著者
須賀 隆章 スガ タカアキ SUGA Takaaki
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.259, pp.101-110, 2013-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第259集『空間と表象』上村清雄 編"Space and Representation" Report on the Research Projects No.259
著者
劉 峰
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.264, pp.2-22, 2013-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第264集『東アジア「近世」比較社会史研究』 山田 賢 編"Comparative Study of Early Modern Societies in East Asia" Report on the Research Projects No.264
著者
長澤 淑夫
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
no.166, pp.13-24, 2011-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第166集『日本の社会・労働運動の史的研究』三宅明正 編
著者
阿部 学
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.237, pp.25-35, 2011-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第237集『起業家教育に関する実践的研究』 藤川 大祐 編"A Practical Study About Entrepreneurship education" Report on Research Project No.237本稿は、大澤真幸・宮台真司『大澤真幸 THINKING「O」第8 号-「正義」について論じます-』(左右社、2010)で取り上げられるミメーシス(「感染的模倣」)の概念をたよりに、キャリア教育の教育方法について考察するものである。とくに宮台と大澤のミメーシス概念は、次のように分類できる。まず、「感染」する対象には、共同体的な存在と脱共同体的な存在のふたつがあり、それらの利他的行為によって「感染」が惹き起こされる。また、他者への「感染」を可能にするのは、「感染」する人A と、対象となる他者と、その他者を理想的なモデルとして肯定する第三者の視点の3 点が必要になる。さらにまた別の構造として、共同体で共生するにあたっての課題を抱える人から「感染」が惹き起こされることもある。以上のミメーシス概念とキャリア教育との関連ついて、職場体験、「間接的なキャリア教育」、起業家教育を例として考察した。
著者
阿部 学
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
no.257, pp.18-30, 2013-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第257集『都市コミュニティにおける相互扶助と次世代育成』水島治郎 編
著者
池田 忍 イケダ シノブ Ikeda Shinobu
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.259, pp.192-201, 2013-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第259集『空間と表象』上村清雄 編"Space and Representation" Report on the Research Projects No.259
著者
新保 淳乃 シンボ キヨノ SHINBO Kiyono
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.279, pp.46-56, 2014-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 第279集 『歴史=表象の現在』上村 清雄 編"The Presence of History as Representation", Chiba University Graduate School of Humanities and Social Sciences Research Project Reports No.279トルクアート・タッソ(Torquato Tasso, 一五四四-一五九五年)が一五七五年にフェッラーラで発表した『解放されたエルサレム』は、一〇九九年の第一回十字軍を題材に、キリスト教徒の騎士たちがエルサレム奪還をめぐってイスラム勢力を争う壮大な叙事詩である。この叙事詩が発表された十六世紀末のイタリア半島およびヨーロッパ世界は、外からはイスラム教を主とするオスマン帝国の慎重に脅かされ、内からはカトリック教会の失地回復運動とも呼ぶべき対抗宗教改革に突き動かされていた。そうした時代状況を背景に、『解放されたエルサレム』は文学的議論を巻き起こし、その多彩なエピソードは音楽、演劇、絵画、版画、宮廷バレーとさまざまなかたちに翻案された。本稿は、近世イタリアを代表するこの叙事詩の「絵画化」を巡る研究の序論として、研究史を概観し考察の基本的視点を示すものである。研究史の重要なメルクマールとなるのは、一九五四年にフェッラーラで開かれた国際会議である。そこでの報告と議論によって、タッソの詩とそれを生み出した十六世紀後半のフェッラーラを関連付ける基本的枠組みが整えられた。一九五四年の国際会議を契機に、絵画史にとどまらず文学、音楽、演劇を含めた近世の文化全般に視野を広げて、タッソ受容を多角的に論じる場が次々と設けられた。特に一九八五年にフェッラーラで開催された展覧会企画「文学、音楽、演劇、造形芸術のあいだのタッソ」は、その後の領域横断的なアプローチを決定づけたと言える。一九九五年十二月に、タッソ没後四〇〇周年を記念して再びフェッラーラで大規模な国際会議「トルクアート・タッソとエステ家文化…本稿は平成二五年度科学研究費補助金(若手研究B)「近世イタリア絵画における傷病者・看護者増の社会史的表象研究-女戦士像を中心に」(課題番号・25770042、研究代表者・新保淳乃)による研究成果の一部である。
著者
李 文哲
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.219, pp.120-133, 2011-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第219集『イメージ・政治・メディア』三宅晶子 編"Image, Politics, Media" Report on Research Project No.219
