墳)などに代表される近畿地方の巨大な墳丘や埋葬施設、豪華な副葬品を対象に進められ、地方の前方後円墳の情報が全国的に伝わることはほとんどなかった。ところが、1991年~2000年にまとめられた全国の前方後円墳集成の結果によって意外な事実が浮かび上がった。その集成を監修した近藤義郎氏は、はしがきで次のように述べている。「日本全土のうちでもっとも数多くの前方後円墳が作られたのは千葉県であり、それは奈良県の約2.5倍、京都府の約6倍の数という事実の解明は、これまでの理解を大きく変え、前方後円墳とはなにかを考えるひとつの手掛かりとなる。」特に、関東地方の前方後円墳の盛衰は、近畿地方とは大きく異なる。近畿地方で前方後円墳の巨大化が進む前期には、関東では「前方後方墳」を豪族の墓に採用し、近畿地方で大型前方後円墳を作らなくなる後期の6世紀後半以降になって盛んに大型前方後円墳を築造している。千葉県はその代表的な地域であり、このことが全国一多い前方後円墳を創出しているのであるが、関東地方にとって前方後円墳の築造とはどのような意味をもっていたのか、改めて検証することにしたい。
著者
千葉 和矢 チバ カズヤ CHIBA Kazuya
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.231, pp.24-37, 2011-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第231集『社会運動と新しい働き方に関する研究』 尾形隆彰 編"Social Movement and New Types of Working" Report on Research Project No.231
著者
古舘 嘉 フルダテ ヨシミ Furudate Yoshimi
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.268, pp.62-77, 2014-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第268集『文化における想起・忘却・記憶』三宅晶子 編" Remembering , Forgetting , and Memory in Culture " Report on Research Projects No.268
著者
望月 由紀
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
no.185, pp.24-32, 2010-03-31

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第185集『犯罪・修復・責任』嶋津格 編
著者
須藤 温子
出版者
千葉大学大学院社会文化科学研究科
雑誌
千葉大学社会文化科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
no.50, pp.5-32,

千葉大学社会文化科学研究科研究プロジェクト報告書第50集『文学・メディア・ジェンダー』所収
著者
中村 綾李
出版者
千葉大学大学院人文公共学府
雑誌
千葉大学大学院人文公共学府研究プロジェクト報告書 = Chiba University Graduate School of Humanities and Study of Public Affairs Research Project Reports (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
no.324, pp.33-40, 2018-02-28

[要旨] 税金は、国民生活や経済社会と密接に関係するものであり私たちの暮らしを大きく支えている。また、様々な公共サービスを提供する活動の財源にもなっており、税制度は国民にとって大切なものである。次世代を担う子どもたちが、税金について正しい知識と理解を持ち、国の在り方を納税者として考えることをできるようにすることが必要である。租税教育の充実に向け、学校だけではなく多くの団体が租税教育事業に取り組んでいるが課題もある。中学校社会科の授業における租税教育では、学習指導要領の内容を子どもたちが十分に理解をし、納税者としての自覚を持てるような授業がなされていないのではないだろうか。本稿は、納税と生活における行動との繋がりを題材とした、ゲーミフィケーションの考えを用いた「目指せ!パーフェクト納税者」という教材を作成し、租税教育における教材としての有効性と課題について明らかにした。