著者
山田 瑞紀 ヤマダ ミズキ Yamada Mizuki
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.260, pp.120-136, 2013-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第260集『境界と差異の社会学』 米村 千代 編"Sociology of Boundary and Difference" Report on the Research Projects No.260
著者
佐竹 彬 サタケ アキラ SATAKE Akira
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.203, pp.57-66, 2011-02

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第203集『哲学的自然主義の諸相の展開』田島正樹 編"Recent developments of the philosophical naturalism" Report on Research Project No.203
著者
田川 史朗 タガワ シロウ TAGAWA Shiro
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.280, pp.95-111, 2014-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 第280集 『新しい働き方とコミュニケーション』尾形 隆彰 編"The New type of Work and Communication", Chiba University Graduate School of Humanities and Social Sciences Research Project Reports No.280ロックバンド「ミドリ」で人気を博し、バンド解散後の現在はソロ活動をしている後藤まりこが次の発言を自身のTwitterアカウントに書き込んだのは2013年9月であった。最近のロックバンドは保守的すぎる。自分のCDを売りたいのなら、それなりにがんばろうよ。もうCDは勝手に売れる時代じゃあないよ。アイドルを見習おうよ。アイドルちゃんめちゃくちゃ攻めてるよ。とあるバンドのスタッフのアカウントがTwitterに書き込んだバンドのイベント参加告知の文面に反応したのを皮切りに、いくつかのツイートで自身の考えを表したのだ。後藤の言の通り、CDの売り上げ高は最盛期と比べて大きく低下し、代わっての台頭が 期待されている音楽配信にもCDに取って代わるほどの伸びはないのが現状である。それでは、「もうCDは勝手に売れる時代」ではなく、「どうすればCDが売れるのかを自らが考えなければならない」時代だとして、ミュージシャンは何を考えどのように活動していけばよいのだろうか。本論ではこの点について事例を取り上げて考察し、課題や着目すべき点を挙げることで今後の日本社会における音楽と「人の流れ」「お金の流れ」の関係性について考えていく一つの手がかりとしたい。なお、本論では創作活動や演奏を自ら行う当事者については「ミュージシャン」を、それ以外の楽器演奏を行わない当事者には「アーティスト」の呼称を用いるものとする。
著者
阿部 学 アベ マナブ Abe Manabu
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.257, pp.18-30, 2013-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第257集『都市コミュニティにおける相互扶助と次世代育成』水島治郎 編"Sustainable Urban Communities: Communality and Generativity" Report on the Research Projects No.257
著者
南雲 大悟
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
no.250, pp.58-75, 2012-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第250集「近現代東アジアにおける相互認識と表象-「脱亜」と「アジア主義」-」山田 賢編
著者
吉良 智子
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
no.279, pp.148-154, 2014-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 第279集 『歴史=表象の現在』上村 清雄 編今日、「人形」は主に女児向けの「玩具」として認識されることが多いが、前近代においては、「女児のアトリビュート」として特殊化されたものではなかった。明治初期以前にも女性のライフサイクルに関わる「雛人形」なども存在したが、それは同時に公家や武士階級あるいは富裕な町人が、その社会的なステータスを示す事物でもあり、「女児の文化」だけに還元されない意義も備えていた。また、祭礼などに使用される「山車」や「菊人形」などは、むしろ成人向けの娯楽産業として成立していた。しかし、人形は、明治以降の近代的な教育制度や教育観の普及とともに、幼児教育という視点から論じられる傾向が強くなり、明治後期には玩具としての人形という認識が形成された。一方で、近代化にともない流入した西欧の概念にそった「美術」が形成された結果、「美術」「美術工芸」「工芸」などのカテゴリーが成立した。しかし、人形は分業体制などの制作工程が「近代的芸術家象」と一致せず、職人的な「伝統工芸」という位置づけをされ、「美術/芸術」の枠組みから外された。このパラダイムの転換を決定付けたのは、一九二〇年代末に始まる「人形芸術運動」だった。芸術としての人形の地位獲得を目指した人形師とコレクターによって始まった人間芸術運動は、数々の研究団体や同人店の開催、人形師とアマチュア作家の技術的交流などを経て、一九三六年の官展進出によりその目的を果たした。この運動は、人形に対する社会的な関心の高まりのほかに、当時女性の間に流行していた人形創作の意欲を巻き込みながら展開したことが、これまでに指摘されてきた。「手芸」の概念…p. 155の図版はリポジトリ未収録
著者
南雲 大悟
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.250, pp.58-75, 2012-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第250集「近現代東アジアにおける相互認識と表象-「脱亜」と「アジア主義」-」山田 賢編"Mutual Understanding in Modern East Asia:The Idea of 'Escape Asia' and 'Pan-Asianism'" Report on the Research Project No.250
著者
池田 忍
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.259, pp.192-201, 2013-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第259集『空間と表象』上村清雄 編"Space and Representation" Report on the Research Projects No.259
著者
田島 正樹 タジマ マサキ TAJIMA Masaki
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.271, pp.1-6, 2014-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 第271集 『法の主観的価値と客観的機能について』嶋津 格 編"On Low; Its Seeming Values and Objective Functions", Chiba University Graduate School of Humanities and Social Sciences Research Project Reports No.271
著者
國分 篤志
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.276, pp.97-121, 2014-02-28

原始・古代の日本列島で実修された占いとして、『古事記』・『日本書紀』などにみえる「太占」(ふとまに)がある。これは、例えば『古事記』神代巻天岩屋戸条において、「天の香山の眞男鹿の肩を内抜きに抜きて、天の香山の天の朱桜を取りて、占合いまかなはしめて...」とあるように、シカなどの肩胛骨を素材に、火箸状のもので焦げ目を付け(焼灼)、その罅を観て占うものであり、占いに用いた痕跡の残る獣骨が「卜骨」である。卜骨は、弥生時代から平安時代前期に至るまで、手法・形態・素材を変えつつも考古遺物として存在を確認できる。その消長を大局的にみると、帰属時期は弥生時代前期~古墳時代初頭と、古墳時代後期~奈良・平安時代の2つの時期に大別でき、中間に当たる古墳時代前~中期に帰属する事例は僅少である。本稿ではこのうち、より資料点数が多く分布範囲も広い前者の時期を中心に、型式学的な見地から扱うこととする。弥生時代~古墳時代初頭の卜骨は、全国で20都府県54遺跡での出土が報告されている(第1図・第1表)。当該期における時期差・地域差などを明らかにしたい。なお、引用した卜骨の実測図のうち、肩胛骨を素材としたものでは、関節窩が下になるように配置させていただいていることをお断りしておく。千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 第276集 『型式論の実践的研究II』柳澤 清一 編"Pratical Study of Typology II", Chiba University Graduate School of Humanities and Social Sciences Research Project Reports No.276
著者
白井 久美子 シライ クミコ SHIRAI Kumiko
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.276, pp.123-132, 2014-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 第276集 『型式論の実践的研究II』柳澤 清一 編"Pratical Study of Typology II", Chiba University Graduate School of Humanities and Social Sciences Research Project Reports No.276前方後円墳は、日本独特の王陵の形態である。それはまた、ヤマト王権の象徴でもあり、前方後円墳が日本各地の豪族の墓として採用されていく過程は、王権の勢力拡大の軌跡を最も端的に表している。一方、前方後円墳が出現する古墳時代は、日本が東アジア世界の外交を本格的に開始した時期であり、前方後円墳の出現は激動の時代を象徴する出来事であったともいえる。また、長い間、前方後円墳の研究は、箸墓古墳や大仙古墳(仁徳陵古墳)などに代表される近畿地方の巨大な墳丘や埋葬施設、豪華な副葬品を対象に進められ、地方の前方後円墳の情報が全国的に伝わることはほとんどなかった。ところが、1991年~2000年にまとめられた全国の前方後円墳集成の結果によって意外な事実が浮かび上がった。その集成を監修した近藤義郎氏は、はしがきで次のように述べている。「日本全土のうちでもっとも数多くの前方後円墳が作られたのは千葉県であり、それは奈良県の約2.5倍、京都府の約6倍の数という事実の解明は、これまでの理解を大きく変え、前方後円墳とはなにかを考えるひとつの手掛かりとなる。」特に、関東地方の前方後円墳の盛衰は、近畿地方とは大きく異なる。近畿地方で前方後円墳の巨大化が進む前期には、関東では「前方後方墳」を豪族の墓に採用し、近畿地方で大型前方後円墳を作らなくなる後期の6世紀後半以降になって盛んに大型前方後円墳を築造している。千葉県はその代表的な地域であり、このことが全国一多い前方後円墳を創出しているのであるが、関東地方にとって前方後円墳の築造とはどのような意味をもっていたのか、改めて検証することにしたい。
著者
千葉 和矢 チバ カズヤ CHIBA Kazuya
出版者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
雑誌
千葉大学人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書 (ISSN:18817165)
巻号頁・発行日
vol.231, pp.24-37, 2011-02-28

千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書第231集『社会運動と新しい働き方に関する研究』 尾形隆彰 編"Social Movement and New Types of Working" Report on Research Project No.231